「リリース」の意味とは?ビジネスでの使い方や書き方もご紹介

「新しい音楽がリリースされた」「プレスリリースが発表になった」なと、カタカナ語の「リリース」を使った表現は日常にあふれています。

今回は「リリース」という言葉に注目し、熟語表現の意味とプレスリリースの書き方などを中心にお届けしていきましょう。

リリースとは?意味と使い方

はじめに「リリース」の意味と使い方から解説していきましょう。

「リリース」の意味は英語の「release」に同じ

カタカナ語の「リリース」は英語の「release」のことで、人や動物、物事に対し「開放する」「解除する」「自由にする」「動けるようにする」という意味があります。

また、映画の世界では「封切る」、情報やニュースを「公開する」「発表する」「公表する」、指令や声明を「発出する」などという意味も併せ持っています。

「リリース」の意味を全体で捉えるには、まず「ものごとが放れる様子」をイメージすると良いでしょう。ちなみに英語の「release」を分解すると「re=もう一度」「lease=貸す」となりますが、現在の「release」の意味に辿り着いた経緯は不明です。

一般的な使い方は「リリースする」

カタカナ語の「リリース」は「リリースする」という動詞で使われるのが一般的です。おおむね「公開する」「発表する」「封切る」の意味で「新しいCDがリリースされる」「夏休み映画がリリースされる」のように使われることが多いです。

「リリース」を使った熟語表現と意味

続いて「リリース」と使った熟語表現とその意味について紹介します。

ビジネス「プレスリリース」

「プレスリリース」は「情報の提供や告知をすること」で、一般的には企業から情報を発信するときに使われます。プレスリリースは世間に対して「話題性のある内容」でなければなりません。そのため、文書の構成や書き方にもコツとセンスが必要になります。

「プレスリリース」のメリットは掲載費がかからないこと、つまり、広告費をおさえて自社の知名度や認識度を上げることができる点です。中小企業や個人事業主の方でも、新商品の展開や経営に関する情報を発信したい時は、報道関係者にむけて「プレスリリース」をするのもよいでしょう。

また、プレスリリースをする時はメール、郵送、FAXなどを利用し、各メディアやマスコミに向けて文書を送るようにしましょう。

IT運用「リリース管理」

「リリース管理」は企業や組織などで導入されるプロセスのことで、効果的なIT運用管理を行うことにより、ITサービスのクオリティーを一定レベルに維持することを目的としているのが特徴でしょう。

リリース管理の仕組みは、情報システムにおいて、本番環境にプラスされる変更を滞りなく遂行できるようにコントロールすることで、実際に多くの企業がビジネス繁栄のために積極的に採用をしています。

リリース管理はシステムに計画を加える手順、本番環境に反映する内容、管理プロセスの継続的な改善方法などで構成され、準備、実行、見直しの3つのステップを踏みながら管理・展開を行っていく管理工程そのものを指しているのです。

音楽/CD曲「リリース予定」

日常的に見聞きする「リリース」の熟語表現は、音楽関係でCDやDVDなどの「リリース予定」「リリース日」などではないでしょうか?「リリース予定」はCDやDVDなどが発売される予定のことで、「リリース日」は販売日を指しています。

野球での「リリース」とは

野球の世界での「リリース」は、投手がボールを投げる時に「ボールが手のひらから離れる瞬間」のことを指します。「リリースのタイミングを計る」’「リリースの安定を試みる」などのように使われます。

ちなみに、投手にとって「リリース」は腕の軌道とボールに与える回転が最も重要で、この2点を調整することで安定したコントロールをつかんでいきます。

(付録)プレスリリースの書き方5ステップ

「リリース」の中でも、宣伝や広報活動で欠かせないのが「プレスリリース」です。最後に、初めての方でもわかりやすいように「プレスリリース」の書き方をステップ別で紹介しましょう。

プレスリリースの書き方① タイトルづけ

タイトルは各メディアに対して一番伝えるべき内容を短く説明する部分です。プレスリリースを目にした人が「どのようなことを伝えたいのか」容易に想像できるものが好ましいでしょう。

プレスリリースの書き方② リード文の構成

リード文は読者にアピールしたい内容(最新商品の紹介、経営の実績、サービスの改善)を端的に綴るようにします。リード文を魅力的に作りあげるには「具体的」に、かつできるだけ内容を一つに決めて短くまとめることが大切です。

プレスリリースの書き方③ 写真掲載

プレスリリースを読者に視覚的に攻めるためには、写真の掲載は不可欠です。伝えたい内容に最も近い写真をできるだけ綺麗に撮るようにし、画像の「解像度」にも意識しながら、印象に残る写真を選ぶようにして下さい。

プレスリリースの書き方④ 本文とまとめ

リード文の内容を深掘りする部分です。プレスリリースでの情報発信に至った経緯、これからの展望、他の商品との違い、サービスの特徴や魅力などを詳しくて書いていきましょう。本文ではデータや図表、数字などを適所に加え、信ぴょう性を高めていくのがコツです。

また、できるだけ平易で理解しやすい言葉を使い「いつ、誰が、どこで、何を、どうして、どのように」を忘れず文章に書き記すようにして下さい。

プレスリリースの書き方⑤ 問い合わせ先の掲載

最後に、プレスリリースに対しての問い合わせ先を掲載します。項目は「会社名(企業名・団体名)」「担当者名」「電話番号」「FAX番号」「会社のホームページURL」などになります。

まとめ

「リリース」は「開放する」「自由になる」「封切る」「公表する」「発表する’」などの意味があり、英語の意味とほとんど同じように使われます。

また「プレスリリース」については、費用をかけずに自社の知名度を高めるのにおすすめのツールです。タイトルの絞り出しに力を入れて、魅力あるプレスリリースを作成しましょう。