「お礼状の封筒」選び方と書き方は?恥をかかないための徹底ガイド

心から感謝の気持ちを込めて贈るのが「お礼状」。しかし、いざお礼状を書いて封筒に入れようと思った時に、封筒の選び方や書き方などで迷ってしまうことはありませんか?内祝いや保育実習などのインターンシップでお世話になった方に、失礼のないように「封筒」にも気を配りたいものです。今回は「お礼状の封筒」に関する疑問を徹底解説します。

「お礼状の封筒」はどうやって選ぶ?

「お礼状の封筒」は「和封筒・洋封筒」どちらでもよい

「お礼状の封筒」を選ぶときに第一に迷うのが「封筒の種類」ではないでしょうか?

一般的には「縦長の和封筒」と「横に広い洋封筒」がありますが、「お礼状の封筒」で、どちらにしなければならないというルールや約束事はとくにありません。

たとえば、便箋の中には縦書き用に縦線がはいっているものもあれば、横書き用に横線が入っているタイプもあります。また、パソコンでタイプしたものをプリントアウトする場合もあるでしょう。そのため、お礼状を書き記す便箋やフォーマットに合ったものを選ぶのが最も良いです。

また、封筒の色に関しては白が好まれます。茶色やカラーの封筒は使わないようにしましょう。

「お礼状の封筒」は相手との関係性で選ぶ

前述したように、「お礼状の封筒」は「和でも洋でも構わない」「便箋と合った方」ということをお話しました。もう一つ、「お礼状の封筒」を選ぶ時のポイントとして、「お礼状を送る相手との関係性」が挙げられます。

通常、ビジネスやフォーマルな状況においての「お礼状」では、日本古来の封筒の形である「和封筒」が好まれます。「和封筒」は日本文化の象徴であり、また「正統」「正式」というイメージを与える効果があるからです。「お礼状の封筒」は、お礼状を贈る相手との関係性で選ぶようにしましょう。

「インターン」「保育実習」「病院実習」のお礼状は「和封筒」

たとえば、仕事関係ではインターンシップや保育実習、病院実習などでお世話になった先生や先輩に感謝の気持ちを込めてお礼状を送りたいと思ったことはありませんか?この場合は社会人としてフォーマルな印象を与える「縦長」が適切です。ある程度、形式ばった印象を持つのが「和封筒」の特徴です。その効果をフルに活用しましょう。

身内への「内祝い」「結婚祝い」のお礼状は「洋封筒」でもOK

また、内祝いや結婚祝いなどで、親戚や友人などへ感謝の気持ちとしてお礼状を送る時は、それほど堅苦しくなる必要はありません。この場合は自分の好みや趣向にに合わせて自由に選ぶようにしましょう。

もちろん、身内に対しても礼儀なマナーを忘れず、心のこもったお礼状を作成するようにこころがけることが大切です。要は、身内の場合は「封筒」という外見より、お礼状という中身が大切ということです。

それでは「和封筒」と「洋封筒」の書き方で、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?

「お礼状の封筒」和封筒の書き方は?

「和封筒」は縦書き・漢数字使用が基本

「和封筒」は日本人に馴染みのある封筒ですが、「縦書き」「漢数字使用」が基本となります。縦書きという性質上、数字を「2」「131」などと書いてしまうのは適切ではありません。また、文字バランスとしても良好とはいえないでしょう。

「和封筒」の住所は二行以内に収める

まず、封筒の表に住所と宛名を記載します。氏名を表の中央部分に書き入れるため、文字を大きく書き過ぎないようにすることが大切です。住所は右側の上から書き始め、一行、もしくは二行で収まるようにまとめます。

「和封筒」の宛名は「社名は小さく氏名を大きく」書く

次に、宛名ですが、会社や組織名などを加える時は「社名・役職名をやや小さめ」に書き、その左側に様付けで氏名を「やや大きめ」に書くようにします。あくまで宛名の主役は「氏名」となり、社名・役職名は脇役です。

また、差出人の住所と氏名は裏面の左下に書き入れます。氏名は住所より少し下にずらして記載するようにして下さい。封を閉じたら「〆」や「封」などの文字を書き入れましょう。

「お礼状の封筒」洋封筒の書き方は?

「洋封筒」は横書きが基本

「洋封筒」を使う場合は横書きが基本です。郵便番号枠が右下にくるように封筒を置き、郵便番号枠がないタイプは住所の左上に記入します。

住所は中央部分に1行か2行で収まるようにし、その下に宛名を記載します。「洋封筒」の場合も「和封筒」と同様に、「氏名」を最も大きく書くようにします。会社名、部署名、役職の部分は「氏名より小さめ」になるようにしましょう。

「洋封筒」の裏側に差出人の住所・氏名を書く

「洋封筒」の場合も「和封筒」と同じように、差出人の住所・氏名を「右下部分」に記入します。「洋封筒」の場合は、封を閉じた後に「〆」や「封」の文字を書き入れる必要はありません。

「お礼状の封筒」で気を付けたい3つのことは?

切手はキャラクター・派手なデザインは避ける

「お礼状の封筒」に使用する切手は、キャラクターや派手なデザインのものは避けるようにしましょう。人によっては「ふざけている」「マナーを知らない」と感じ、理不尽に不快な思いをさせてしまうことがあります。できれば相手の気分を損ねないよう、一般的に使われている切手か、季節の切手などを使用するようにしましょう。

修正液は使わない

修正液は「お礼状」そのものにも使わないのが鉄則ですが、封筒も然りです。修正液を封筒に使ってしまうと見た目もぎこちないだけではなく、社会人としても「マナーがない」「信頼性に欠ける」と、ネガティブに映ることがあります。

もちろん、一度で間違いなく封筒を仕上げるのは簡単ではありませんが、万が一間違えてしまった時は、新しい封筒を使うようにして下さい。心を込めて書くという意味も込めて、ゆっくり丁寧に書き入れるようにしましょう。

余計なメッセージ・絵はどを加えない

「お礼状の封筒」に書き入れる項目は、表側に相手の住所と宛名(場合によっては社名、部署名、役職など)、裏側に自分の住所と氏名のみです。それ以外のことは書かないようにしましょう。

たとえば、封筒の裏側に「連絡ください」「元気ですか」などのメッセージを加えたり、絵文字やキャラクターを加えるのはマナー違反となってしまいます。

まとめ

「お礼状」は、相手への感謝の気持ちを「社会人としてのマナーを持って送るものであり、大切な意思表示の一つです。そのため、「お礼状の封筒」に関しても、ある程度は形式に沿った書き方が必要となります。

社会人になると「お礼状」のやり取りが増えてきますが、相手にマナー違反と解釈されてしまわないように心がけるようにしましょう。