「発想力」の意味とは?類語「想像力」との差や鍛える方法を紹介

自己PRにも使える「発想力」はビジネスでも重要な能力です。しかし、類語の「想像力」と混同している人も多いようです。鍛える手段やテスト方法にも違いがありますので、意味を確認しておきましょう。また、仕事での「発想力」の使い方や、鍛え方もあわせてご紹介します。

「発想力」の意味と例文

「発想力」の意味とは「新しい考えを思いつく能力」

「発想力(はっそうりょく)」は「新しいものを思いつく能力」という意味です。独創的なものや、優れたものに使われることが多くあります。

芸術作品や発明品だけではなく、ビジネスの事業や商品、宣伝方法など、さまざまな分野で使われる言葉です。日常的なアイディアを思いつく場合にも使われることがあります。

「発想」だけでも「新しい考えや思いつき」という意味で使う

「発想」だけでも「新しい考え」や、「思いつくこと」という意味で使われます。また、それ以外にも2つの意味を持っています。

「発想」の3つの意味
  • 「新しい考え」や、それを「思いつくこと」
    【例文】その発想はなかった。
  • 表現やアイディアの元になる考えを得ること。
    【例文】幼少期の出来事から発想した物語だ。
  • 楽曲を、強弱やテンポの変化で表現すること。「発想記号」は表現内容を指示するもの。
    【例文】楽譜に書いてある発想記号を確認してから演奏しよう。

「発想力」の例文

  • 先輩のAさんは「発想力がすごい人」だという噂を聞いた。
  • 謎解きクイズを解くには、高い発想力が必要だ。
  • 自分には発想力がないのでは、と不安になってしまう。
  • 固定概念がない分、子どもの方が優れた発想力を持っているのかもしれない。

「発想力」の類語

「発想力」の類語は「想像力」

「発想力」の類語は「想像力」です。「想像力」の意味は「経験していない・実在しない事柄を思い描く能力」です。「発想力」で思いついた「新しい事柄」を、発展させて思い描くための能力が「想像力」だと言えるでしょう。

違いの具体例

結婚記念日を祝う

  • 発想力:今年は30年目なので腕時計をプレゼントしようと思いつく。
  • 想像力:どんな腕時計なら最も喜ばせられるか、どんな顔で喜んでくれるか考える。

「発想力」の仕事での使い方

「発想力」は新しい企画や作品を作るために使う

「発想力」は、新しい商品・サービスの開発に使われます。また、作品作りにも必要なため、アーティストやデザイナーにとって重要な能力になります。

現在は多くの商品や作品があるため「斬新だと思って新商品を出したが、二番煎じだと不評だった」という事態に陥る可能性が高い状況です。高い発想力で、新たな価値のある商品を企画したり、作品を作ったりする必要があります。

「発想力」は問題解決や作業改善にも必要

「発想力」は問題解決や作業を改善するなど、クリエイティブな業務とは思えない場面にも必要になります。そのため、営業・事務など、どんな職種の仕事も「発想力」が高い方が良いでしょう。

例えば、トラブルが起きた際に発想力があれば解決策(やり方を変える・代用品を使うなど)を思いつけるでしょう。また、長年「慣例だから」と続けている作業も、思いついた改善案を上司に相談できれば、効率的なやり方に変えられるかもしれません。

「発想力」を就活の自己PRに使う場合の注意点

どんな職種にも必要な「発想力」は就活(就職活動)の武器になる要素です。ただし、自己PRでは発想力そのものではなく「発想のためにした努力や過程」をアピールする方が良いとする意見もあります。なぜなら、思いつきである発想力頼りの自己PRだと「入社してからも同じようにひらめくか確実ではない」と思われる可能性があるからです。しかし、より良い発想を得る努力や、思いついた内容を洗練させる過程なら「今後も同じように努力できる」と再現性のあるアピールが可能です。

また、素人である求職者の発想に期待している企業は少ないと予想できます。長年、その業界で切磋琢磨している企業が思いつかないものを、新人がパッと思いつくのは困難でしょう。

「発想力」を鍛える方法

「発想力」を鍛えるにはアウトプットを多くする

「発想力」を鍛えるために有効だと言われているのが「アウトプット(出力)」を増やすことです。テーマを決めてSNSやブログで外に発信したり日記を書いたりします。川柳や俳句のように、短くて完成しやすい創作活動を始めるのも良い方法です。

重要なのは「質より量」であることです。最初から「完璧な正解」を求めることは、発想力がない人の特徴だとする意見もあります。数をこなして、発想力の質を上げていきましょう。

物事を考える習慣をつけて「発想力」を伸ばす

文章にまとめてアウトプットすることが難しい場合は「考える習慣」をつけることから始めましょう。ニュースなどの情報を素通りせず、関心を持って考えを巡らせます。

何を考えればいいのか分からない、という場合は、目に入ったものから関連する単語を連想し、ゲームのようにつなげていくと良いでしょう。例えば「スマホ→機械→ロボット→アニメ」というように連想していきます。

謎解きクイズ番組や本で自分の「発想力」をテストする

鍛えた発想力をテストする方法はいろいろありますが、手軽なのは謎解きやクイズに挑戦することです。ひらめきが重要な問題を解けたなら、自分の発想力が伸びていると実感できるでしょう。解けなかったとしても、頭をひねって真剣に考えることが発想力の訓練になります。

専門の本を買うのもおすすめですが、気軽に楽しみたい場合はクイズ番組を視聴するのも良い方法です。毎週見ていれば、少しずつ発想力が鍛えられます。

まとめ

発想力とは「新しいものを思いつく能力」です。新しい企画の立案や改善など、仕事のさまざまな場面で必要になります。

重要な能力のため自己PRになるのですが「発想力」だけをアピールしては説得力に欠けます。良い発想を得る努力や、アイディアを洗練させていく過程もあわせて伝えましょう。

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「いず あむ」と読みます。 一般事務、営業事務としてビジネスメールを送信する機会が多くありました。複雑な事柄でも、分かりやすく説明することを目標としております。