「押下」の意味とは?「クリック」との違いや使い方・類語を解説

「押し下げる」を意味する「押下」という言葉ですが、「見慣れない言葉で読み方も分からない」という方も、多いのではないでしょうか?「クリックと何が違うの?」「正しい意味を知りたい」という方に向けて、意味や使い方「クリック」との違いを説明します。

「押下」の意味

「押下」の読み方は「おうか」

「押下」の読み方は「おうか」です。一部では業界用語だと言われており、普段見聞きしない人からすれば、読みにくい漢字の1つです。「おうげ」または「おすした」などと、読み間違わないように注意しましょう。

「押し下げる」を意味する「押下」

「押下」とは「押し下げる」を意味する言葉です。主に、パソコンのキーボードやボタンを押す状況で使われます。例えば、「スペースキーを押下してください」という指示があった場合は、「スペースキーを押し下げてください」という意味になります。

「押下」の使い方

「押下する」「押下して」のように使う

「押し下げる」を意味する「押下」という言葉。「○○を押下する」や「○○を押下して」などの使い方をします。説明書などで目にする「押下したまま○○をしてください」という言い回しは、「ボタン(キー)を押し下げたまま、○○の動作を行ってください」という意味になります。

キーボードを押す力を表す「押下圧」

「押下圧」とは、「キーボードを押すときに必要な圧力」を意味します。押下圧はキーボードを選ぶときの重要な要素となり、人によって使いやすいと感じる押下圧は異なります。メーカー側が押下圧を公表しているキーボードもありますが、全てではありません。

使用しているキーボードの押下圧が知りたい場合は、硬貨を使って測ってみましょう。1つのキーの上に1円玉(1g)や10円玉(4.5g)を積んでいき、キーが沈んだ重さが押下圧となります。

「押下」を使った例文

  • コントロールキーを押下したまま「C」のキーを押すと、指定の範囲がコピーされます
  • 全ての作業が終わりましたら、終了ボタンを押下してください
  • エンターキーを押下し続けることで、すきなだけ改行できます

「押下」の類語「クリック」との違い

「押下」に「離す動作」を加えたものが「クリック」

「押下」の意味は「押して下げる」ことと説明したさい、似た動作に「クリック」を思い浮かべた方もいるでしょう。しかし、「押下」と「クリック」には違いがあります。「クリック」とは、マウスのボタンを「押して離す」動作を指します。

「押下」は押す動作のみで、離す動作は含まれていません。押すだけであれば「押下」になり、押して離す動作であれば「クリック」になります。状況に応じて使い分けましょう。

類語には「押し下げる」「プッシュ」が適切

「押下」の類語には「押し下げる」や「プッシュ」が当てはまります。「押し下げる」は「押下」の意味でもあるため、「押下」が伝わりにくいと感じた場合は、「押し下げる」に言い換えてみましょう。

また、「押す」を意味する「プッシュ」も類語に当てはまります。例えば、「押下する」を言い換える場合、「プッシュする」となります。

「押下」の対義語

「押下」の対義語は「引く」

「押下」の対義語には「引く」が当てはまります。「引く」がもつ意味のなかには、「離して取る」という意味があり、「押下」の「押す」という意味に対して反対となります。ただ、パソコンを操作する上では「引く」という作業はないため、使う場面に注意しましょう。

「制限をなくす」を意味する「解放」も「押下」の反対語

「制限をなくし解き放つ」を意味する「解放」も、「押下」の反対語です。キーを押すことを「制限」とし、指を離すことで「制限から解き放たれる」という意味合いです。ただ、「解放」というワードは「使い終わったメモリの容量を空けること」という意味でも使われています。

「指を離すこと」を指しているのか、「メモリを空にすること」を指しているのか、分からなくなる場合があるため、注意しましょう。

「押下」の英語表現

英語で「押下」は「Press down」

英語で「押下」を表す場合、「Press down」が適しています。「Press」が「押す」を、「down」が「下げる」を意味しており、「Press」のみでも「押下」を意味する単語として使用されています。

例えば、「Press the Enter key」という例文。上記の例文には「エンターキーを押下する」という意味があります。

まとめ

「押し下げる」を意味する「押下」という言葉。「○○を押下する」や「○○を押下して」などの使い方をします。似た言葉に「クリック」がありますが、「クリック」は「押して離す」一連の動作を表す言葉であり、「押す」動作のみを表す「押下」とは意味が異なります。類語には「引く」「解放」が当てはまるため、状況に応じて言い換えてみましょう。

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大阪在住の新人ライターです。学生時代にビジネスマナーや医療事務・秘書などの検定を取得し、前職は医療秘書として医院勤めでした。料理とスポーツが得意なので、いつか記事にできたらなと思っています。よろしくお願いします。