// 映像クリエイター×ガジェットブロガー ひでのマルチに活躍する働き方とクリエイティブへの想い | TRANS.Biz

映像クリエイター×ガジェットブロガー ひでのマルチに活躍する働き方とクリエイティブへの想い

映像クリエイター×ガジェットブロガー ひでのマルチに活躍する働き方とクリエイティブへの想い

今回インタビューしたのは、クリエイターとして活躍するひでさん。映像制作やブログ運営、さらにサイト制作やライターの仕事までこなし、マルチに活動するひでさんですが、飲食業からのキャリアチェンジを遂げています。今回はひでさんに、クリエイターになるまでの経緯や仕事をするうえで意識していることなどを伺いました。

飲食業界からWEB業界へのキャリアチェンジ

映像クリエイター×ガジェットブロガー ひでのマルチに活躍する働き方とクリエイティブへの想い

ー現在は映像クリエイター×ガジェットブロガーという肩書きで活動されていますね。

現在、メインは映像制作を行っていて、ディレクションから撮影、納品まで一貫して行っています。映像と一口に言っても、企業のPR動画制作、YouTube動画制作、アーティストのライブ撮影、ドラマ撮影など幅広いジャンルを手がけています。

他にもWebサイト制作やライターの仕事、ガジェット系のブログとYouTubeチャンネルの運営もしていますね。割合としては動画制作が7割、その他の仕事が3割くらいです。

ー活動がかなり多岐に渡っています。今に至るまでの経歴を教えてください。

実は今までで1番長かったのは、飲食業なんです。6年間勤めて店長になったのですが、この先もずっと同じことをやるのか…と思って。正直飽きてきてしまったんですよね。マネージャーのような管理職になるという選択肢もありましたが、僕はお店に立ってお客さんと話すことが好きだったので、現場から離れてしまう管理職は自分のやりたいこととは離れてしまうと考えました。

それで飲食業からは離れて他のやりたいことに挑戦しようと思い、職業訓練校での勉強を経てWeb制作会社に転職したんです。

映像クリエイター×ガジェットブロガー ひでのマルチに活躍する働き方とクリエイティブへの想い

ーそれでは職業訓練校に通うまで、Webに携わることやデザインは未経験だったのでしょうか?

クリエイティブな仕事に興味はあったのですが、全くの未経験でした。Web業界は今後もっと伸びると言われていましたし、デザインには物を売る力や人の考えを変える力があると感じていたので、自分も携わりたいと思いました。

職業訓練校に入ってからはIllustratorやPhotoshopの使い方を学ぶところから始まり、デザインやサイト制作に必要なコーディングなどを学びました。

ーなるほど。サイト制作やデザインのスキルは職業訓練校で学ばれたと思いますが、写真や映像編集、ブログ運営などのスキルはどのように身につけたのでしょうか?

転職後、サイト制作で使う写真や動画は外注していたのですが、写真なども含めて自分でできるようになりたい、もっとクリエイティブなことをしたいと考えるようになり、写真や動画も自主的に始めました。

たくさん調べてからカメラを買って、最初は活躍されているクリエイターさんの作品を真似してみたり、撮影会に参加して撮影技術などを実践的に学んでいきました。

ブログに関しては、Webの知識をフル活用して色々と試行錯誤しましたね。とくにSEOのスキルに関しては先輩ブロガーの方との出会いが大きかったです。親身に色々と教えてくださり、僕の人生を変えてくれたと思っています。

ー今はフリーランスとして働かれていますが、当初から独立しようという意思はあったのでしょうか?

いずれは独立して活動したいという思いは転職時からありました。転職するときにWeb制作を選んだのは、フリーランスのスキルとして活かせるからというのも理由の1つにあります。

1番大切なのはエンドユーザー目線に立つこと

映像クリエイター×ガジェットブロガー ひでのマルチに活躍する働き方とクリエイティブへの想い
Photo by ひで

ー今まで担当した案件の中で印象的だったことはありますか?

