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漢字で英語の名前?そのメリットとアメリカ人気の名前トップ10

お子さんに漢字で「英語のような名前」をつける人が増えています。英語の名前は響きやイメージが爽快で、何より「かっこいい」のが特徴でしょう。

ここでは「英語の名前」を付けるメリット、アメリカの人気名前ランキング、名前についての基礎知識を含めて紹介しています。

基礎知識「名前の書き方と聞き方」

英語の名前の基礎知識として「名前の書き方」と「名前の聞き方」について触れてみましょう。

英語で名前を書く時は「名前が先で苗字が後」の順番

英語で名前を書くときは、「名前(First name)」が先で、「苗字(Family name or Surname」が後です。名前も苗字も最初の文字は「大文字」になり、名前と苗字の間にスペースを空けるようにしましょう。

例)
田中 太郎:Taro Tanaka
佐藤 英子:Eiko Sato

日本ではパスポートを作る時やホテル予約、また海外ではさまざまなシーンで「自分の名前を英語で書く」ことが求められます。日本式に「Tanaka Taro」「Eiko Sato」などと書いてしまわないようにして下さい。

名前を聞くときは「May I ~」

英語で名前を聞くときは相手に失礼のないように「May I ask your name,please?(名前を聞いてもよいですか?)」「May I have you name, please?(お名前は何ですか?)」と丁寧にたずねましょう。「May I」を「Can I」に置き換えても大丈夫ですが、最後に「Please?」を加えることを忘れないようにして下さい。

他の言い回しなら「Do you mind if I have you name?(名前を聞いても差し支えありませんか?)」、フレンドリーな環境であるなら「What is your name?」とストレートに聞いてもよいでしょう。

英語の名前をつけるメリットとは?

「英語の名前」をつける目的、メリットに迫ってみたいと思います。理由は「おしゃれ」「かっこいい」だけではありませんでした。

海外でも普通に通じる

英語の名前をつける大きなメリットは、何といっても「海外の人が呼びやすい」「自然と通じる」ということでしょう。代表的な名前では女の子では「Erika=エリカ(恵梨香etc)「Kite=カイト(海人etc)」などがありますが、これらの英語の名前は「海外でもすぐに呼んでもらえる」というメリットがあります。

日本語の名前でも海外の人にとっては発音に馴染みがなかったり、言いにくいことがあるため、なかなか覚えてもらえないこともあるでしょう。私たち日本人でも英語の名前でいいにくい名前があるのと同じです。

英語の名前なら海外でも「容易に覚えてもらえる」「名前に親しみがある」というメリットとともに、親御さんの「世界で活躍してほしい」という願いも込められているのです。

英語の名前でも「漢字表記」できる

前述でもお話しましたが、英語の名前でも「漢字表記」ができるのは魅力的でしょう。つまり「日本語」でも「英語」でも表すことができる名前であるため、とてもフレキシブルであると言えます。

英語の名前を日本語に直接変換できないこともありますが、英語の意味にちなんだ漢字をつける場合もあるようです。加えて、漢字を使わず「エリカ」「ジョージ」などカタカナで表記するという選択技もあります。

日本人でも愛称で呼ぶのが通常

海外では名前を呼ぶときに「愛称(ニックネーム)」を使うことが多いです。例えば「Michael(マイケル)」なら「マイキー」、「Rodrigues(ロドリゲス)なら「ロッド」などです。

また、海外では日本の名前を愛称のような「略称」で呼ぶことがあります。たとえば「みきこ」「ゆみこ」でも「みき(Micky)」「ゆみ(You me)」などのように、「英語に近い名前」を探して呼ぶ傾向があります。これも異国の名前を覚えるための知恵かもしれません。

海外でも日本の名前は「かっこいい」

海外でも日本文化が大好きで「Sakura」「Yamato」などの日本名を付ける親御さんもいますが、日本の名前で「かっこいい」と感じるの名前に「レン」「レオ」「ケン」「スカイ」「ナオミ」「エマ」「エリン」「マアサ」などが挙がっています。共通点は「英語の名前」でもあり、「漢字表記」ができるところでしょう。

アメリカ人気名前ランキングTOP10

海外ではどんな名前が人気なのでしょうか?2017年度版「アメリカの人気名前ランキング」の1位から10位までを紹介します。(米国Baby Center調べ)

男の子と女の子「人気の名前一覧」

「男の子」

1:Jackson(ジャクソン)
2:Liam(リアム)
3:Noah(ノア)
4:Aiden(エイデン)
5:Lucas(ルーカス)
6:Caden(ケイデン)
7:Grayson(グレイソン)
8:Mason(メイソン)
9:Ellijah(エリジャー)
10:Logan(ローガン)

「女の子」

1:Sophia(ソフィア)
2:Olivia(オリビア)
3:Emma(エマ)
4:Ava(エイバ)
5:Isabella(イザベラ)
6:Mia(ミア)
7:Riley(ライリー)
9:Zoe(ゾウイ)
10:Amelia(アメリヤ)

名前の意味が深い

日本の名前にそれぞれ意味があるように、英語の名前にも意味があります。たとえば「Liam(リアム)」は「アイルランドの戦士(意味は剛腕、守護神)」、「Noah(ノア)」は「安らぎ、休息」、「Sophia(ソフィア)」は「知恵」、「Emma(エマ)」は「宇宙、全世界」という意味があります。

まとめ

英語の名前をつける目的として最も多いのが「海外で通じる」ことだと言われています。グローバル社会を迎え、「我が子にも国際舞台で活躍してほしい」という親の切実な思いが込められているのでしょう。

英語でも漢字に変換できる名前がたくさんあります。「名は体を表す」と言いますが、英語の名前をつけることで自然に「英語への意識」も高まることが期待できるかもしれません。どうぞ、かっこよく、また可愛らしい「素敵な英語のお名前」を付けてあげて下さい。