「スタンディングオベーション」の意味とは?略称とタイミングも

スポーツの試合や音楽演奏会などのイベントで大勢の観客が立ち上がり、一斉に拍手を送ることを「スタンディングオベーション」と言います。さて、英語ではどのように表記するのするでしょうか?

今回は「スタンディングオベーション」の意味と英語表記を始め、起源や略称、「スタンディングオベーションを行うタイミング」などを紹介させていただきます。

「スタンディングオベーション」の意味とは?

「スタンディングオベーション」は立ち上がり拍手喝采を送ること

「スタンディングオベーション」は、スタジアムで行われるスポーツ試合や観客が多く集まる舞台や劇、音楽の演奏会などで、観客が総立ちになり拍手喝采を送ることを意味します。

たとえば、スポーツ試合では素晴らしいファインプレーや感動的なゴールシーンなど、人々の心を揺さぶるシーンが多く生まれます。これらの素晴らしい感動シーンを心から感謝し、選手や監督を称賛する時に「スタンディングオベーション」が繰り広げられます。

「スタンディングオベーション」は拍手の他、感謝の言葉や声援などが飛ぶ場合もあります。選手側も「スタンディングオベーション」によって観客とコミュニケーションが取れるのも特徴でしょう。「スタンディングオベーション」は感動を表現する最大限の賛辞なのです。

「スタンディングオベーション」の英語は「standing ovation」

「スタンディングオベーション」は英語を語源とするカタカナ語で、英語表記は「standing ovation」となります。「standing=立っている、立った状態」「ovation=拍手喝采、大喝采」と組み合わせた熟語フレーズで、英語圏でもよく使われています。

「スタンディングオベーション」の起源と略称

「スタンディングオベーション」の起源は1740年代ロンドン

「スタンディングオベーション」の起源は1740年の英国・ロンドンにまでさかのぼります。

当時、国王であったジョージ二世を前に、ヘンデルの代表作であるオラトリオ「メサイア」が演奏されました。演奏会の中でジョージ二世は「ハレルヤ・コーラス」に胸を打たれ、思わず立ち上がり拍手喝采を送ったそうです。そして、その拍手喝采に対して周囲も湧き上がり、一緒に立ち上がって拍手を送ったことが起源だとされています。

「スタンディングオベーション」の略称は「スタオベ」

日本には長いフレーズを短くする文化が根付いていますが、「スタンディングオベーション」も他ならず、その対象となるようです。日本では「スタンディングオベーション」を省略して「スタオベ」と呼ぶことがあります。メディアや友達同士の会話の中で「スタオベ」という表現が登場して、意味がわからないことがないように、ここでしっかり抑えておきましょう。

「スタンディングオベーション」のタイミングは?

感動が一致した時にするのがベストタイミング

「スタンディングオベーション」は、観衆が総立ちして拍手喝采を送ることを意味しますが、いつ、どのタイミングで立ち上がればよいか、迷うこともあるでしょう。

「スタンディングオベーション」は基本的に観衆の感動が一致した時にするのがベストです。たとえば、コンサートや演奏会のラストのシーン、また最も盛り上がった瞬間に、周囲の雰囲気を多少察知して行うのが通常です。

自分から率先して立ち上がろうと焦る必要はありません。観客席から少しずつ拍手が生まれ、その輪が広がっていく時に「スタンディングオベーション」が行われる時が多いです。感動は人の心を伝って生きます。もちろん、同じ場所で同じ感動を共有しているなら、「スタンディングオベーション」も、ごく自然に生まれてくることでしょう。

「スタンディングオベーション」はカーテンコールとしても

また「スタンディングオベーション」は、演奏会やコンサートがいったん終了した後に、「カーテンコール」を意図して行われることもあります。音楽や劇などの出演者に心からの賛辞を示し、改めて感謝の意を示しながら、再三の登場を願います。

「スタンディングオベーション」の反対語は?

反対語は「ブーイング(booing)」

「スタンディングオベーション」の反対の意味を持つのが「ブーイング(booing)」です。

音楽の演奏会や舞台などではあまり見られませんが、スポーツの試合でアンフェアな判定を受けたり、スポーツマンシップに反する行為が見られた場合などに、「ヤジを飛ばす」意図で行われます。「ブーイング」は観客が一斉に「ブー(boo)」と声を上げて、不満を表す行為を指します。

まとめ

「スタンディングオベーション(standing ovation)」とは、スポーツ試合や舞台、劇、音楽の演奏会など人が多く集まるイベントで、聴衆や観客が立ち上がり拍手喝采を送ることを意味します。

「スタンディングオベーション」は観客と演奏者などが一体感を味わう美しい場面でもあります。総立ちになって素晴らしいプレーや演奏に拍手喝采を送るため、心がジーンとする感動的なシーンとも言えるでしょう。感動や称賛する気持ちをストレートに表現したもの、それが「スタンディングオベーション」なのです。