「re」の意味とは?ビジネスで使えるメール術も紹介

受信したメールに返信をするとき、自動的に件名の前に記される「Re:」の文字。返信メールだから「Reply」(返信する)や「Response」(返答)の略語だと思っていませんか。

実は「Re:」は違う意味だったのです。

そこで「Re:」の意味から英語の接頭語としての「re」の意味に、ビジネスメールでの返信の仕方を解説します。



「re」とは?

接頭辞「re」の意味は「再び」

英語の接頭辞である「re」の意味は「再び」「さらに」「新たに」など、一度あったことをもう一度繰り返されることです。

そこから「~しなおす」や「~し替える」や、「もとへ~する」「し戻す」などの亥ももあります。

例:
「reminder」:思い出させる人や物、思い出させるための助言やメモ
「reenter」:再び入れる、~に再び入る
「reassure」:「再び取る」「再び引き受ける」「再開する」
「react」:反応する、作用する
「recover」:取り戻す

接頭辞「re」のもう一つの意味「反対」や「否定」

「反対」や「否定」など事象を打つ消す意味として「re」が使われるのは、ラテン語系の言葉のみです。

たとえば反対の意味なら、「resist」(抵抗する、反対する)や「rebel」(反逆者)があります。

また否定の意味なら「sign」(契約する、署名する)の反義語として、「signしない」という形にして「resign」とすると「辞職する」という意味になります。

時間的な意味で「後の」や「後に」なら「remain」(残る、存続する、生き残る)が一例です。

返信メールにつく「Re:」の意味

「Re:」の意味は「~ついて」

返信メールの件名の前に自動的に付けられる「Re:」はラテン語が語源で、「○○について」または「○○に関して」という意味です。

この語源となるラテン語は女性名詞の「res」で、主題や物事、物語の題材という意味です。

ちなみに「Re:」を大文字で「RE:」と表記する場合もあり、どちらも正しいです。

「Re:」の読み方に決まりはない

「Re:」はメールの件名に付かれる表記であり、あまり読まれることはありません。

あえて読むとしたたら、「リ」や「リー」、または「レ」や「レー」と読まれています。

「Re:」以外の表記もある

返信メールの件名前に付加される「Re:」以外の表記もあります。メールソフトによっては、「Re>」や、返信数の数字をReの後に入れて「Re6:」と自動的に表記されることもあります。

「Re」以外の文字を表記される場合は、英語以外のメールならありえます。ドイツ語なら答えの意味の「AW:」、スウェーデン語やデンマーク語は「SV:」、フィン語なら「VS:」などがあり、大文字でも小文字でも構いません。

ただ国際化されたメールソフトは言語に限らず「Re:」を標準として使っていることが多いため、「Re:」を使っていれば問題ないでしょう。

ビジネスで使える「Re:」の使い方

ビジネスメールの返信で「Re:」はOK

ビジネスでの返信メールに「Re:」をつけて返信をするのは相手に失礼だと思われる方もいるようですが、むしろ「Re:」をつけておいた方がいいこともあります。なぜならそのほうが何についてのメールか相手にとって分かりやすいからです。

同内容のメールのやり取りには「Re:」をつけて返信し、メールをやり取りしているうちに要件が変わったのなら、その時点で「Re:」をつけた返信をやめるのがいいでしょう。その際には要件に合った新しい件名に変えましょう。

「Re:」が増えすぎてしまったら数字に置き換える

ただメールのやり取りをしていて「Re:」が増えすぎてしまうと、メールが読みにくくなってしまうことがあります。メールが開かないといった問題が起こることもあります。

そのような時には「Re:」は1つにして件名の後にカッコ書きで返信数を記載するという方法もあります。

例:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re: ⇒ [Re:○○の案件(7)]

【付録】転送メールに付く「Fw:」の意味

「Fw」や「Fwd」の意味は「転送」

メールを転送するときには件名前に自動的に「Fw:」や「Fwd」が付加されますが、これらは英語の「forward」の略語です。「forward」はスポーツ用語にも使われていますが、その際は「前衛」という意味です。しかしこの転送メールに付く「Fw」や「Fwd」は、「forward」の動詞形の意味である「(手紙などを)転送する」という意味で使われています。

転送メールのマナー:前置きと書き換えなし

ビジネスメールなら、ただメールを転送するのではなくて、案件が何についてなのか一言触れると読み手に取って丁寧なメールになります。

例文:
「こちらが○○について、××さんが送ってくださったメールになります。お時間があるときに目を通していただけると幸いです」

また、転送メールとして送付されるオリジナルのメールは、編集や加工または何かを書き足すなど、元の差出人の許可なく虚飾してはいけません。元の差出人に迷惑をかけることも考えらるため、元のメールはそのまま転送します。

まとめ

「re」は英語の接頭辞で「再び」という意味と、「反対」や「否定」の意味があります。また返信メールに「Re:」と自動的に付加されますが、ビジネス上でも返信メールに「Re:」と件名前に付加されていても失礼になりません。むしろ同じ案件には「Re:」が付いていたほうが受信者も整理しやすいため「Re:」をつけて返信しましょう。