「明けの明星」と「宵の明星」の違い!株とおみくじでの意味は?

「明けの明星」と「宵の明星」。セットで聞くこともある2つの言葉ですが、何を指しているのか分からないと言う人もいるのではないでしょうか?「明けの明星」と「宵の明星」の違いと、株(FX)やおみくじで使用されている「明けの明星」の意味を解説するので、気になる方は参考にしてください。



「明けの明星」の意味

「明けの明星」は金星の別名

「明けの明星」は明け方に見える金星を意味します。別名として「一番星」と言われているように、最も強い光を放つ星が金星です。太陽と月の次に明るい天体とされており、明るさと美しさからローマ神話の女神ビーナスに例えられ、英語で金星を「Venus」と呼ぶ由来となっています。

読み方は「あけのみょうじょう」

「明けの明星」の読み方は「あけのみょうじょう」です。「明星(みょうじょう)」という言葉は金星を指す以外にも、限定された分野で輝いている人を指す言葉でもあります。日常会話でも使う人はいるため、読み方も覚えておくと役立つでしょう。

おみくじでの意味は不確か

神社やお寺で運試しとして楽しむおみくじ。おみくじの「幸運の鍵」の箇所に「明けの明星」と表記されていることがあります。解釈としては、幸運の鍵とは占いでいうラッキーアイテムであるため、早起きをして明け方の空に輝く金星を見れば運勢も上がるだろうという考えがあります。

また、「明けの明星」は夜明けに見られるため、陰っていた運勢が晴れやかになり上昇していく様子を表しているという解釈もできるでしょう。おみくじでの「明けの明星」は、意味が正確に決まっているわけではなく、人によって捉え方が変わります。

深く考えすぎず、「早起きをしようかな」や「縁起が良い」程度に捉える人が多いと言えます。

「明けの明星」と「宵の明星」の違い

「宵の明星」は「明けの明星」の対義語

「明けの明星」の反対の意味を持つのが「宵の明星(よいのみょうじょう)」です。「明けの明星」と同じく、金星のことを表しており太陽が沈むときに目にすることができます。日没後、1番最初に輝いている星を「一番星」と呼ぶことがありますが、一番星は「宵の明星」の別名です。

見える時間帯の違い

「明けの明星」と「宵の明星」の大きな違いは、金星が見える時間帯です。「明けの明星」は明け方に、「宵の明星」は夕暮れ時に見られます。2つの名前を持つ金星は、夜中に見ることができません。

金星は惑星であるため太陽の光を反射して輝いています。「地球のすぐそばにある」「分厚い雲に覆われている」という2つの理由から、太陽や月に並ぶほどの輝きを放っているのです。強い光を放つ金星が夜中に見られない理由は、太陽・金星・地球の位置関係にあります。

地球から見ると金星は太陽のすぐそばにあるため、太陽が沈むころに金星も沈んでしまいます。そのため、夜中に金星を見ることはできません。昼間は太陽の光が強すぎるため、肉眼で見ることは難しいでしょう。

金星と太陽、地球の位置関係から、金星が見られるのは太陽が沈んでゆく「宵の明星」か、まだ辺りが薄暗い「明けの明星」に限られることになります。

見える方角の違い

「明けの明星」と「宵の明星」は見える方角にも違いがあります。見える時間帯が違うことを説明した時、金星は太陽のすぐそばにあると解説しました。太陽が東の空から出てきて西の空に沈むことから、太陽が出てくるときに見える「明けの明星」は東の空に、太陽が沈むときに見える「宵の明星」は西の空に見られます。

株やFXでは「上昇」と「降下」

金星を表す「明けの明星」と「宵の明星」。2つの名称は株やFXでも使用されています。

株価や通貨の変動に合わせて売買することでお金を生み出しますが、動きは不規則で確実に当てることはできません。どのタイミングで「売る」「買う」を行えばいいのかという目安として「明けの明星」と「宵の明星」が使われます。

株価や通貨の変動を表した「チャート」という折れ線グラフでは、低迷期に現れる上昇のサインを「明けの明星」と称し、下落のサインを「宵の明星」と称します。

「明けの明星」と「宵の明星」のサインだけで売買を決断するのではなく、あくまで「上昇するかもしれない」「下落のサインが見られる」と参考程度に捉えると良いでしょう。

2018年に金星が見られるのはいつ?

「明けの明星」は2018年12月~翌年7月

「明けの明星」は2018年の12月から翌年2019年の7月に、東の空で見ることができます。夏など太陽が速く上る時期になると、金星を見られる時間も早くなるため、時期によって調節してください。

「宵の明星」は2019年11月~翌年6月

2018年に「宵の明星」を見られるのは、2018年3月から10月まででした。次に「宵の明星」が見られるのは2019年の11月から翌年2020年の6月にかけてです。2018年に見られなかった方は2019年に期待してください。

まとめ

「明けの明星」は金星の別名で、特定の時期の明け方、東の空にて確認できます。反対に、日没時の西の空に見られる金星が「宵の明星」です。株やFX、おみくじにも使われる「明けの明星」は確認できる時期が限られており、2018年は12月からチャンスがあるため早起きをして確認してみてください。

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大阪在住の新人ライターです。学生時代にビジネスマナーや医療事務・秘書などの検定を取得し、前職は医療秘書として医院勤めでした。料理とスポーツが得意なので、いつか記事にできたらなと思っています。よろしくお願いします。