「目標」の言い換えとは?ビジネスで使えるカタカナ語や英語表現も

ビジネスシーンで頻繁に使われる言葉のひとつに「目標」があります。「目標」が持つ本来の意味をはじめ、主にビジネスシーンで使える類語や言い換え表現を解説。カタカナ語も多くご紹介していますので、参考にしてみてください。

「目標」の意味とは

「目標」の意味は「そこに行き着くように目印とするもの」

「目標」には「そこに行き着くように、また、そこから外れないように目印とするもの」「射撃や攻撃などの対象」「的(まと)」「行動を進めるにあたり、実現や達成を目指す水準」などの意味があります。

「灯台を目標として泳いだ」「民間機が砲撃の目標になってしまった」「今月の売り上げ目標を達成する」のように使います。

「目標」の英語への言い換えは「goal」や「target」など

「目標」を英語に言い換える場合には「goal」や「target」「objective」「aim」などで表現できます。なかでも一番よく使われる表現は「goal」です。

「目標」の英語表現を使った例文

  • We can achieve our goals through hard work.(一生懸命やれば目標を達成できる)
  • My target is to start my own business before I’m 30.(30歳になる前に自分のビジネスを始めることが私の目標です)
  • Her objective was to become a great actress.(彼女の目標は一流の女優になることだった)
  • I make effort for an aim.(目標のために努力する)

ビジネスで使える「目標」の言い換え表現とは

「目的」

「目的」の意味は「実現しようと目指す事柄」「行動の狙い」「目当て」です。倫理学での「目的」は「理性または意志が、行為に先立ち行為を規定して、方向づけるもの」を意味します。

「この講座の目標は、新規に導入するソフトを全社員が使えるようにすることです」のような場合には、「目標」を「目的」と言い換えた方が伝わりやすくなります。

「方針」

「方針」には「方位を示す磁石の針」「磁針」「目指す方向」「物事や計画を実行するうえでの、おおよその方向」という意味があります。

「今後の教育目標は、全員が資格を取得できる水準に導くことだ」なら「全員が資格を取得できる水準に導くことを今後の教育方針とする」と言い換えることができます。

「標的」

「標的」は「射撃や弓術などに使う的」「目的物を示す目印」「攻撃目標」「ターゲット」「手本や規範、目標とするもの」という意味を持つ言葉です。

「砲撃の目標とする建物に民間人が残っていないか確認すべきだ」の場合、「砲撃の標的となる建物に民間人が残っていないか確認すべきだ」と言い換えます。

ビジネスで役立つ「目標」のカタカナ語の言い換え表現とは

「パーパス」

「パーパス」は「目標」「目的」「意図」などの意味を持つ英語の「purpose」を語源としています。ビジネスシーンでは、「企業の社会的な存在価値、社会的意義、志」などを指して使う言葉です。

その会社が何のために存在するのか、その事業は何のために行うのかなど、事業を行ううえでの根拠や原点となる、確固たる自社の方針を「パーパス」といいます。

大手企業の「パーパス」例

  • 味の素「食と健康の課題解決」
  • 講談社「おもしろくて、ためになる」
  • LIXIL「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」

「ノルマ」

「ノルマ」には「一定時間内に果たすよう、個人や集団に割り当てられる標準作業量」という意味があります。「基準」「規範」「法則」などの意味を持つロシア語の「Норма」が語源で、第二次大戦後、シベリアに抑留された人たちが伝えた言葉です。「 各人に課せられる仕事や作業などの量」という意味もあります。

もともと「Норма」は「強制的」というニュアンスが強い言葉のため、「ノルマ」も「目標」に比べて「強制的に課された」という意味が強くなります。「今日の作業量の目標1000個を達成したら、帰ってもかまわない」なら、「目標」をそのまま「ノルマ」と言い換えられます。

「インテンション」

「インテンション」は英語の「intention」のことで、「~するつもり」「意図」「意向」「目的」「計画」などの意味を持ちます。ビジネスシーンでは、目標や願いなどを表す「意図本意」の意味で使われ、企業全体やチーム単位など、ある程度のまとまりでの意向を示す際に使われることが多い言葉です。

「早期にプロジェクトを始動させることが私たちチームのインテンションです」のように使用します。

「中間目標」を意味するカタカナ語とは

「マイルストーン」

プロジェクトや業務推進においては、スムーズな進行のために中間目標地点が設定されます。この中間目標地点を意味する言葉のひとつが「マイルストーン」です。

「マイルストーン」は英語の「milestone」を語源としており、もともとの意味は「鉄道や道路などの起点から中間地点の距離(mile)を表すための標石(stone)」です。

「このプロジェクトは現在ふたつめのマイルストーンまで進んでおり、概ね順調です」のように使います。

「メルクマール」

「メルクマール」もまた、中間目標地点を表す言葉のひとつです。「メルクマール」は、「ゴールまでの道のり」や「ゴール」などの意味を持つドイツ語の「merkmal」が語源となっています。

「メルクマール」は目標を達成する課程の指針のうち、特に重要なものを指すことが多く、目標達成のため、行動や方法が適切に遂行されているかを判断するための指標です。

「この状況では、メルクマールが達成できているとは言い難い」のように使用します。

まとめ

「目標」の意味は「そこに行き着くように、また、そこから外れないように目印とするもの」「射撃や攻撃などの対象」「的(まと)」「行動を進めるにあたり、実現や達成を目指す水準」です。ビジネスシーンではよく使われる言葉なので、状況に応じた言い換え表現も一緒に使えるようにしておきましょう。