「ありがとう」の言い換えは?ビジネス・友達に使える面白い表現も

日常生活の様々なシーンで使う「ありがとう」という言葉。身近な言葉であるがゆえに、時には違った表現をしてみたいと感じることもあるのではないでしょうか。「ありがとう」のビジネスシーンや目上の人に使える言い換え表現をはじめ、仲の良い友人や気軽な相手に使える言い換え、ちょっと面白い感謝の表現などをご紹介します。

「ありがとう」とは

感謝の気持ちを伝える言葉

「ありがとう」は、感謝の気持ちを伝えたり、お礼を言ったりする時に使う言葉です。丁寧に言う場合には「ありがとうございます」とします。

形容詞の「ありがたい」の連用形である「ありがたく」がウ音便となったもので、漢字では「有難う」もしくは「有り難う」と表記します。

「ありがとう」には大きな効果がある

近年の研究で、「ありがとう」をはじめとした感謝の気持ちを伝えることは、その人にとって良い影響を及ぼすことがわかってきました。

カリフォルニア大学ロバート・エモンズ教授は、感謝をする人には、幸福度はもちろん、健康にも好影響があるとの研究結果を示しています。感謝を伝えることで、生きがいを感じやすくなる、親切・寛大になる、免疫力が高まり、痛みへの耐性が高まるなどの研究結果が発表されています。

感謝の気持ちを伝えることで、伝える側の心身にも良い効果があるのであれば、積極的に「ありがとう」を伝えていきたいものです。

「ありがとう」のビジネス・目上の人に使える言い換えとは

「感謝いたします」

ビジネスシーンや目上の人に対して使うには「ありがとう」ではカジュアル過ぎます。シチュエーションや相手に応じて、感謝の気持ちを伝える言葉を使い分けましょう。

「感謝いたします」もしくは「感謝申し上げます」は、相手への感謝の気持ちやありがたいと思っている気持ちを丁寧に伝えられる表現です。

「いつも温かいお心遣いをいただき、感謝いたします」「弊社のためにご尽力いただきましたこと、深く感謝申し上げます」のように使います。

「厚く御礼申し上げます」

ビジネスメールや文書などで感謝の気持ちを伝える場合に使えるのが「厚く御礼申し上げます」です。会話で使うには少し堅苦しくなり過ぎる表現ではありますが、文章にする場合には定型文ともいえる表現です。

「平素は格別のお引き立てにあずかり(賜り)、厚く御礼申し上げます」「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」などは、ビジネスメールやビジネス文書の冒頭の挨拶文としてよく使われる表現です。

「拝謝申し上げます」

「拝謝(はいしゃ)申し上げます」は、「厚く御礼申し上げます」と同様に、ビジネスメールや文書で使われる表現です。「拝謝」には、「謹んで礼を述べる」という意味があり、「感謝」の謙譲語です。話し言葉では使われない言葉ですので注意しましょう。

「拝謝」と同じく話し言葉では使われない言葉に「深謝(しんしゃ)」「万謝(ばんしゃ)」があります。どちらも「非常に深く(多く)感謝する」という意味があり、心からお詫びをするという場合にも使われます。

「ありがとう」を友達や気軽な相手に伝える言い換えとは

「嬉しいです」

友達や気軽な相手に対しては、「ありがとう」ではありきたり過ぎて、何か別の言葉で感謝を伝えたいと思うこともあるでしょう。

「嬉しいです」は、「物事が思い通りになり満足しており、喜ばしい」「相手からの行為に感謝している」という意味がある形容詞の「嬉しい」の終止形と、丁寧の助動詞「です」が組み合わさった言葉です。

「温かく迎えてくれて嬉しいです」「時間を作ってくれて嬉しいです」のように感謝の気持ちを伝えることができます。

「助かります」

「助かります」も、同程度の地位や目下の人に使える、感謝の気持ちを表現できる言葉です。「助かります」は敬語ではありますが、「自分の負担が少なくてすむ」という意味が含まれるため、目上の人には使わないようにしましょう。

「○日までにご提出いただけますと大変助かります」「ついてきてもらえると助かります」のように使用します。

「幸いです」

「幸いです」は「~していただけるとありがたい」「嬉しく思う」などの意味で使われる言葉です。「助かります」同様に、目上の人に対しての使用は避けましょう。主にメールや手紙などで使う表現です。

「明日までにお返事いただけると幸いです」「こちらにいらした際にはお声掛けいただけると幸いです」のように使います。

「ありがとう」の面白い・かわいい言い換えとは

相手やシチュエーションに合わせて

面白いやかわいいという概念は人によって違うため、「これが面白い言い換え」「これがかわいい言い換え」という表現を紹介するのは難しいですが、面白い、かわいい言い換えをするためのコツをご紹介します。

感謝を伝えたい相手がどんな人なのかを知り、好みや趣味を取り入れた表現をしてみましょう。また、伝える際のシチュエーションも考慮することをおすすめします。

以下は、音楽好きな相手にプロジェクトが無事終わったことに対する感謝を伝える場合の例です。

「プロジェクトお疲れ様。君が絶妙なタイミングでいつも助けてくれたから、まるで上質なジャムセッションをしているみたいに気持ちよく仕事ができたよ。また組めたら嬉しいな」

ユーモアや冗談を交えて、軽いタッチで

ユーモアや冗談を交えて会話ができる関係性の相手であれば、それらを取り入れて軽いタッチで感謝を伝えてみるのもいいでしょう。

「お疲れ様。今日も君のサポートのおかげで作業がサクサク進んだよ。このタッグで仕事したら、うちの会社で抱えてるプロジェクト全部、僕たちの担当になっちゃうかもね」

「ありがとう」の英語の言い換えとは

「Thenk you」以外の英語の「ありがとう」

英語で「ありがとう」といえば、真っ先に浮かぶのは「Thank you」でしょう。しかし、英語にももちろん、「Thank you」以外の「ありがとう」の表現はあります。

「感謝する」「ありがとう」という意味の「appreciate」は、相手の行為を高く評価する意味も持つ動詞です。「appreciate」の後に目的語で感謝している相手の行為をつなげます。「Thank you」よりもフォーマルで丁寧な印象を与える表現です。

「grateful」も「感謝している」「ありがたく思っている」という意味があります。「grateful」は形容詞のため、be動詞を使って文章を作ります。「appreciate」と同じく、「Thank you」よりも丁寧な表現です。

「Thenk you」以外の英語の「ありがとう」を使った例文

  • I really appreciate your kindness.(あなたのご厚意に感謝します)
  • I am grateful for your advice.(アドバイスをいただきありがとうございます)
  • I’m thankful for your helping me with my job.(仕事を手伝ってくれてありがとう)

まとめ

感謝の気持ちを伝えたり、お礼を言ったりする時に使う言葉「ありがとう」。シーンに合わせて言い換え表現を使いましょう。気が利いた面白い「ありがとう」やかわいい「ありがとう」を伝えるためには、相手やシチュエーションに合わせ、ユーモアや冗談を交えてみてください。