「リテイク」の意味とは?使い方の例文や類語・英語表現も解説

「リテイク」は、主に映像や音楽などのクリエイティブな分野で使われているカタカナ語です。英語が語源なので、業界用語でもなんとなく想像できる方もいるかもしれません。

今回はこのカタカナ語「リテイク」の意味や語源、使い方の例文を詳しく解説していきます。この他にも、似た表現の言葉「リメイク」との違いや関連語、また類語などもあわせて紹介します。

「リテイク」の意味とは?

「リテイク」の意味は「やり直すこと」

「リテイク」とは、「収録のやり直し」を意味します。「リテイク」は、使う分野によってやり直す対象が以下のように異なります。

  • 映画やドラマなど映像の世界・・・撮影のやり直し
  • 音楽界・・・レコーディングのやり直し

「リテイク」は業界用語として位置付けされていますが、趣味やサークルなどで収録に関わることをしているのであれば、一般の方でも十分使う機会はあります。

「リテイク」の語源は「retake」

「リテイク」の語源は、英語の「retake」です。「retake」の意味はカタカナ語「リテイク」のように、“写真などの映像を撮り直す”という意味を持ちます。英語「retake」には、それ以外にも”取り戻す“や”再試験を受ける“といったことも表現できるため、カタカナ語よりも使うシーンが広めです。

「リテイク」の語源「retake」の意味
・(写真などを)撮り直す、再び撮影する
・(〜を)取り戻す、再び取る
・再試験を受ける

「リテイク」の使い方と例文

「リテイク」は収録のやり直しのときに使う

「リテイク」には“再び”といった意味が含まれているため、新しく収録するような場面ではなく、一度収録したものを再度やり直すといった場面で使います。先ほども説明したように、基本的には業界用語として使われているので、日常シーンに登場することはあまりありません。

「リテイク」の例文

  • 「リテイクが続き、新作映画の撮影が予想以上に長引いた」
  • 「リテイクを繰り返すたび、僕の演技は磨かれていった」
  • 「珍しいことに、このドラマではリテイクがほとんどなかった」
  • 「あの歌手は納得がいくまでリテイクし続ける」
  • 「今日はもうやめて、明日、新曲のリテイクをしよう」

「リテイク」の関連語

「リテイクポリシー」とは“再受験規定”

「リテイクポリシー」とは、資格取得のための再受験規定のことを指します。例えば、同じ科目を再受験したいなら、一度目の受験日から5日目以降などといった規定です。

基本的に、団体などによって定められたリテイクポリシーを違反した場合は、受験予約さえできません。英語「retake」が持つ“再受験”の意味からきている言葉だと言われています。

「リテイクシックスティーン」とは“青春系小説”

「リテイクシックスティーン」とは、豊島ミホさんによって書かれた青春系小説のタイトルです。「リテイク」と言葉が入っているように、青春時代に戻り人生をやり直すという内容の作品になっています。ラジオドラマとして、NHK-FMで放送されていました。

「リテイク」の類語

「リメイク」の意味は“作り直す”

「リメイク」は、過去の作品や商品を作り直すこと、またはその作品自体を意味します。「リテイク」にも “何かをし直す”という意味が含まれているため、やり直す対象は異なりますが類語と言えます。分野によって上手に使い分けましょう。

「チェックバック」の意味は“修正指示”

「チェックバック」とは、ライターやデザイナーなどクリエイターと呼ばれる人たちによって制作されたものに対しての、ディレクターや依頼主からの修正指示を指します。

“修正する”を言い換えれば、「リテイク」が持つ“やり直す”という意味と同じです。やり直す対象は異なるため同義語としては使えませんが、類語関係の言葉であるとは言えます。「チェックバック」も「リテイク」と同じく、業界用語としての印象が強いです。

「再撮」の意味は“撮影のやり直し”

「再撮(さいさつ)」は、映画や写真などの撮影のやり直しを意味します。「リテイク」とほぼ同じ意味を持ちますが、『撮』という漢字が入っているように、録音に関してのやり直しは説明できません。

「収録のしなおし」はリテイクの日本語表現

「収録のしなおし」は、業界用語「リテイク」を日本語で表現した言葉です。一般の人には、この表現の方がわかりやすいのでおすすめです。説明する分野によって、“収録”の部分を“撮影”や“録音”、“レコーディング”と言い換えるといいでしょう。よりイメージがつき、「リテイク」を知らなくてもスムーズに会話できます。

まとめ

「リテイク」は、“収録をやり直す”という意味を持っています。主に、映画やドラマなどの撮影現場、また新曲のレコーディングなどで使われるため、日常会話に出て来ることはほとんどありません。ビジネス用語ではありませんが、収録が関わるような職種に就く予定のある方は必須の言葉と言えるので覚えておきましょう。