「ブランク」はどんな意味?使い方や例文・他の分野での使い方も解説

就職試験の時に「ブランクの期間」について質問されたことはないでしょうか?「ブランク」は期間について述べる時に使われますが、他の分野では別の意味で使われるユニークなカタカナ語です。
今回は「ブランク」の意味、使い方と例文、言い換え出来る類語をさせていただきます。英語での使い方もちょっと違いますので確認してみて下さい。

「ブランク」の意味とは?

「ブランク」の意味1「空欄・空白の部分」

「ブランク」の意味は「空欄や空白の部分」を意味します。たとえば、「テストでブランク部分を埋めよ」と求められたら「空白部分を埋めよ」、また「ペンキでブランクを埋める」という文章なら「ペンキで余白を塗りつぶす」という意味です。

「ブランク」は表計算や図表、ノートなどで記入されていない部分や書かれていない箇所、表面のある部分が空いていることを表しています。

「ブランク」の意味2「途切れている期間・状態」

「ブランク」とは「途切れている期間や状態」を意味します。継続しているはずの事象や行いにおいて欠けてしまっている部分や実質的な内容がない期間を指す時に使われます。

「ブランク」は就職活動の面接の際に、よく使われる言葉の一つですが、「ブランクはどのくらいありますか」と質問されたら、それは「仕事をしていなかった期間はどれくらいか」という意味です。

また、就職活動の面接以外でも、ケガをして療養中だったスポーツ選手に「ブランク」を尋ねることもあるでしょう。この時も、実際にスポーツをしていなかった期間について聞いていることになります。

「ブランク」の英語表記は「blank」

「ブランク」の英語表記は「blank」です。英語での意味もほぼ日本語の意味と同じですが、加えて「記憶が空白になる」「頭が真っ白になる」「顔つきが無表情になる」という意味でも使われます。たとえば、誰か知っている人を見て「(顔はわかるけど)名前が思い出せない」ような状態で、ブランクを使うことがあり、この場合、首をかしげながら、もどかしそうに「I have a blank…」と言ったりします。

もともと「ブランク」は空白や白紙という意味があるため、日常生活での事象においても比喩的に使われるようになったと言われています。

「ブランク」の使い方と例文

「ブランクスペース」はディスク・テープの空の状態

「ブランクスペース」とは、ディスクやテープなどで空の部分の有無を表す時に使われる言葉です。たとえば「ブランクテープ」「ブランクディスク」はそれぞれ容量があることを意味しています。また、テープやディスクがすでに映像や音楽で埋められてしまっているのか、また容量の空がどれくらいあるも「ブランク」という言葉を使って示すことができます。

例文
  • ディスクのブランクスペースが十分ではない。
  • ブランクスペースを増やすために、不要なデータを消去する。

「ブランク」は未記入の状態を示す時にも使用可

「ブランク」は「何もしていない期間」「ブラブラしていた期間」など、就職活動の面接ではネガティブな意味合いで使うことが多いですが、一方で肯定的な状況でも使われることもあります。

たとえば、問診表やアンケートなどで「ブランクにしておいて下さい」と言われたら、それは「未記入のままでOK」という意味となります。つまり、分からない部分は何も書かなくていいということです。「ブランクにする」は「空欄を埋める」ではなく、「空欄のままにしておく」という意味ですので、意味を取り違えないように気をつけましょう。

例文
  • ここはブランクのままで提出して下さい。
  • 不明であるブランク箇所は、こちらで書き足しておきます。

「ブランク」を使った例文

  • 入院をしていたので、ブランクの期間は3か月ほどありました。
  • 10年のブランクを経て、再びシェフとして活躍することになった。
  • 表計算で一部のセルにブランクが生じている。
  • もしわからなければ、この欄はブランクのままで結構です。
  • お気に入りの曲を入れすぎて、CDのブランクスペースが足りなくなった。
  • ブランクカードを数枚使って、生徒たちにフラッシュカードを作った。

その他の「ブランク」の意味と使い方

化学分野では「空試験」のこと

化学分野で「ブランク」とは「空試験」を意味します。対象となる物質を分析する際に、あえて使用する試薬や容器などを使わずに、本番と同様の実験を行うことです。「対象試験」とも呼ばれ、汚れなどの不純物が原因となる誤差を補正するために行なわれる試験を指します。

プレス加工では「鋼鉄素材」

「ブランク」はプレス加工の分野で「既成のサイズに切断された鋼鉄素材」のことを指します。プレス加工において最初の段階で行う工程の一つが「ブランク」で、この「ブランク」を元にさまざまな形状へと変化させていき、最終的に求められる商材へと加工していきます。また、通常、加工がしやすいように、ブランクの形は短形や台形など、いくつかの種類を設けています。

エクセルでは「COUNTBLANK関数」

エクセルでブランクと言えば「COUNTBLANK関数」です。

集計データをまとめたり、データを分析する際に使われる関数機能の一つです。繊細なファンションでもあるため、セルの中に空白部分があるとセルカウントがなされないなど、独特な使用方法が要求されるのが特徴となります。

まとめ

「ブランク(blank)」は「空白や空欄の部分」や「途切れている期間や状態」などを意味するカタカナ語で、日常生活ではノートや壁などの余白部分を表したり、テストでは穴埋め問題のシーンで使われています。

また、就職試験では「仕事をしていなかった期間」という意味で頻繁に用いられ、就職希望者にとっては頭を悩ます質問項目の一つでもあります。もちろん「ブランク」には「何もしていなかった期間」「ブラブラしていた期間」という印象を与えがちですが、ここをあえてポジティブな内容で埋めるようにすれば、面接官への印象をひっくり返すこともできるでしょう。