ハイオクとレギュラーの違いは?入れ間違えたらどうなるのかも解説

「ハイオク」と「レギュラー」の違いを知っていますか?「ハイオク仕様車にレギュラーを入れ間違えたらどうなる?」「ハイオクとレギュラーを混ぜると燃費はあがる?」という疑問に向けて、「ハイオク」「レギュラー」の違いや価格差、入れ間違えるとどうなるかを解説します。



「ハイオク」と「レギュラー」の違いとは?

「ハイオク」「レギュラー」の違いは「燃えにくさ」

「ハイオク」と「レギュラー」の違いは「燃えにくさ」にあり、「ハイオク」の方が「レギュラー」と比較して燃えにくくなっているのです。ガソリンには「エンジン内での自己着火のしにくさ」を表す「オクタン価」という数値があり、オクタン価によって「ハイオク」と「レギュラー」に分けられます。

日本工業規格(JIS規格)では「ハイオク」のオクタン価は96.0以上、「レギュラー」のオクタン価は89.0以上であることが定められています。オクタン価が高ければ自己着火しにくい、つまり「燃えにくい」ことを表しているため、「ハイオク」の方が燃えにくく「レギュラー」の方が燃えやすいのです。

  • ハイオク:レギュラーと比較すると燃えにくい(オクタン価96.0以上)
  • レギュラー:ハイオクと比較すると燃えやすい(オクタン価89.0以上)

「ハイオク」「レギュラー」は価格も違い、価格差がある

「ハイオク」と「レギュラー」では価格にも違いがあり、「ハイオク」の方が「レギュラー」と比較して高く販売されています。経済産業省が公表している2019年9月(東京都)の平均ガソリン価格を見てみると、「ハイオク」は1Lあたり154.9円でした。

一方で「レギュラー」は1Lあたり144.3円であったため、1Lあたり10.6円の価格差があることが分かります。

  • ハイオク:レギュラーと比較して高い
  • レギュラー:ハイオクと比較して安い

ハイオク車に「レギュラー」を入れ間違えるとどうなる?

ハイオク仕様車への入れ間違いはトラブルに繋がる

「レギュラー」をハイオク仕様車へ入れ間違えると、トラブルに繋がるため注意しましょう。ハイオク仕様車とは、「ハイオク」のみの使用を想定して造られています。入れた直後から「走行できなくなった」とはなりませんが、エンジンパワーの低下や車種によってはエンジンにダメージを与え、故障に繋がることがあるため注意しましょう。

「レギュラー」に対応しているハイオク車もある

ハイオク車のなかには「レギュラー」に対応している車もあります。「レギュラー」対応のハイオク車は、「レギュラー」を入れることを想定して造られているため、入れ間違えてもトラブルに繋がることはありません。

ただ、車種によっては取扱説明書に「レギュラー」を使用すると「エンジンパワーが低下する」との記載があるものもあります。

レギュラー車に「ハイオク」を入れても燃費はかわらない

ハイオク仕様車に「レギュラー」を入れるとトラブルの元になることを説明しました。一方で、レギュラー車に「ハイオク」を入れることは、とくに問題ありません。ただ、燃費やエンジンパワーの向上を目的として「ハイオク」を入れても、期待されるような効果はありません。

「ハイオク」に含まれている添加剤によって洗浄効果がある、という意見もありますが、量販店で販売しているガソリン添加剤で代用できます。レギュラー車に「ハイオク」を入れても問題ないが、代用することによる効果はあまり無いということを覚えておきましょう。

「ハイオク」と「レギュラー」混ぜるとどうなる?

「ハイオク」「レギュラー」を混ぜても効果はない

「ハイオク」と「レギュラー」は混ぜて使用しても問題ありませんが、燃費に影響するなどの効果はありません。価格的には「ハイオク」の方が高いため、少しでも安価な「レギュラー」を混ぜるという意見もありますが、想定されていないガソリンを使うことで燃費が悪くなることがあります。

「軽油」と「ハイオク」「レギュラー」の違い

「ハイオク」「レギュラー」はガソリンだが、「軽油」はガソリンではない

車の燃料には「ハイオク」「レギュラー」の他に、ディーゼル車などに使われる「軽油」があります。3つの違いは、ガソリンかどうかです。「ハイオク」「レギュラー」はガソリンであるのに対し、「軽油」はガソリンではありません。

ガソリンと軽油はどちらも「原油」から作られています。原油を加熱してできた蒸気を、沸点の低いものから分類します。沸点が30~180度のものが「ガソリン」、沸点が240~350度のものが「軽油」に分けられるのです。

「ガソリン」「軽油」の見分け方は価格や色の違い

「ガソリン」と「軽油」は色で見分けられます。本来は「ガソリン」「軽油」ともに無色透明ですが、見分けがつくように「軽油」のみオレンジに色付けされているのです。また、値段も異なります。

「ガソリン」と「軽油」では、課せられている税金が違うため、「軽油」の方が「ガソリン」よりも安く販売されています。

  • ガソリン:無色透明・軽油と比較して高い
  • 軽油:オレンジ色・ガソリンと比較して安い

まとめ

「ハイオク」と「レギュラー」の違いは「燃えにくさ」にあり、オクタン価が高い「ハイオク」の方が「レギュラー」よりも燃えにくいという違いがあります。「ハイオク」と「レギュラー」を入れ間違えても問題ないことが多いですが、ハイオク仕様車の場合は故障に繋がることがあるため、注意しましょう。

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大阪在住の新人ライターです。学生時代にビジネスマナーや医療事務・秘書などの検定を取得し、前職は医療秘書として医院勤めでした。料理とスポーツが得意なので、いつか記事にできたらなと思っています。よろしくお願いします。