「アセンブリ」とは?意味や語源・IT用語としての使い方も解説

日本には多くの外来語やカタカナ語が存在しますが、最近よく聞く言葉に「アセンブリ」があります。IT業界でも専門用語として使われていますが、正しい意味を知っていればビジネスチャンスに役立つかもしれません。

ここでは「アセンブリ」の意味を中心に、IT業界での使われ方を解説しています。英語本来の意味もおさえて理解の幅を広げていきましょう。

「アセンブリ」の意味や語源とは?

「アセンブリ」の意味は「集会」「会合」

「アセンブリ」の意味は「会合」「集会」です。

もう一つの「アセンブリ」の意味は部品やパーツなどの「組み立て」です。

たとえば、パーツのみで配送された自転車やテーブルを組み立てしたり、部品をそれぞれ合わせて一つの製品として完成させるような工程が「アセンブリ」です。

アセンブリの語源は英語の「assembly」

「アセンブリ」は英語の「assembly」のことで、意味は学校や地域などの「集会」「会合」、政府の「議会」などの意味を持つ言葉です。海外の学校では「今朝、アセンブリがあった」というように、学校全体の集まりや朝会などを意味する言葉として日常的に使われています。ちなみに「assembly」は、動詞「assemble(組み立てる、集合する)」の名詞形です。

アセンブリの元々の語源はラテン語「合わせる」

英単語の多くはラテン語が語源となることがほとんどですが、「アセンブリ」についても同様で「一つのものを何かと合わせる、結合させる」というラテン語が語源となっています。

「組み立てる」「集合する」という意味の「アセンブリ」も、「合う、集まる」という元の意味から派生してできた言葉であるため、意味的につながる部分もあるでしょう。

IT業界での「アセンブリ」の意味とは?

「アセンブリ」はIT用語の一つです。IT業界で頻繁に登場する「アセンブリ言語」をはじめ、アセンブリに関連した用語について紹介しましょう。

①アセンブリ言語:プログラミング言語

「アセンブリ言語(assembly language)」とは「プログラミング言語のひとつ」でコンピューターが実行できる「マシン語」の命令に答えることができる言語のことです。ちなみに「マシン語」とは、人間に容易に理解できない数字列で構成されています。

②アセンブル:機械語のコード変換

「アセンブル」は「アセンブリ」の動詞形「assemble」のことで、アセンブル言語で表記されたプログラムをマシン語にコード変換する作業を指しています。

③アセンブラ:変換専用のソフトウェア

「アセンブラ」は「アセンブル」作業を行う際に必要なソフトウェアのことで、英語表記は「assembler」となります。人間には読解が難しいアセンブルを行う際に用いる際に不可欠なアイテムとも言えるでしょう。

ビジネスで使える4つの「アセンブリ」の熟語とその意味

「アセンブリ」はビジネスでも使われる言葉です。熟語表現とその意味を確認してみましょう。

①アセンブリ・オートメーション:組立自動化

「アセンブリ・オートメーション」とは「組立自動化」のことです。おもに自動車やモーターサイクル、建材機器などの分野でパーツから自動的に一連の組み立てを行う工程を指しています。

②アセンブリ・エリア:集合地域

「アセンブリ・エリア」は「集合地域」のことです。おもに地域や学校単位で定期的に集まったり、災害や天災で非難する場所として使われる言葉です。

③アセンブリ・コスト:組立費

「アセンブリ・コスト」は「組立費」のことです。比較的大きな製品となると、ある程度の「組み立て作業」が発生しますが、その際にかかる費用のことを「アセンブリ・コスト」と呼んでいます。

パーツをオーダーし、自社で組み立てをしてから販売する行程を踏む企業は、見積もりの中に「アセンブリ・コスト」を埋め込むところもあります。おもなコストの内容は「組み立てにかかる時間と作業員の能力費」などです。

④アセンブリ・デザイン/3次元CAD

「アセンブリ・デザイン」はIT業界や3次元CADの分野で「パーツのモデリング」や「複数のパーツを組み合わせること」などを意味する言葉です。

パーツの空間的位置をはじめ、回転や並進運動における自由度を定めるもので、面や頂点などの幾何要素や平面を拘束してパーツの運動方向の意義付けをするのが特徴です。

まとめ

「アセンブリ(assembly)」は「集合」「会合」「組立」などを意味する言葉で、商業的な分野ではパーツを合わせることで一つの製品を完成させるときに使うことが多いでしょう。

学校や地域においては「集会」「会合」という意味でも使われます。職場で「集会」を意味する「アセンブリ」を使うこともありますが、話し合いや会議を意味する「ブリーフィング」「ミーティング」などのカタカナ語の方が使う頻度は高いかもしれません。

ぜひ、状況に応じて「アセンブリ」を使った熟語なども会話やビジネスミーティングに取り入れてみて下さい。