「オープンマインド」の意味とは?日本語と英語の違いや類語も解説

「オープンマインド」という言葉を聞いたことがありますか?最近、メディアでも使われるようになりましたが、社会生活を送るうえでプラスになる思考のあり方とも言われています。

ここでは「オープンマインド」の意味と英語表記、類語と対義語、ビジネスにおける「オープンマインド」の必要性やメリット、注意点を解説します。

「オープンマインド」の意味とは

オープンマインドは「自分をさらけ出し他を受け入れる心」

「オープンマインド」とは「自分をさらけ出し他を受け入れる心」のことです。自分のありのままの姿や考えを包み隠すことなく、オープンに開け広げることを指します。それと同時に「他人や他の物事に対しても興味を示し、積極的に受け入れる」という意味も持ち合わせます。

「オープンマインド」は、心をあけ放ち自由な気持ちでいること、また素直な心を持つことを意味する言葉です。そのため、「オープンマインド」の人は心に余裕をある人がとても多いと言えます。

オープンマインドは英語で「an open mind/open-minded」

「オープンマインド」は英語で表現すると「an open mind」や「open-minded」となります。たとえば、「オープンマインドを持った人」は「a person with an open mind」、「オープンマインドが大切」なら「open-minded is important」というように表現したりします。

英語では「偏見のない心」の意味

上記で説明させていただきましたが「オープンマインド」の語源は英語の「an open mind」「open-minded」です。英語での意味もほぼ日本語での意味と相違ありませんが、英語の意味で日本語と異なる点は「偏見」に焦点を置いたところでしょう。

多国籍、多文化など、日本とは異なる生活環境にある海外では、自分の考えや主張が必ずしも他人と同じであるとは限りません。そのため、他人を受け入れ、自分とは反対の意見を持つ人でも、「偏見なく受け入れる」ことが、健全に生活する上で非常に重要になってくるわけです。

英語の「オープンマインド」は、肌の色、言語、ライフスタイル、趣味趣向など、あらゆることに対し「偏見のない心である」というニュアンスが強いことを理解しておきましょう。

「オープンマインド」の類語は?

「開放的な」は心を開け放つこと

「開放的な」とは、言葉通り「心を開け放つこと」を意味しています。ありのままの姿や本来の自分をかくさず、人に門戸を広く開けて接することを指します。基本的に「開放的」は誰でも受け入れる状態であることを指しますが、同時に、性質があけっぴろげなことを表す言葉でもあります。

例文
  • 彼は自分の過去や家族のことを自然に話してくれる、開放的な性格である。
  • 開放的な性格のため、新しい部署でもすんなり仲間と打ち解けた。

「快活な」は生き生きとして明るいこと

「快活な」は行き生きとして明るいことを意味します。朗らかで元気な様子、生気に満ちていて活動的なことを指します。「オープンマインド」は明るく、広い心を持つことを意味しますが、同時に「快活」であることも必要な要素の一つと言えるでしょう。

例文
  • 営業部のAさんは快活な態度が魅力的な女性である。
  • 明朗快活は、私の長所の一つだ。

「オープンマインド」の対義語は?

「クローズマインド」は心が閉鎖的なこと

「オープンマインド」の対義語は「クローズマインド(close mind」です。心が閉鎖的で、ふさぎ込んだ状態を表す言葉で、自分のことや主張、考えなどをさらけ出すことができない心を意味します。

例文
  • 今年は自分の意見や考えを言わない、クローズマインドな新人が多い。
  • クローズマインドでいると、何を考えているかわからないよ。

「固定観念」は「凝り固まった考え方」

「オープンマインド」の対義語は「固定観念」です。「固定観念」とは、たとえば「日本人だからパンより米好き」「女性だから青よりピンクが好き」といった考えのことを表します。

こういった「固定観念」が強いと、「日本人なのに、なぜパンが好きなのか理解できない」「男性なのに、ピンク好きとは不思議だ」などと、他の考えを受け入れることができなかったり、疑問を強く抱いたりしてしまいます。「オープンマインド」のように、自分をさらけ出さず、他人や他人の考えを快く受け入れることができないのが「固定観念」のデメリットでしょう。

加えて「固定観念」は英語で「stereotype(ステレオタイプ)」と言います。カタカナ語としても浸透している言葉の一つとなりますので、併せて覚えておきましょう。

例文
  • 部長の欠点は「女性はしおらしく」という固定観念が強いところだ。
  • 固定観念にとらわれていると、新しいことや新技術が受け入れられなくなるよ。

「オープンマインド」はビジネスで必要な要素?

「オープンマインド」はビジネスでも有利

「オープンマインド」の人は基本的に明るく、人を引き付ける魅力を兼ね備えた人が多いようです。もともと、他人の意見を聞き、他人を受け入れる器があるので「この人なら信頼できる」と、多くの人が周りに集まってきます。

たとえば、ビジネスシーンや職場では、上司の立場から、部下がオープンマインドであると非常に楽であると言えます。「オープンマインド」だと心が広いため、注意をしてもひがむことなく、指示を素直に受け入れながら、ミスを修正することができるからです。簡単に言えば育てやすいというメリットがあります。また、部下から見た上司も「信頼できる」「何でも話せる」と好意的な感情を抱く場合が多いようです。

掻い摘んで言えば、ビジネスでリーダー格になる人、部下を持つ立場になる人に「オープンマインド」の人が多いのは、偏見なく他人を受け入れ、上手に意見をまとめる力があるからです。ビジネスにおいても「オープンマインド」は有利に働く思考のカタチと言えます。

オープンマインドは「自己主張のし過ぎ」「お調子者」ではない

「オープンマインド」はビジネスはもちろん、日常生活や日頃の社会生活でも有利に働くことが多い思考のカタチです。しかし、「オープンマインド」を「むやみやたらと自己をあけっぴろげにし過ぎる」という意味で解釈してしまうと、ビジネスシーンで失敗してしまうことがあるため注意が必要です。

「オープンマインド」は場合によっては「自己主張のし過ぎ」や「お調子者」というように、本来とは曲がった意味合いで解釈されてしまうことがあります。「オープンマインド」はあくまで「自分をさらけ出し、他人も受け入れる心」や「広く心を放ち、偏見のないものの見方や考え方ができる」ことです。ビジネスにおいては有利な思考のカタチですが、意味をはき違えて解釈しないように気をつけましょう。

まとめ

「オープンマインド」は自分の考えや意見、過去やおいたちなど、包み隠さずさらけ出し、同時に他人や他人の意見や主張も受け入れ理解することを意味します。

秘密主義の人や性格が大人しい人は、一朝一夕にオープンマインドになることは難しいかもしれません。しかし、自分を隠さず開け放つことで、心から他人に信頼されることもあります。「オープンマインド」はビジネスでも有利に機能することがありますので、職場の人間関係に悩んでいる人は、少しずつ自分の心の内を開き始めてはいかがでしょうか?