「tips」とは?IT・ビジネス・投資信託での意味や類語・英語も解説

「tips」とはあまり聞きなじみのない言葉かもしれませんが、IT分野では「コツ」といった意味である一方で、別の分野では違う意味でも使われています。

今回は「tips」の読み方にはじまり、IT・ゲーム分野、ビジネス、投資信託におけるそれぞれの「tips」の意味を紹介します。また「tips」の類語や英語表現も例文と併せて解説します。

IT分野での「tips」の意味と例文

「tips」の読み方は「チップス」または「ティップス」で、どちらも正しい読み方です。それでは各分野ごとの「tips」の意味を見ていきましょう。

「tips」の意味はIT分野で「コツやテクニック」

「tips」はIT分野でよく使われる言葉で、「ソフトウェアを使うときのちょっとしたコツやテクニック」といった意味があります。知らなくてもソフトウェアは作動するものの、より効率よく作業を進めるためのコツやテクニックのことを特別に「tips」と言います。この意味から派生して、ゲームの分野では、「tips」は「裏技」や「秘訣」といった非公式なテクニックという意味で使われています。

また「tips」には、OSやアプリケーションで問題が起きたときに解決するための方法という意味もあります。

「tips」を使った例文

  • 「PCを効率よく使うためのtipsを教えてほしい」
  • 「このソフトウェアを活用するためのtipsを解説します」
  • 「より求心力のある自社ホームページを作るtipsは次のようになります」

ビジネスでの「tips」の意味と例文

「tips」は「アドバイスやヒント」の意味

ビジネスシーンで「tips」とは、「役に立つヒントやアドバイス」という意味で使われています。単なるヒントやアドバイスというよりも、問題解決につながるようなヒントという意味で、語源となった英語「tip」の意味にもなります。

「tips」を使ったビジネス例文

  • 「ビジネスのtipsを身につけるためには、いいメンターをみつけることだ」
  • 「投資tipsを紹介するある投資家のサイト」
  • 「見積書の書き方tipsはここにまとめてあるから読んでおくように」

投資信託における「TIPS」の意味とは

「TIPS」とは「物価連動国債」のこと

投資信託において「TIPS」と言えば「物価連動国債」(ぶっかれんどうこくさい)のことです。「Treasury Inflation-Protected Securities」の頭文字を取り「TIPS」と略しています。

物価連動国債とは、消費者の物価指数の変動に応じて増減する国債のことで、利率は固定されていて、インフレになれば元金が増えて利払いも増えます。一方、デフレになると元金が減り利払いも減ります。

アメリカでは個人投資家もTIPSを購入することができるのですが、日本では制限がかけられておりTIPSを購入できません。そのため日本では2004年3月から、個人投資家用にTIPSを含めた投資信託商品が販売されています。

「tips」の類語

「tips」の類語は「助言」「ヒント」「コツ」

「tips」の類語には、「助言」「ヒント」「コツ」などが挙げられます。「助言」とは口添えをして助けることでビジネスシーンで使われる「tips」と同じ意味合いです。

「ヒント」は「暗示」や「示唆」という意味もありますが、「問題を解決するためや目的に至るための情報」という意味が「tips」の意味と近いと言えるでしょう。

「コツ」とは「うまく行うためのポイント」のことで、漢語の「骨」(コツ)が語源です。「骨」は体の中心にあり体を支えていることから「物事の本質」という意味ができ、さらに「コツ」という言葉が生まれました。「コツをつかむ」のように使われます。

「tips」の英語での使い方

「tips」は「tip」の複数形ですので、「tip」の説明から始めましょう。

「tip」の意味は「先端」や「助言」

「tip」にはいくつかの意味があり、まず初めに抑えておくべき意味は、ものの「先」や「先端」という意味で、先端につけるものである先端具や杖の先をカバーする部品を指すこともあります。また「tip」には物事をうまくいかせるための「ちょっとしたアドバイス」という意味のほかに、レストランやホテルなどで支払いの際に「心づけとして渡すお金」という意味もあります。

「tip」の単数と複数を使い分ける

英語で「tip」はアドバイスやヒントが一つの場合は単数形の「tip」を使い、複数のアドバイスに対しては複数形の「tips」のように「tip」と「tips」を使い分けます。アドバイスなら何でも「tips」としない点は日本語で使う「tips」と違うところです。

「tips」を使った英語例文

  • “He told us useful tips on how to save money.”
    「彼は節約するための役立つtipsを教えてくれた」
  • “You should ask him tips for buying a car”
    「車売却のtipsは彼に聞くのがいい」

「tips」を使った慣用表現「tips and tricks」

「tips and tricks」とは「ヒントとコツ」という意味の英語のフレーズで、単に「ヒント」と訳されることもあります。物事をうまく行うためのポイントを説明するような文章でよく使われています。

例文:
”Now I will explain you tips and tricks to live better with information technology.”
「これよりITとともによりよい生活をするためのヒントをご紹介します」

まとめ

「tips」とはIT分野ではコツやテクニック、ビジネスシーンではアドバイス、そして投資信託では「物価連動国債」という意味で使われています。それぞれ意味が違いますので、状況に応じて使い分けましょう。