リロードとはどんな意味？各分野の使い方とスマホでのやり方も紹介

「リロード」とは、一般的にインターネットでページを再読み込みすることを指します。ほかにも、ゲームで銃の弾を再充填することやラグビー用語としても使われています。

この記事は「リロード」の各分野での意味と使い方の解説です。あわせて、パソコンのショートカットやスマホでのやり方も紹介しましょう。

「リロード」の意味とは？

リロードとは「再読み込み」を意味する

「リロード」とは、Webサーバーからページを再読み込みすることを意味するコンピュータ用語です。表示されたWebページを最新の状態に更新する目的や、何らかのトラブルで読み込みに失敗した場合に、もう一度読み込み直す目的で行います。

近年はオンラインで使用するWebアプリやクラウドサービスが増え、これらが上手く動作しない場合にリロードが求められることがあります。

「リロード」の語源は英語「reload」

「リロード」とは、英語「reload」が語源のカタカナ語です。「reload」は 「再び」を表す接頭辞「re」に、「積み込む、装着する」などの意味を持つ「load」からなります。

「リロード」の各分野での使い方とは？

「リロードする」と使うことが多い

「リロード」は、「リロードする」「リロードしてください」のような表現でよく使われます。たとえば、パソコンやスマホ画面を最新の状態にしたい場合やネットの接続を更新したい場合です。

「リロード」は銃弾やフィルムを再装填する意味も

「リロード」には、「銃弾の再充填」という意味もあります。これは、英語「reload」の意味が由来で、ゲームにおいて銃弾を再充填する場合も同様です。そのほか、カメラにフィルムを再装填する場合にも使われます。

 ゲームでは「セーブデータを再度読み込むこと」

ゲームでは、プレイ中のデータを一旦保存して続きからプレイすることが可能です。セーブデータを読み込むことを「ロード」と呼び、あえてセーブデータの時点からゲームをやり直すことを「リロード」といいます。

ただし、FPSやTPSなどのシューティングゲームでは、銃に弾を再充填する「リロード」との使い分けが必要です。

ラグビーでは「倒れた選手がすぐに立ち上がること」

ラグビーでは、倒れた選手がすぐに立ち上がってアタックやディフェンスに復帰することを「リロード」と言います。倒れた時間をできるだけ少なくすることによって、人数が減り戦況が不利になる状況を防げます。

パソコンでの「リロード」のやり方とは？

「リロードボタン」や「F5」を押す

Webページを再読み込みするには、ブラウザのメニューバーにある矢印の回転した形の「リロードボタン（更新）」を押します。また、ファンクションキーの「F5」を押すことでもリロードが可能です。

ショートカットは「Ctrl+R」「Command+R」

リロードは、キーボードのショートカットも利用できます。Windowsの場合は「Ctrl+R」、Macの場合は「Command+R」です。マウスの右クリックメニューからも利用できます。

更新されないときは「スーパーリロード」を行う

ブラウザには、読み込みを速くするためにWebページの情報の一部をブラウザに保持するキャッシュという仕組みがあります。Webページが更新されていても先にキャッシュを読み込んでしまうと、新しい情報を取得できないことがあります。このような場合には、キャッシュを読み込まずにリロードする「スーパーリロード」が必要です。

やり方はブラウザによって異なり、Windowsの場合は「Ctrl+F5」「Shift+F5」、Macの場合は「Shift+更新ボタン」「Command+ Shift +R」などのショートカットを用います。

自動リロードとは「自動更新してくれる機能」

ブラウザのリロードは手動で行うほか、ブラウザの拡張機能やアプリで自動リロードも可能です。たとえば、スポーツの試合でリアルタイム情報を知りたいとき、一定時間でリロードさせるといった使い方があります。

スマホでの「リロード」のやり方とは？

下方向にスワイプでもリロード可能

スマホでは、ブラウザの更新ボタンを押す、アドレスバーをタップし開くを押すなどの方法以外にも、画面を下方向にスワイプすることでもリロードができます。

ブラウザ以外にも、SNSアプリやニュースアプリなどでも、同様の操作で最新の情報を取得できます。

更新されないときはキャッシュを削除

パソコンと異なり、スマホには「スーパーリロード」の仕組みがありません。リロードをしても最新の情報に更新されないとき、キャッシュの削除が必要になります。iPhone（Safari）とAndroidの削除方法は以下の通りです。

まとめ

「リロード」は主にWebページの再読み込みの意味で使われる言葉です。Webページを見ていて一部が表示されないときや、ブラウザ上のWebアプリにエラーが出た場合には、まずはリロードを試してみましょう。

リロードでもうまくいかない場合には、Webサイト自体の不具合が考えられるか、ブラウザがキャッシュの参照を続けている場合があります。キャッシュを使用せずにリロードする「スーパーリロード」や、ブラウザのキャッシュの削除が必要になることもあります。