映像制作は、1人で行うものとチームで制作するものと両方あるんです。1人で仕事をするのも苦ではないのですが、たまにドラマの制作現場のようなチームで動く現場に入ると、誰かと何かを作るのは楽しいなと思いますね。

みんなで1つの目標に向かって進むので、完成したときの達成感が大きいです。初対面のメンバーだと最初はお互いにわからない部分も多いですが、それぞれが何かしらのスペシャリストなので、だんだん尊敬できるところや勉強になる部分が見えてきます。そういう面もチームで制作する魅力ですね。

ーさまざまなお仕事に携わる中で、大事にしていることを教えてください。

エンドユーザーのことをかなり意識するようにしています。映像で言えば動画を実際に見る方、ブログで言えば読者の方ですね。エンドユーザーが実際に見たときに、役に立つか、その商品が欲しくなるかという目線を大事にしています。ただかっこいいだけの動画やおしゃれな動画だと、動画を作る意味がなくなってしまうと思うので。

特に自分で発信をしているブログでは一次情報に重点を置いています。実際にその商品を使ってみて感じたことや、公式の商品ページには書いていないスペックの部分など、読者が求めていることを意識して記事を書くようにしていますね。

ークライアントのことだけでなく、その先のエンドユーザー目線に立って考えることはとても重要ですよね。

そうですね。あと、人付き合いを大切にしているとはよく周りから言っていただけますね。とにかくいろいろな人に会って話をすることで、お互いの理解を深めて、協力しあえる環境になるのが僕の理想です。

それが営業をせずとも、紹介や繋がりを通じて仕事の依頼をいただけることにも繋がっているのかもしれません。

映像クリエイåター×ガジェットブロガー ひでのマルチに活躍する働き方とクリエイティブへの想い

ー仕事をする上ではスキルも重要ですが、人付き合いも必要ですよね。

いくら技術やスキルがあっても、対応や連絡が雑な人とはまた一緒に仕事したいと思えないですよね。クライアントさんと共創していく上では人付き合いが良い人の方が重宝されると思うので、丁寧な対応は意識しています。

ーそうして常に複数の案件を抱えていると思いますが、日々のスケジュールはどのように管理されているのでしょうか?

決まったルーティーンや特別な決まり事はないのですが、撮影を入れすぎてしまうと他の作業が進まなくなってしまうので、現場に行ってお仕事をする撮影の案件と、その他の編集や執筆の仕事のバランスには気をつけています。

今は撮影が月にだいたい10~15本ほどですが、周りにはそれでも多い方だと言われますね(笑)。

いずれは自分のコンテンツをメインの活動に

ー多数のクライアントワークをこなしながらも、自分のコンテンツの更新もするなんてストイックですね。ブログやYouTubeは納期がないので、更新がストップしてしまうこともありがちだと思います。

僕の最終的な目標は、ブログやYouTubeといった自分のコンテンツで食べていけるようになることなんです。本当にやりたいことを好きなだけできるのが自分のコンテンツの魅力なので、それで生活できるようになるのが1番嬉しいことだと思っています。

今はクライアントワークがメインですが、最終的には自分のコンテンツにシフトチェンジしたいですね。

ーその他に目標やチャレンジしたいことはありますか?

映画の制作に携わってみたいです。さまざまな映像を撮らせてもらっていますが、、唯一やっていないジャンルが映画なんですよね。映画は予算も撮影期間も必要で、たくさんのこだわりが詰まっているので、映像分野の中でも1カットにかけるエネルギーがトップクラスだと感じています。

周りでも映画を撮っているクリエイターは少ないので、いずれ挑戦してみたいですね。

インタビューを終えて

飲食業界からのキャリアチェンジを経てWEB制作ができるようになるだけでなく、映像や写真撮影、さらにはブログやYouTube運営まで幅広く手がけるのは大変だと思いますが、それ以上に今の仕事が楽しいんだなということが伝わってきました。また人付き合いを大切にするというのは同じフリーランスとしてとても共感します。自分のスキルを磨きつつも人との繋がりを大事にしていこうと改めて実感しました。

ひでさんプロフィール

 

映像クリエイåター×ガジェットブロガー ひでのマルチに活躍する働き方とクリエイティブへの想い1983年、大阪府生まれ。

映像制作を中心にクリエイティブ全般を手掛ける。

企画・ディレクション・撮影・編集まで一貫したスタイルでワンストップ制作を行う。

すべてがデジタルシフトしていくなかで、コンテンツの価値を最大化し、エンドユーザーに深く刺さる表現方法を常に模索している。

ブログ

https://mono-times.com/

Twitter

https://twitter.com/naturecoffee365

Instagram

https://www.instagram.com/nature_coffee_photographer/?hl=ja

YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCrH7_kiygXi-meuZaCQyK7Q

Podcast

https://anchor.fm/mono-times

—–

映像作品

https://youtu.be/-Q50cZTuKuI

 

この記事を書いた人
講師は全員現役アーティスト。バンドマン たなべあきらさんが音楽教室「Tees Music School」作った理由

伊藤 美咲

ステキな人やモノを広めるフリーライター。1996年東京生まれ、東京育ち。音楽・旅・ビジネスなど幅広いジャンルの記事を手がける。