エトセトラの意味とは?略語の表記やスペルと使い方の注意点を紹介

複数のことがらを羅列する時に文末で「エトセトラ」という言葉を使うことがありますが、一体どのような意味があるのでしょうか?アルファベット表記でありながら、英語の響きとは違うところも気になるところです。

ここでは「エトセトラ」について、意味と語源、正しい使い方と注意点を中心に解説していきます。早速、「エトセトラ」の意味から見ていきましょう。

「エトセトラ」の意味と語源は?

最初に「エトセトラ」の意味と語源から紹介します。果たして何語だったのか、略の表記方法と併せて見てみましょう。

「エトセトラ」の意味は「…など」

「エトセトラ」は会話でも文章にも登場する、いわば世界共通語ともいえる言葉ですが、「エトセトラ」は「…など」「その他いろいろ」「その他もろもろ」などの意味を持つ言葉となります。

「エトセトラ」はフランス語の「et cetera」

カタカナ語として知られる「エトセトラ」の語源は英語ではなく「フランス語」です。フランス語での発音は「エトセトュラ」または「エトュセテラ」になりますが、おおむね聞き取りが困難になることは少ないでしょう。もちろん、フランス語「et cetera」の意味も「…など」「その他もろもろ」などになります。

「エトセトラ」の略と正しい表記の仕方

続いて「エトセトラ」の略と正しい表記の仕方について解説します。「エトセトラ」の略は、書籍やウェブサイトなどでもよくみかける、あの3文字のアルファベットです。

「エトセトラ」の略は「etc.」

「エトセトラ」はカタカナ表記よりも、「etc.」という略語表記の方が一般的に広く知られているかもしれません。エトセトラの略は「etc.」で、フランス語の「et cetera」の頭3文字を使ったものになります。

また「etc.」を表記する際は最後にドット(句読点)を付けるのを忘れないようにしましょう。「etc」でも意味は通じますが、厳しく言えば末尾にドットがついた「etc.」が正しい表記となります。ちなみに「etc.」と表記をしますが、「イーティーシー」とは読みませんので注意して下さい。

「etc.」の前にはカンマ「,」をつける

「エトセトラ」はたくさんのものごとがあり、それらに対して包括的に「…など」「その他もろもろ」という意味合いで使うのが通常です。

また、文章中で「エトセトラ」を使う時は、略語である「etc.」を使うことがほとんどとなりますが、「etc.」の前にカンマ「, 」をつけるようにして下さい。以下に一般的な例を挙げてみましょう。

<カタカナ語で使う場合の例>
主に必要な材料:砂糖、塩、小麦粉、牛乳、ベーキングパウダー、卵、etc.

<英語で使う場合>
Could I please text me your number, Email address, fax number, etc., if you don’t mind?
電話番号、Emailアドレス、ファックスナンバー等を教えていただけませんか?

「エトセトラ」の使い方と注意点は?

最後に「エトセトラ」の使い方と注意点を、文章と会話での2つのシーンに分けて解説します。

「文章」では文末に略語の「etc.」を使う

仕事で取引先や顧客などにメールを送る時は、見た目もスッキリ映える略語の「etc.」を文末に使いましょう。ちなみに、文章中で「エトセトラ」とカタカナ表記をすることはほとんどありません。

「会話」では「エトセトラ」の連発にご注意を

日常的に「エトセトラ」という言葉はよく使われます。たくさんのことを短時間で説明しなければならない時、また全ての項目やことがらを羅列する必要がない時に、「エトセトラ」を使って文章をまとめることもあるでしょう。

しかし、一つの会話の中でいくつもの「エトセトラ」が登場してしまうと、内容全体に曖昧な印象を与えてしまう恐れがあります。さらに、真実味や確実性にやや欠けてしまうことも考えられるでしょう。

会話の中にむやみやたらに「エトセトラ」を連発してしまうと、「等」が何を指すのか、具体性が失われることがあります。相手によっては「適当だな」と感じたり、内容全体に困惑してしまうことがあるため、「エトセトラ」の使い過ぎには気を付けて下さい。

英語では「and so on」も同じ意味で使われる

カタカナ語としては使われていませんが、英語の別の表現で「etc.」と同じ意味を持つのが「and so on」です。こちらも文末に置き、「等」という意味で使われます。英語環境で仕事をしている人は併せて覚えておきましょう。

I will bring a text book,pens,schedule book and so on.
教科書とペン、スケジュール帳などを持っていきます。

まとめ

「エトセトラ」はもともとフランス語で「…等」「その他もろもろ」「その他いろいろ」という意味を持ちます。また、略語は「etc.」で、最後にカンマ「.」をつけるのが正しい表記の仕方です。

使い方で気を付けたい点は「エトセトラ」を多用し過ぎないということです。「エトセトラ」そのものの意味が「…等」となるため、あまりにも多く「エトセトラ」を使ってしまうと、具体性や信ぴょう性に欠けてしまう恐れがあるからです。

「エトセトラ」や「etc.」は会話や文章でも大変便利な言葉ですが、相手にしっかり内容を伝えるためにも、大切な部分は省かないように心がけましょう。