レクチャーの意味と使い方とは?類語や対義語、英語例文も紹介

「レクチャー」は職場や学校などでよく耳にするカタカタ語ですが、意味や使い方を理解せずに使っていることはありませんか?

ここでは「レクチャー」意味を英語での意味と照らし合わせながら紹介し、類語や対義語を含めて解説しています。どうぞ参考にしてみて下さい。

レクチャーの意味とは?

まず始めに「レクチャー」の意味と使い方について紹介しましょう。

レクチャーの意味は「説明する」

レクチャーは英語の「lecture」から生まれたカタカナ語です。職場や学校でも「レクチャーをしてもらう」「レクチャーが始まる」などと使うことはありませんか?

日本ではビジネスミーティングや大学の講義など「複数名に対して説明を行う」時に頻繁に使われます。英語でも「講義や講演をする」という意味で使われますが、カタカナ語の「レクチャー」とは規模や内容において、意味や使い方に多少のズレがあると考えられます。

しかし「説明する」という基本的な部分は同じであり、大学やビジネスセミナーでの「レクチャー」など、大勢を目の前に講演や講義を行う点では共通していると言えるでしょう。

英語では「小言をいう」という意味も

カタカナ語の「レクチャー」は知識や技術のある人に「いろいろと説明をしてもらう」というニュアンスで使われます。しかし英語での「Lecture」は「小言をいう」という別の意味もあるため、英語環境で仕事をする時は使い方に気を付けなければなりません。

「Stop lecturing me」は「グチグチうるさい」、「I have enough lecture from you」は「説教は十分だ」という意味になります。

英語の意味「小言をいう」はこういったさまざまな手段を使って講義をするさまが「しつこい」「説教のようだ」とカタチを変え、最終的に「小言を並べる」にたどり着いたのでしょう。

レクチャーはイラストや表を使う

レクチャーは広い意味で「教える」にもなりますが「teach(教える)」とは意味が異なります。

「teach」は数学や学問を学ぶときに、先生や講師などからテキストや本を使って一方的に教えることを指しますが、英語とカタカナ語の「レクチャー」は、ものごとに対してイラストや表、ジェスチャーや見本などさまざまな手段を使って、相手に何とか理解してもらおうという意図があります。

レクチャーは「専門的に学ぶ」こと

カタカナ語の「レクチャー」は学校、大学、技術専門学校、職場、セミナーなど幅広い分野で「何かを専門的に学ぶシーン」で使われる言葉です。

たとえば、それは「職場で新しい商品を説明するとき」「専門学校でプログラミングの技術を習うとき」「スポーツクラブで体のコリをほぐすポーズを習得するとき」などさまざまでしょう。

レクチャーをする人はプロであり、経験豊富な人物であることがほとんどであるため、「より専門的でプラクティカルな学習ができること」が期待できます。レクチャーは知識や技術が上の人が丁寧に手順や方法、内容の詳細について説明し、実践的なテクニックや専門的な知見を与えることが目的なのです。

レクチャーの類語と対義語は?

それではレクチャーの類語と対義語をみてみましょう。

レクチャーの類語と言い換えは?

「レクチャー」の類語には「講演」「演説」「講ずる」「講義」「演述」などがあります。レクチャーは「イラストや表を使って詳しく説明する」ことを表していますが、状況によって適切に言い換えをしてもよいでしょう。

レクチャーの対義語は?

「レクチャー」の対義語にあたる言葉はありませんが、「レクチャーしない」「説明しない」など、否定の言葉を用いて表現するようにしましょう。

レクチャーを使った例文

レクチャーを使った例文をみてみましょう。

レクチャーを行う

「講義や説明を行う」という意味です。

  • 新しい事業内容についてレクチャーを行います。
  • レクチャーを行う時はイラストや表を使って分かりやすく説明しよう。

レクチャーしてもらう

「知識や技術、経験の豊富な人に講義や説明をしてもらう」という意味です。

  • 新しいソフトの使い方をレクチャーしてもらう
  • レクチャーしてもらったら頭の中がクリアになった

レクチャーしていただく

「講義や説明をしてもらう」を敬語表現にしたものです。

  • 社長に今後の展開をレクチャーしていただこうか
  • ご担当者様に開発での経過をレクチャーしていただきたいと考えております

レクチャーを受講する

「講義や講演を受ける」「説明会に参加する」という意味で使われます。大学では「レクチャーを受ける」は定番の表現でしょう。

  • 自然食品についてのレクチャーを受講する
  • 著名な先生のレクチャーを受講して勉強になった

「レクチャー」を使ったビジネス英語

最後に「lecture」を使ってビジネスシーンに役立つ英文を学んでみましょう。

  • We are planning on doing some lecture for new products next Monday.
    来週の 月曜日に新しい商品のレクチャーを予定している
  • He lectures around the Asian countries how important it is to reduce carbon dioxide emission.
    彼はアジア諸国を訪問し、いかに二酸化炭素排出量を減らすことが重要であるかをレクチャーしている。

中国語では「演讲」

中国語で「講演」「講義」「レクチャー」を指す言葉は「演讲(Yanjiang=ヤンジャン)」になります。中国とのビジネスシーンでで役立ててみて下さい。

まとめ

「レクチャー」は大学なら教授が学生に、職場なら上司が部下に、講習会なら先生が参加者にというように、技術や知識が豊富な人がイラストや表などを用いて丁寧に説明することを指します。

レクチャーは答えを純粋に教えるということではなく「詳細を経緯を追って順番にわかりやすく説明していく」というニュアンスがあります。「教える」「説明する」「レクチャーする」それぞれの言葉の意味に気を付けて職場でも上手に使い分けをしてみましょう。