「パトロン」語源と意味は?仮想通貨で注目の言葉の使い方

「パトロン」は日本独特の解釈でいくつかの使われ方をしていますが、「パトロン」の本来の意味を知っている人はごくわずかではないでしょうか。

ここでは「パトロン」というカタカナ語そのものに密着するとともに、語源と意味、また仮想通貨における意味、英語での使い方など幅広い視野でまとめています。どうぞ、ボキャブラリーの向上にお役立てください。



「パトロン」の語源と本来の意味は?

早速、「パトロン」の意味を見ていきましょう。語源もあわせて紹介します。

語源は「pater(パテル)」

「パトロン」は英語の「patron」のことですが、語源は英語の基礎となったラテン語「pater(パテル)」からきています。「パテル」はラテン語で「父親」という意味があり、さらに「父親のような存在」という意味を表す「patronus」から派生して生まれたと言われています。

意味は「経済的な支援をする人」

「パトロン」の意味は「経済的に支援をする人」「金銭的に面倒を見てくれる人」、また「保護者」「雇い主」となります。

とかく、世の中にはスポーツや芸術の分野で能力が優れる人はたくさんいるものです。しかし、自分の実力を認めてもらうためには、時として「お金」が必要になります。そのような状況で、それぞれが持つ能力に賛同し、資金を提供しながら後ろ盾をするのが「パトロン」です。

たとえば、絵の才能に優れた人がいるとしましょう。絵を売りたくても、人脈もなければ、絵画展を開く費用も何もありません。どうしようもない状況で必要になる存在が「パトロン」なのです。「パトロン」は絵の才能を認め、賛同し、そして資金的なサポートをします。

もう一つの意味「常連客」

「パトロン」のもう一つの意味は「常連客」「お得意さま」です。飲食店でも小売店でもお客様が店でお金を払ってくれなければ、商売は成り立ちません。継続的に店に立ち寄り、結果として店に経済的な支援をしてくれるのが「パトロン」つまり「常連客」や「お得意さま」なのです。

「パトロン」は相互援助という意味には満たないかもしれませんが、かつては芸術界でパトロンはなくてはならない存在でもあり、現在でもその風潮は普通に保たれています。能力のある人を金銭的に支えるのは決してネガティブな行為ではないのです。

仮想通貨ICO「パトロン」とは?

日本をはじめ世界で注目されている仮想通貨の世界でも「パトロン」という言葉が使われています。2018年8月時点でのプロジェクトの内容や公式サイトについて紹介しましょう。

「パトロン」プロジェクトとは

仮想通貨での「パトロン」とは独自のブロックチェーン技術を使い、SNSでインフルエンサーが配信する枠をトークン化するものです。イメージ的には、新しいビジネスモデルで成功を収めている「Airbnb」や「Uber」などをモデル材料とした「シェアリング(共有する)エコノミー」のことだと解釈すると良いでしょう。

パトロントークンは上場済

パトロンICOのトークン名は「PATRON TOKEN」で、トークンコードは「PAT」、プロトコルは「ERC20トークン」、総発行数は4億PATです。そして、総発行数の50%以上を仮想通貨で注目されるICOを通して配布しています。また、「パトロン」はHitBTCに上場済です。

「パトロン」のCEOは日本人

「パトロン」のCEOであり、また創設者は日本人です。CTO、CMO、CCO、CFOとあらゆる経営陣の顔ぶれがほとんど日本人という、まさに「日本で生まれのプロジェクト」として世界に配信を始めました。

「パトロン」参加方法とサイト

パトロン参加に必要なものは3つ「スマホかパソコン」「メールアドレス」「参加時に使う仮想通貨」です。利用できる通貨は「イーサリアム「イーサリアムクラシック」「ビットコイン」「ビットコインキャッシュ」「ライトコイン」の5通貨となっています。

また、以下が「パトロン」の公式サイトとなります。

公式サイト:https://patron-ico.io/

「パトロン」使った英語表現は?

最後に、「パトロン=patron」を使った英語表現をみてみましょう。

女性は「patroness」

「パトロン=patron」の女性形が「ペイトロネス=patroness」です。「patron」には「男性」であるという断定的な定義はありませんが、「女性形」として独立した呼び方があるため、パトロンが女性の場合は状況に応じで「partoness」を使うようにしましょう。

「patron」の英語例文

  • He is my art patron
    彼は私の芸術を支えてくれるパトロンです。
  • We need to get more powerful patron towards our cafe to expand..
    カフェビジネスを拡大するためには、有力なパトロンが必要だ。

まとめ

「パトロン」は「能力に賛同し、経済的な支援をしてくれる人」「資金面で後ろ盾をしてくれる人」「保護者」「後援者」という意味があるカタカナ語です。「パトロン」というカタカナ語の解釈が別の方向に独り歩きしないように、軸の意味をしっかり把握しておきましょう。

また、「パトロン」は日本で始動された仮想通貨ICOのプロジェクトとして、世界中に羽ばたく注目のトークンです。「パトロン」という言葉のイメージ「支援」「お金」に通じる素晴らしい命名だと感じる人も多いでしょう。これから目の離せないトークンとなりそうです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

某私立大経営学部卒、大手旅行会社、商社を経て、豪州へ移住。米国PCメーカーのカスタマー部に勤務後、カンガルーやエミューのいるNSW州の片田舎で生活を開始。田舎暮らしをきっかけにフリーランス(ライター・翻訳)に転身し現在に至る。趣味はゴルフ、料理、ローカルとのゴシップ、キャンプ。