「問題ない」の意味と使い方!ビジネスで使える敬語や英語表現

日常の会話の中で「全然、問題ないよ」「これで、問題ありませんか?」など、「問題ない」という言葉を使うことがありますが、意味や使い方に違いはあるのでしょうか?

ここではビジネスシーンでも頻繁に登場する「問題ない」について、正しい意味と適切な使い方、敬語表現や英語での表現、また類語を含めて紹介します。



問題ないの正しい意味と使い方とは? 

「問題ない」の正しい意味

「問題ない」は「大丈夫である」「支障がない」という意味です。「問題ない」は言葉を使う際の状況や立場によって(誰が誰に対してどのように使うかによって)意味が多少変わってきますが、「問題とするところがない」「問題に値することがない」というのが本来の意味です。

「問題ない」は普段の生活でも無意識のうちに使ってしまいがちですが、きっと状況を穏やかにできる便利な言葉であるからでしょう。

「問題ない」の正しい使い方

通常の会話で使う「問題ない」をわかりやすい例文を3つ挙げてみてみましょう。

  • 「こういった包装の仕方で問題ないですか?」「はい、問題ないです」
  • 「明日は車で行こうと思うけど、問題ないかな?」「うん、問題ないよ」
  • 「発送が少し遅れますが、問題ないですか?「とくに問題ないです」

上記の例文のように「全体的に大丈夫である」「事柄に支障がない」ということを表すのが「問題ない」という言葉であるのがわかります。

「問題ない」の類語

「問題ない」の類語はたくさんあります。「非の打ちどころがない」「平気である」「大丈夫である」「不満・不平がない」「どうこうということなはい」「差し支える点はない」「とくに支障はない」などが挙げられます。

どの類語も似たような意味を持ちますが、状況や事柄によって使い方が異なります。

「問題ない」の英語表現

「問題ない」を英語で表す言葉もいくつかあります。言葉を使う状況によって多少意味合いが変わってきますが、ほとんど同じような意味で使われます。

よく使われる「問題ない」の英語表現は「That’s ok」「That’s fine」「All good」「No a problem」「No problem」「No dramas」「We can handle it」「We are fine」「Not an issue」などがあります。

ビジネスシーンややや硬い表現で使いたい場合は「Not an issue」、完璧ではないけれどまず大丈夫だろう、という意味で使う時は「We can handle it」が適切です。

「問題ない」ビジネスでの敬語表現とは?

社会人になるとビジネスシーンで使われるさまざまな言葉に戸惑いを感じることもあるでしょう。それでは「問題ない」の敬語表現はどのようになるのでしょうか?例文を挙げてみてみましょう。

敬語表現は「問題ございません」

「問題ない」の敬語表現は「問題ございません」、疑問形の場合は「問題ございませんでしょうか?」です。「問題ないです」「問題ないですか?」をさらに硬くした言い方になります。

  • 「この件に関して、不満な点はありますか?「いえ、とくに問題はございません」
  • 「担当スタッフが休みですが、代理でも問題はございませんか?」

「問題ございません」の使い方には要注意

「問題はございません」はかなりかしこまった言い方になるため、直属の上司や付き合いのながい取引先の担当者には多少距離をおいたイメージを与えるかもしれません。

「問題ございません」は勤め先やクライアントの社長など、立場的に開きがある相手に対して使うのが適切です。相手の地位や職場での上下関係など状況を察して上手に使い分けしましょう。

「問題ありませんか?」は適切な使い方?

「問題ない」「問題ないですか?」という使い方の他に、「問題ありません」「問題ありませんか?」を使うことがあります。この表現はビジネスシーンで適切なのでしょうか?

使う状況や言い方には気をつける

「問題ありませんか?」という言葉は言い方や口調によっては強引な印象を与えることがあります。

「問題ありませんか?」と問われた相手は瞬間的に多少の圧力を感じることがあるかもしれません。大切なビジネスシーンでは失礼な言い方になる可能性があるので、状況を見きわめてから使うようにしましょう。

友達同士や家族間なら失礼ではない

「問題ありません」「問題ありますか?」は親しい間柄、もしくは家族同士なら使っても失礼に当たることは少ないでしょう。

「問題ありませんか?」は「問題ない」と似ている言葉ですが、言葉から受け取る印象や意味合いが少し変わってきますので、使い方に気を付けるようにして下さい。

まとめ

社会人になると上司や取引先など話す相手によって言葉を巧みに使い分けなければならないため、言葉への正しい理解が必要です。

今回ご紹介した「問題ない」の敬語は「問題ないです」「問題ないですか」、さらにかしこまった言い方だと「問題はございません」「問題はございませんでしょうか?」となります。

状況や立場によって言葉の意味も変わってきます。正しい言葉を適切に選びながら、社会人としてスムーズな会話を作り上げていけるように心がけましょう。

 

ABOUTこの記事をかいた人

某私立大経営学部卒、大手旅行会社、商社を経て、豪州へ移住。米国PCメーカーのカスタマー部に勤務後、カンガルーやエミューのいるNSW州の片田舎で生活を開始。田舎暮らしをきっかけにフリーランス(ライター・翻訳)に転身し現在に至る。趣味はゴルフ、料理、ローカルとのゴシップ、キャンプ。