「エスコート」とは?意味や類語・実践の仕方も解説

そもそも「エスコート」という言葉には、どのような意味があるかご存じでしょうか?また、エスコートの仕方やマナーについても、何となくは理解できていても、車に乗る時や建物の中に入る時など、実際の場面になると「実際に行うのは難しい」と感じている方もいるのではないでしょうか。

今回は「エスコート」の英語や意味、類語、またエスコートの仕方についてご紹介します。



「エスコート」の意味とは?

最初に「エスコート」の英語と意味から解説します。

「エスコート」のカタカナ語の意味は「男性が女性に付きそうこと」

カタカナ語の「エスコート」は英語とほぼ同じ意味で、「公共の場や社交場、帰宅の際に、男性が女性に付き添うこと」また「それらに付き添う人」を指す言葉です。また、要人や有名人を警護する「護衛車」を指す時にも使われます。

「エスコート」には、もともと一人では安全でなく十分ではない上の時や、助けや警護を必要とする人に対し、付き添い、同行するという意味があります。

「エスコート」は英語の「escort」のこと

「エスコート」は英語の「escort」のことで、名詞的には「付添人」や「同伴者」、「護衛」や「護衛団」、動詞的な意味は人を「護衛する」「送り届ける」、また「付きそう」という意味の単語となります。

「エスコート」の使い方と例文

続いて「エスコート」の使い方と例文を紹介します。よく使われるフレーズや熟語表現と併せてみていきましょう。

「エスコートする」は女性を優しく誘導すること

「エスコート」で最も多い使い方は「エスコートする」です。たとえば、パーティや結婚式などの社交の場で男性が女性を先導し、一緒に会場に入る時に手を差し伸べたり、会食の時に椅子を引いてあげたり、また帰路に付き添ったりすることを総合的に指す表現です。

「エスコート」には護衛のニュアンスが強いため、女性を安全に、心地よくリードすることが求められています。

「エスコートキッズ」は選手と一緒に入場する子供たちのこと

「エスコートキッズ」とは、別名「エスコートチルドレン」とも呼ばれ、サッカーやフットボール、ラグビーなどの試合において、フィールドに上がる選手と一緒に入場する子供たちのことです。

「エスコートキッズ」の起用は1998年に始まり、スポーツ選手たちが子供たちの前で恥じない健全たるプレーを行うために、フェアプレー・プロジェクトの一つとして採用されました。

また、スポーツマンシップに沿う健全な試合を誓い、日本ではJリーグをはじめ、海外でも各国のリーグ選の手が子供たちの手をつないで元気に走るシーンが見られますが、国連が掲げる「児童虐待防止」への取り組みにも貢献しています。

「エスコート」は「介添え」の時に使わない

「エスコート」には「付き添う」という意味がありますが、病に倒れた人や介護が要する人に付き添う時に使うのは適切ではありません。この場合は「状態を見守る」や「面倒を見る」というニュアンスがあるため、相手を心から気遣う「ケア」や「ケアする」と言った表現を使うようにしましょう。

「エスコート」を使った例文

  • 女性の一人歩きは危険だから、今晩は娘の「エスコート」をしてもらえないだろうか?
  • 会社のパーティに出席するため、同僚に「エスコート役」を頼んだ。
  • 海外では大物アーティストの「エスコート」は当然だと言える。
  • 「エスコート」をすることで、女性を引き立てる効果もある。

「エスコート」の類語は?

それでは「エスコート」の類語について紹介します。文脈にあわせて言い換えができる類語に置き換えてみましょう。

「エスコート」の類語は「随伴」や「警護」

「エスコート」の類語となるのは、相手に付き添う意味の「随伴」や「相伴」、または相手を守る意味の「警護」や「護送」などがあります。エスコートが表現する洒落たイメージとかけ離れる時や文脈によっては、これらの類語を言い換えとして使うこともできるでしょう。

「エスコート」はカジュアルに言うなら「アカンパニー」

「エスコート(escort)」は「付添う」という意味がありますが、もっとカジュアルに表現する時は、「一緒に行く」という意味の「アカンパニー(accompany)」を使うと良いでしょう。

「アカンパニー」の場合、「エスコート」とは異なり、社交場やパーティなどに限らず、一緒に図書館やカフェに行く時などに、純粋に「ついていく」や「同行する」というニュアンスで男女に限らず使える言葉です。

「アカンパニー」はカタカナ語としてはまだまだ聴きなれない言葉かもしれませんが、今後は「エスコート」に並んで使われるようになる可能性が高いと言えます。

ジェントルマンが行う「エスコートの仕方とマナー」とは

最後にジェントルマンとして異性からの感触や好感度を上げるために、適切なエスコートの仕方と、心得ておくべきマナーを紹介します。

手を指しのべる

階段やエスカレーターを使う時は、優しく手を差し伸べてあげましょう。段差のある場所や椅子から立ち上がる時は、男性が女性を先導するように手を引いてあげて下さい。

腕を組む

パーティーの席や人ごみの多い場所では、女性が迷子になったり、離れたりしないように、腕を貸してあげましょう。海外では社交場におけるマナーの一つで、たとえ、恋人同士ではない場合でも、腕を組むことで女性は安心することも期待できます。

車のドアを開ける

映画のシーンでもおなじみの「車のドアの開け閉め」は「エスコート」の基本です。車から降りる時は、あらかじめ外に回ってドアを開け、女性が車から出たのを確認したらドアを閉めてあげます。車に乗り込む際も、ドアを開け、車内に落ち着いたのを確認してから優しく締めてあげましょう。海外では女性に対するマナーでもあり、国際環境で仕事をする人はぜひ実践してみて下さい。

椅子を引く

テーブルに着席する時、女性の据わる椅子を引いてあげ、女性が腰を下ろすと同時に椅子をターブル側に優しく戻してあげましょう。併せて、コートやバッグなどを預けるのか確認してあげるとさらに良いでしょう。

最大のマナーは「相手を気遣う姿勢」

「エスコート」は特別な技術や知識を要するものではなく、相手に対しての心遣いや気遣いを使える手段として解釈するべきです。一般的にはまだまだ男性より女性の方が弱いという見方がありますが、基本的には相手を護衛するという目的をもって「エスコート」をしてあげることが大切です。

まとめ

「エスコート」は英語の「escort」のことで、「男性が女性に対して、帰路や社交場に付き添うこと」を意味する言葉です。基本的には「相手を守る」というニュアンスが強く、重要人物や弱い人を護衛するという意味で使われ、ジェントルマンとしても異性にアピールできるチャンスとも言えます。

マナーの達人になるなら「エスコート」は欠かせません。できるビジネスマンとしても、社交場で華やかに女性をエスコートしてみませんか?

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某私立大経営学部卒、大手旅行会社、商社を経て、豪州へ移住。米国PCメーカーのカスタマー部に勤務後、カンガルーやエミューのいるNSW州の片田舎で生活を開始。田舎暮らしをきっかけにフリーランス(ライター・翻訳)に転身し現在に至る。趣味はゴルフ、料理、ローカルとのゴシップ、キャンプ。