「com」とは?ドメインと英語の接頭辞での意味と使い方

「com」の文字を見て真っ先に連想するのが「ドメイン名」だと思いますが、無意識に使っていながら意味があいあまいだということはありませんか?

ここではドメインの「.com」についての意味や使い方を中心に、もう一つの「com」の捉え方、英語の「接頭辞」における意味も含めて解説しています。日頃のちょっとした疑問が解決できれば幸いです。それではドメインの意味と使い方から紹介していきましょう。



ドメインでの「.com」の意味と使い方は?

「.com」はドメインで最も使われる種類です。ドメインの意味を含め、それぞれの意味や使い方をみていきましょう。

「.com」は「commercial」の略称

ドメインの中で世界的に知名度が最も高いのが「.com」です。現在世界で使用されているドメイン名には分野別のドメイン「gLTD= general LTD」と、国コードの付いたドメイン「ccTLD」の2つがあり、「.com」はgTLDに該当します。

gTLDには世界中の誰もが自由に登録できる種類のドメイン名(「.com」「.net」など)と、登録の際に規定の要件を満たす必要があるドメイン名(「.biz」「.info」など)とに分かれます。

「.com」は企業や商用目的で使われるドメイン名

世界のトップドメインである「.com」は、規模を問わず利益を目的とした活動を行うグループや企業、また商業サービスのために使われるドメイン名です。

接頭辞での「com」の意味と単語例は?

話題は変わりますが、最後に「com」を「接頭辞」として見た時の意味と単語の例を紹介しましょう。

接頭辞の「com」の意味は「共に」

接頭辞での「com」は「共に」「一緒に」という意味を持ちます。由来はラテン語の「cum=強意、強調」で、「強く力を合わせて」というニュアンスの意味が転じ「共に」となったと考えられます。

「com」がつく単語と意味

  • companion:コンパニオン
  • accompany:一緒に行く
  • cognate:密着する
  • coexist:共存する
  • collaboration:協力
  • common:共通
  • company:仲間、会社
  • conference:会議
  • congratulate:祝福する、喜び合う

「.com」以外の有名なドメイン名

「.com」をはじめ、世界にはさまざまなトップレベルのドメイン名が数多くあり、現在も新しいドメイン名が次々と誕生しています。

「そもそもドメインとは何か」をご説明した後、従来からあるgTLDとccTLDについて、用途や登録対象と併せて紹介します。

「ドメイン」とは「ネット上の住所」

そもそもドメイン(domain)とは全体の中に存在する定義された部分、領域、場所のことを指す言葉です。インターネットのドメインは「インターネット上にあるネットワーク、及びコンピューターを識別することを目的とした名前」のことで、「サイトを訪れる際に必要なURL」つまり「ネット上の住所」となります。

ドメインはウェブサイトやホームページを公開する時に必要なもので、ホスト名である「www」の文字列、区切りを意味するドット「.」、そして「ドメイン名」で組み合わせて使用するものです。表記的には「www.ドメイン」のようになりますが、メールアドレスの場合は「@」に後続してドメインが使われ、一つのメールアドレスが完成します。

従来の「gTLD」

  • net:ネットワーク用。世界の誰でも登録が可能
  • org:非営利組織やボランティア団体用。netと同じく誰でも登録が可能。
  • edu:学校や教育機関用。米国教育省にて認定を受けた機関が対象。
  • gov:米国の政府機関専用。
  • int:国際的な機関や組織用。

2000年に選定された「gTLD」

  • info:用途や登録対象者に制限なし。
  • biz:ビジネス関係専用。ビジネスの利用者や運営者が対象。
  • pro:エンジニア、弁護士、会計士、医師用。2015年以降、誰でも登録が可能になった。
  • name:個人の名前用に使われる。対象者はあくまで個人。
  • coop:協同組合用と関係組織用
  • aero:航空・運輸業界と関係組織用

2003年から2004年に選定された「gTLD」

  • travel:旅行業界または関係機関や団体用。
  • post:郵便事業と関係機関用。郵便サービスを行う公共・民間の組織が対象。
  • mobi:モバイル関係機関用。対象者はコンテンツ提供者やモバイルオペレーター
  • tel:IPをベースとする電話番号用。対象者はブランディングを狙う個人や企業
  • asia:アジア太平洋地域に拠点を置く企業や従業員用。登録対象は法人

「ccTLD」の主な種類と国名

  • jp:日本
  • kr:韓国
  • cn:中国
  • hk:香港
  • us:アメリカ
  • eu:ヨーロッパ連合
  • fr:フランス
  • es:スペイン
  • de:ドイツ
  • ca:カナダ
  • au:オーストラリア

まとめ

「com」は世界のトップドメインの一つで、「net」「info」などと並び人気があります。「com」は企業や商業サービスのために作られたものですが、世界にいる誰もが登録できるのが特徴でしょう。

また、ドメイン名を決める時は、運営するウェブサイトやホーム-エージの目的に沿ったものを選ぶようにするようにし、効果的な集客が見込めるようにすることが大切です。

ABOUTこの記事をかいた人

某私立大経営学部卒、大手旅行会社、商社を経て、豪州へ移住。米国PCメーカーのカスタマー部に勤務後、カンガルーやエミューのいるNSW州の片田舎で生活を開始。田舎暮らしをきっかけにフリーランス(ライター・翻訳)に転身し現在に至る。趣味はゴルフ、料理、ローカルとのゴシップ、キャンプ。