「インフォーマル」の意味とは?服装の例を男性・女性別で解説

フォーマルの反対語として「インフォーマル」という表現がありますが、具体的にはどのような意味があるのでしょうか?結婚式や同窓会の招待状に「服装はインフォーマル」と記載がある場合、どのような服装で出向くべきなのか、迷ってしまうこともあるでしょう。

今回は「インフォーマル」の意味と使い方の例文、男性と女性のインフォーマルの服装例や特徴も紹介しています。

「インフォーマル」の意味とは?

早速、「インフォーマル」の意味から解説していきます。英語表記とあわせてみていきましょう。

「インフォーマル」は「非公式なこと」「略式であること」

「インフォーマル」とは「非公式なこと」「略式であること」を意味します。堅苦しい雰囲気がなく、形式ばらないさまを表します。

また、広い意味では公式ではなくプライベート的な要素を含む「私的な」という意味を持ち、さらに「日常の」「普段の」といったニュアンスも持ち合わせる言葉です。

「インフォーマル」の英語表記は「informal」

「インフォーマル」は英語の「informal」のことで、「formal」に否定を意味する「in」がついた単語となります。参考までに「informal」のつく熟語表現をいくつか挙げてみましょう。

  • informal data:非公式データ
  • informal conversation:砕けた話、堅苦しくない話
  • informal atmosphere:気さくで打ち解けた雰囲気
  • informal clothes:普段着
  • informal activity:非公式活動

「インフォーマル」を使った例文

  • 今回の会議は普段と違ってインフォーマルだった。
  • 今回の選挙でインフォーマルな宣伝活動は避けるように指示があった。
  • 接待はインフォーマルな形で行われたため、余計な緊張をせずに済んだ。
  • 同窓会には上品で華やかなデザインのインフォーマルを身にまとっていこうと思う。

「インフォーマル」な服装とは?

「インフォーマル」な服装とは一体どのようなものを指すのでしょうか?男性と女性の服装に分けて具体例を挙げながら説明します。あわせてドレスコードの名称を高い順から紹介しましょう。

インフォーマルな服装とは「男性ならスーツ」「女性はワンピース」

インフォーマルな服装とは「略礼服」や「平服」を意味します。Tシャツやポロシャツ、ジーンズなどの普段着ではなく、男性ならアイロンの利いたスーツ、女性ならワンピースなどになります。

男性のインフォーマルは一般的にスーツにネクタイが基本ですが、女性に比べてバラエティが少ないとも言えます。デザインや色遣いに遊び心を加えれば、選択の幅は広がってくるでしょう。

「インフォーマル」を含むドレスコード一覧

「ドレスコード」の名称を、格式の高い順から説明していきます。

  • フォーマル(formal):正礼服。モーニングドレス、イブニングドレス、カクテルドレス、タキシードなど
  • セミフォーマル(semi formal):順礼服。パーティードレス、セレモニースーツなど
  • インフォーマル(informal):略礼服。ワンピース、ツーピース、パンツスーツ、スラックス、シャツなど
  • カジュアルエレガンス(casual elegance):カジュアル服でも品のある服装全般
  • スマートカジュアル(smart casual):きれいな雰囲気のある日常服や普段着、シャツや綺麗なジーンズ、短すぎないスカートなど。

一般的な高級レストランでは「インフォーマル」で大丈夫

それでは、どのような機会にインフォーマルが求められるのでしょうか?一般的には、お洒落な雰囲気のある高級レストランでや結婚式の二次会、家族会など、どちらかと言えば正式な場所でありながら、フォーマルほど堅苦しくないようなシーンにおいて「インフォーマル」が好まれる傾向にあります。

平服のようにくつろいだ感じはないものの、全体に上品でエレガントさに溢れるスタイルが「インフォーマル」です。

逆に、インフォーマルの服装が求められているのに対し、フォーマルでガッチリと身を固めるのはをお角違いとなります。場の雰囲気と目的を理解して服装を選ぶようにして下さい。

「インフォーマル」な服装選びの3つの特徴は?

最後に服装における「インフォーマル」の3つの特徴を挙げてみましょう。

全体的に上品・清潔にまとまっている

「インフォーマル」と言えども、ワンピースやスーツなどに共通するのは上品・清潔にまとまっていることです。上品な雰囲気を醸し出す統一感と清潔感があり、相手に失礼のない上品な印象を与えることができるのが「インフォーマル」の第一の特徴でしょう。多少なりともカジュアルな感覚を併せ持ちながら、全体のコーディネートに品があるのが「インフォーマル」です。

シーンに合ったドレッシー感がある

たとえば、高級なレストランで同窓会や結婚式の二次会などが行われる場合、ドレスやカクテルドレスではやや堅苦しくなってしまうため、あえてカジュアルダウンした「インフォーマル」が好まれる傾向にあります。お洒落で流行にあったドレッシー(dressy)感を演出できるのは「インフォーマル」の特徴です。ぜひ、花柄やドット柄、プリント柄など個性的でファッショナブルな服装を楽しんでみて下さい。

また、無地でもドレープの効いたロングワンピースやバイカラーでハイウェストの切り替えがついたエレガントなワンピース、高級感溢れるツーピースなども人気があるようです。

服のデザインや素材の自由度を楽しむ

「インフォーマル」の服装とフォーマルの服装での決定的な違いは、服のデザインや素材において自由度がかなり高いということです。フォーマルで着られるデザインのドレスも多くありますが、その数と比べ物にならないほどインフォーマルに値するワンピースやスーツは数多く存在します。

素材においてもフォーマルだとシルクやベルベットなど、ある程度素材に限りが出てきてしまいますが、インフォーマルの場合はコットンやポリエステルなど素材にも幅が出てくるでしょう。ラメやスパンコールが散りばめられたワンピースは華やいだ装いとしてピッタリです。

デニム素材やリゾート系のドレスは避け、あくまでエレガントで上品な装いを心がけ、アクセサリーやバッグ、ヘアースタイル、ネイル、ハイヒールにも気を配って、華やかな演出をしていきましょう。

「インフォーマル」と「カジュアル」はどう違う?

「インフォーマル」より「カジュアル」のほうが砕けたイメージ

「インフォーマル」と似た言葉に「カジュアル」があります。日常的に「カジュアルな服装」や「カジュアルな雰囲気」というような使われ方をしますが、意味の上では「インフォーマル」とほぼ同じニュアンスがあるように思う人も多いでしょう。しかし、厳密に言えば「カジュアル」にはやや砕けた印象があり、また日常的なスタイルを総称する意味で使われることが多いと言えるでしょう。

加えて、一般的に「カジュアル」と対にある言葉が「フォーマル」です。そのため「フォーマル」の否定形である「インフォーマル」は必然的に「カジュアル」と似たような意味になると考えられます。「カジュアル・パーティ」「フォーマル・パーティ」、現代の言葉なら「カジュアル婚」「フォーマル婚」なども、その例の一つです。

まとめ

「インフォーマル」は「公式ではないこと」「形式ばらないこと」「略式であるさま」の意味があります。服装はもちろん、会議や会話などの形がフォーマルではなくカジュアルで堅苦しくないさまを表す言葉としても使われています。

ほぼカジュアルと同じ意味で使われますが、カジュアルの方がインフォーマルよりやや砕けたようなイメージがあります。些細な意味の違いを理解して、正しく言葉を使うようにしましょう。