「雇用保険受給資格者証」のもらい方と見方!紛失時の再発行も解説

退職したら、失業保険をもらいたいと考える人も多いのではないでしょうか。今回は失業保険をもらうときに必要になる「雇用保険受給資格者証」について、どのようにもらうのか、記載内容の見方や、失業保険をもらうときの使い方などを解説します。

「雇用保険受給資格者証」とは?

「雇用保険受給資格者証」は、失業手当をもらうための書類

「雇用保険受給資格者証」とは、「失業手当」をもらう資格があることを証明する書類です。「雇用保険受給資格者証」がなければ「失業手当」をもらうことはできません。

「退職したら失業保険がもらえる」という言葉はよく聞きますが、「失業保険」の正式な名前は「雇用保険」の「失業手当」です。

「雇用保険」とは会社で働く人が基本的には全員加入する保険で、失業したときなどに生活を保証するためのお金をもらうことができます。失業したときにもらえるお金が「失業手当」です。

「雇用保険受給資格者証」はいつもらう?もらい方は?

「雇用保険受給資格者証」は求職申込み後の説明会でもらう

「雇用保険受給資格者証」をもらう前に、まずはハローワークで求職の申し込みをしなければなりません。

求職の申し込みが完了し、受給資格があると判断されたら、「雇用保険受給資格者のしおり」をもらいます。このときに、「雇用保険受給者初回説明会」の日程を教えてもらうことができます。

この「雇用保険受給者初回説明会」に参加すると「雇用保険受給資格者証」をもらうことができますので、必ず参加しましょう。一般的には、求職申し込みから1~3週間以内です。

必要になる書類や持ち物

失業保険をもらうために求職申し込みをするときには、次の書類や持ち物が必要です。忘れずに持参しましょう。

  • 離職票
    退職後に会社から渡されます。郵送で自宅に送ってくれる会社も多いので、退職後に引っ越しを予定している方は注意が必要です。
  • マイナンバーがわかる書類
    マイナンバーカードや通知カードなどを持参します。
  • 身分証
    運転免許証などです。マイナンバーカードも身分証になります。
  • 写真2枚
    縦3cm横2.5cmの証明写真が2枚必要です。
  • 預金通帳
    失業保険の振込先になる通帳です。自分の名義のものが必要です。
  • 印鑑

「雇用保険受給資格者証」の見方

表面は個人情報

雇用保険受給資格者証の表面には、失業手当を受け取る方の個人情報が記載されています。名前や生年月日以外にも、失業手当をもらうための支給番号や、雇用保険の被保険者番号、離職理由など様々な情報が書かれています。受け取ったら間違いがないかを確認しましょう。

離職理由と年齢には特に注意

「雇用保険受給資格者証」を見たら、離職理由が正しく書かれているのかを確認しましょう。離職理由によっては、もらえる失業手当の金額などが変わる場合もあります。解雇されたのに、自己都合で退職したことになっている場合などは、ハローワークに相談しましょう。

同じく、離職時の年齢が間違っていると、もらえる失業手当の金額が変わることがあります。年齢が間違っているということは生年月日も間違っているはずですので、生年月日と離職時の年齢を合わせて確認しましょう。

裏面はこれまでの履歴

裏面には、自分の顔写真を貼り付ける場所があります。顔写真の下には、これまでにもらった失業手当の履歴が記載されます。

受け取ったときには、ほとんど記入されておらず、失業手当を受け取るたびに記録されていく欄です。いつハローワークで手続きをしたのか、いくら失業手当を受け取ったのかなどがわかります。

「雇用保険受給資格者証」の使い方

住所などを記載し、写真を貼る

雇用保険受給資格者証を受け取ったら、表面の住所の欄に、自分の住所を記載しましょう。裏面の一番上には写真を貼り、その横に氏名と支給番号を記載します。それ以外の項目は、すでに印刷されています。裏面に記載する支給番号も、表面に印刷されていますので、書き写しましょう。

「失業の認定」手続きに持参する

「失業手当」は、失業している人がもらえる手当です。4週間に一度、実際に失業しているのかを確認する日があります。「失業の認定」をする日で、「雇用保険受給資格者証」を持参する必要があります。

失業しているとされるためには、求職活動を行わなければなりません。働きたい会社に応募書類を送ったり、面接を受けることは、当然求職活動になります。

その他にも求職セミナーに参加したり、資格試験を受けるなど、いろいろな活動が求職活動と認められています。初回の説明会で説明がありますので、しっかりと確認しましょう。

求職活動を行い、「失業の認定」がされれば、「雇用保険受給資格者証」の裏面に期間や金額などが印字されます。「失業の認定」の後、数日で銀行口座に失業手当が振り込まれます。

「雇用保険受給資格者証」を紛失したときは?

「雇用保険受給資格者証」はハローワークで再発行ができる

「雇用保険受給資格者証」を紛失したときは、ハローワークで再発行ができます。身分証と印鑑を持ってハローワークの窓口に行きましょう。「雇用保険受給資格者証」は悪用される可能性もありますので、早めにハローワークに行くことをおすすめします。

電子申請も可能ですが、事前に電子証明書を発行してもらうなどの準備が必要です。ハローワークの窓口の方が、手軽に再発行ができます。

まとめ

「雇用保険受給資格者証」は、失業手当をもらうために必要な書類です。ハローワークで受け取り、毎回必ず持参しましょう。一般的に失業手当で受け取れる金額は、ささいなものではありません。安心して求職活動を進めるためにも、間違えず、スムーズに失業手当が受け取れることを応援しています。