英語で「お悔やみ」を伝えるには?メールや口頭での例文を紹介

国際企業と取引がある場合、訃報への「お悔やみ」も英語で贈る必要があります。英語には「お悔やみ」を伝える場合、いくつかの定型文があり、ほとんどの状況で適切に使うことができます。

今回はお悔やみメールやお悔やみカードの例文を紹介しています。どうぞ参考にしてみて下さい。

英語で「お悔やみ」を伝えるには?

はじめに英語で「お悔やみ」を伝えるときに知っておくべきことを挙げてみましょう。

最初は「お悔やみ申し上げます」から

「お悔やみ」は英語で、「I’m very sorry to hear that.(ご愁傷様です)」と表現します。家族、友達、知人、職場の同僚、同僚の家族、取引先の担当者、取引先の社長など、訃報を受けた時は最初に「お悔やみ申し上げます」という気持ちを伝えます。

  • I’m really sorry for your loss
    亡くされたことを大変気の毒に思います。(お気の毒様です)
  • I’m very sorry to hear that.
    本当に残念です。(ご愁傷様です)
  • I am really going to miss her.
    とても寂しくなります。
  • I just don’t know what to say.
    何と言ってよいのか本当にわかりません。

心から「お悔やみ」の気持ちを伝える

英語のお悔やみの表現は前述した例文以外にもいくつかあります。ややフォーマルに「心から哀悼の意を表します」と表現をするなら以下の言葉を選んでもよいでしょう。

  • Please accept my heartfelt condolences.
    心から謹んでお悔やみ申し上げます。
  • Please let me express my deepest sympathy.
    深く、故人への哀悼の意を表します。
  • Please convey my sincerest condolences.
    心よりお悔やみの気持ちを贈らせていただきます。

悲しみに対し「励まし」の言葉をかける

大切な人を失うことはとても辛いことです。相手が悲しみに暮れていることを心配し、「励まし」の言葉をそっと添えてあげるとよいでしょう。

  • You are always in my thoughts.
    いつも心配しています。(あなたは一人ではありません。)
  • She was such a great person. I will never forget about her.
    彼女(故人)はとても素晴らしい人でした。決して忘れません。

「ご冥福をお祈りいたします」

「お悔やみ」を伝える文章では、お悔やみの言葉、故人との生前の思い出、ご家族への敬意、そして最後に故人と家族に対し「安らかにお眠り下さい」「ご冥福をお祈りいたします」という言葉を加えます。

  • May he rest in peace.
    ご冥福をお祈りいたします。
  • May he find comfort and peace.
    どうか、安らかにお眠り下さい。

取引先への「お悔やみメール」例文

続いて、取引先への「お悔やみメール」の文章例を紹介します。

英語例文①取引先CEOの訃報を受け「取引先」へ

We would like to express our sincerest condolences to your CEO.
We are truly proud to have been wonderful fellowship with him forever.
May he rest in peace.

翻訳文
貴社CEO様がご逝去されましたこと、心より深くお悔やみ申し上げます。
私共も共同会社として彼を永遠に誇りに思います。
ご冥福をお祈りいたします。

英語例文②取引先担当者の訃報で「ご家族」へ

We are deeply sorry to hear that.
He was such a great person who successfully developed his team to the top level.
Please extend our deepest sympathy to his family and all of people who loves him so dearly.

翻訳文
本当にご愁傷様です。
彼はチームをトップレベルまで率いた立派な人でした。
ご遺族の方々、及び故人を愛した方々へ心よりお悔やみ申し上げます。

知人へ「お悔やみカード」メッセージ

続いて、知人や友人など比較的親しい距離にいた故人に贈る「お悔やみカード」の例文です。

英語例文①知人の訃報を聞いて

I am sorry to hear about his passing.
I was quite shock when I heard the news.
Please accept my heartfelt condolences.

翻訳文
ご愁傷様です。
訃報を聞いた時はショックでした。
心からお悔やみ申し上げます。

英語例文②亡くなった人を思う

Words just cannot describe my feeling.
I am deeply saddened to have lost your brother.
He will be always in my heart and soul no matter what.
My thoughts are with you and you are not alone.
May he find comfort and peace.[/box]

翻訳文
言葉ではこの悲しみは言い表せません。
あなたのお兄様がご逝去されたこと、本当に悲しく思います。
彼はいつも私の心の中にいます。
そして、あなたは一人ではありません。
ご冥福をお祈りします。

英語例文③「お悔やみ」の返事とお礼を忘れない

「お悔やみの言葉」をもらったら、それに対し「返事」と「お礼」の言葉を贈るようにしましょう。決して長文にする必要はなく、お悔やみに対して「感謝」の気持ちが表れていることが最も大切です。

I appreciate your kind words
He is always in my heart and yours.
Please keep in touch and visit anytime.
Thank you for the message.

翻訳文
あたたかいお言葉をいただきありがとうございます。
彼はいつでも私たちの心の中にいます。
これからもどうぞお付き合い下さい。
メッセージをいただき、本当にありがとうございます。

まとめ

英語で個人的に「お悔やみ」の文章を贈るときは主語を「I」、会社やグループ、事業所を部署などを代表して贈る時は「We」を使うのがポイントです。お悔やみの言葉をさらに「ご家族」「関係者各位」にも伝えたい時は「Please extend ~」を使い、同じように深い悲しみの中にいる方へも広げるようにしましょう。

また、取引先の担当者やCEOなどの訃報を受けた場合、「素晴らしい方だった」と「常に誇りに思っていた」という敬意を表すことも忘れないようにして下さい。