「ステータス」の意味とは?ゲームでの使い方や類語も紹介

「社会的地位」や「状況・状態」を意味する「ステータス」という言葉。「ステータスを感じる」や「ステータスが高い」などの使い方をし、ビジネスシーンでも使用されます。「正しい意味が分からない」「類語を知りたい」という方に向けて、意味や類語のほかにクレジットカードやゲームなど各分野での使い方を紹介します。

「ステータス」とは?

「ステータス」の意味は”社会的地位”

「ステータス」の意味は、“社会的地位”です。社会的地位の判断要素には、職業や収入、生活水準が当てはまります。また、個人が所有する車や家なども、ステータスを判断する1つの要素となります。

ソフトウェアやゲームの状況を指す言葉でもある

「ステータス」には「社会的地位」の他に、“状況・状態”を意味する言葉です。作動中のハードウェア、またはソフトウェアの状況・状態を表す言葉として使用されます。他にもオンラインゲームやロールプレイングゲームでは、キャラクターのHP(hit point)やレベルなどを「ステータス」と表します。

「社会的地位」「状況・状態」と、2つの意味を紹介しましたが、ビジネスシーンでは主に「社会的地位」を表す言葉として使用されます。状況に応じて使い分けましょう。

「ステータス」の様々な使い方と意味とは?

「ステータスになる」「ステータスを感じる」のように使う

「ステータス」は「ステータスになる」や「ステータスを感じる」などの使い方をし、ビジネスシーンでも使用されます。例えば、「高い腕時計を持つことが1つのステータスになる」という例文。

上記の例文は、「高い腕時計をもつことが、1つの社会的地位を表す方法だ」という意味合いになります。

「ステータスの象徴」を意味する”ステータスシンボル”

「ステータス」という言葉が含まれた「ステータスシンボル」は、「社会的地位の象徴」を意味します。車や家、時計などがステータスシンボルに当てはまり、所持することで社会的地位が高いことを表します。

クレジットカードのランクを表す「ステータス」

クレジットカードにおける「ステータス」とは、カードがもつ「社会的地位」や「格」を表します。クレジットカードは数多く存在し、年会費が無料のカードや、高額の年会費を支払わなければならないカードなど様々です。

ステータスが高いカードほど、年会費が高かったり、紹介してもらわなければ入会できなかったりします。もちろんデメリットだけでなく、ステータスカードをもつことで社会的信用を得られることや、特定の場所で優遇されるなどのメリットもあります。

航空会社の会員の1つである「ステータス」

航空会社を一般客よりも多く利用している乗客は、普通とは異なるサービスが受けられ、対象となる人々を「上級会員ステータス」と呼びます。上記での「ステータス」の使い方としては、「格が高い」という意味合いで使われています。

上級会員ステータスになるためには、搭乗するともらえるポイントを一定まで貯めなければなりません。相応の時間とお金がかかりますが、専用チェックインカウンターや専用ラウンジの利用などメリットも多くあります。

使用中のソフトの状態がわかる「ステータスバー」

使用中のソフトウェアの状態が記されている、帯状の表示が「ステータスバー」です。それぞれのソフトウェアにステータスバーは備わっており、表示内容は各ソフトウェアによって異なります。

使用中のソフトウェアの「状況・状態」がわかる領域として、「ステータス」という言葉が使われています。

「ステータス」の類語とは?

類語には「社会的地位」「経済的地位」

「ステータス」の類語に当てはまるのが、「社会的地位」や「経済的地位」です。「社会的地位」は「ステータス」の意味そのものですが、「ステータス」というワードを他の言葉に言い換える状況では「社会的地位」が適しています。

他にも「財産」や「所得」などの要素で地位を表す、「経済的地位」が当てはまります。

「ステータス」の英語表現とは?

「ステータス」は英語で”status”

「ステータス」を英語表現で使用する場合、“status”となります。「地位・身分」や「事情・事態」を意味する単語です。例えば、「The current status」という文章だと、「現在の状況」という意味になります。

他にも「status as a celebrity(有名人としての地位)」などの使い方もあるため、状況に応じて使用しましょう。

まとめ

「社会的地位」を意味する「ステータス」という言葉。「社会的地位」という意味以外では、ソフトウェアやゲームの「状態・状況」を意味する言葉として使用されています。社会的地位を決める要素としては、職業や収入がありますが、他にも車や時計などの所有物で社会的地位の有無を判断することがあり、これを「ステータスシンボル」と呼びます。類語には「社会的地位」「経済的地位」が当てはまるため、状況に応じて使用しましょう。

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hana
大阪在住の新人ライターです。学生時代にビジネスマナーや医療事務・秘書などの検定を取得し、前職は医療秘書として医院勤めでした。料理とスポーツが得意なので、いつか記事にできたらなと思っています。よろしくお願いします。