「度々」の意味とは?ビジネスメールでの使い方や正しい敬語表現

物事を繰り返す際に使われる「度々」という言葉はビジネスの場でもよく耳にします。「度々」の後に続く言葉は様々あり、類語に置き換えることも可能です。「度々」の目上に対する使い方や注意点を紹介するので参考にしてください。



「度々」の意味とは

「度々」とは「たびたび」と読み、対話のシーンだけでなくメールや手紙などの書き言葉としても使われるため、正しい読み方を覚えておきましょう。

「度々」の意味は「何回も」

「度々」には「何回も」という意味が含まれており、同じことを何度も繰り返す際に使われます。「度度」と表現されることもありますが、読み方や意味に違いはありません。一般的には「度々」を使われることが多くあるため、ビジネスの場でも「度々」を使う方が無難といえるでしょう。

「度々」の使い方と敬語表現

「度々すみません」は何度も手間を取らせた場合

目上の相手に対して何度も手間を取らせた際に「度々すみません」と使うことが出ます。例えば同じ相手に何度もメールを送らなければならない状況のとき、2通目のメールに「お忙しいところ、度々すみません」と使うことで、何度もメールを送ることに対する謝罪の意味を含ませることができます。

ただ、「度々」のあとに続く言葉が「すみません」だと少し砕けた言い方となるため、かしこまった表現にしたい場合は「度々申し訳ございません」の方が適しているでしょう。相手や状況によって使い分けてください。

「度々ありがとう」は重ねてお礼する場合

相手に対して何度もお礼を言う際に「度々ありがとうございます」と使うことができます。例えば現在進行中の案件について上司から何度も連絡をもらった場合、「度々ご連絡ありがとうございます」となります。

さらに丁寧に使いたいときは「度々ご連絡いただきお礼申し上げます」と使えますが、堅苦しく距離があるように捉えられるため、親しい相手へは使わない方が良いでしょう。

「度々お手数」は何度も依頼する場合

目上の相手に対して何度も頼み事をする際は「度々お手数おかけし申し訳ございません」と使うことができます。同じ相手に対して何度も頼み事をして、申し訳ないと感じた際に使われる言葉です。類語を使って「繰り返しお手数おかけして」や「幾度となくお手数おかけして」と言い換えることも可能なため、文脈によって使い分けてみてください。

「度々の質問」は繰り返し質問する場合

目上の人に対して質問を繰り返す際に「度々の質問申し訳ございません」と使うことができます。新入社員のときは特に、業務内容など分からないことを上司に質問する機会は多いでしょう。質問が重なる場合は「度々の質問申し訳ございません」と一言加えてから本題に移ることで、謙虚な態度を表すことができます。

類語を使って「度重なる質問で申し訳ないのですが」や「重ねて伺いたいことがあるのですが」と言い換えることもできるため、「度々」という言葉が続く場合は類語を使って言い換えてみてください。

「度々」のメールや電話での使い方

「度々」をビジネスメールで使う場合

メールや手紙などの書き言葉としても「度々」は使えます。伝えたいことが伝わっていなかったため再度メールを送る際などに「度々ご連絡申し訳ございません」と一言いれることで、次に続く会話へスムーズに進むことができます。書き言葉として使う際は本題に入る前に、クッション言葉として「度々ご連絡申し訳ございません」と入れると使いやすいでしょう。

「度々」を電話で使う場合

メールだけでなく電話対応の際も「度々」を使うことができます。例えば、取引先へ何度も連絡をしてしまった際に「度々申し訳ございません。わたくし○○と申しますが」と使えます。何度も連絡したことに対して謝罪の意味を表した言い回しとなり、相手に丁寧と捉えてもらえるでしょう。

「度々」の類語は「度重なる」

「度々」の類語には「度重なる」「幾度となく」「繰り返し」「重ねて」などの言葉が当てはまります。何度も連絡することを相手に伝える際「度々ご連絡してしまい」を「繰り返しご連絡」や「度重なるご連絡」と言い換えることができます。文脈に合わせて使い分けてください。

「度々」を使う際の注意点

初対面の相手へは使えない

「度々」とは同じ相手に対し、物事を繰り返し行う際に使われる言葉ですので、初対面の相手に使うことはできません。初対面の相手に「度々」を使うと会ったことがあるのか?と相手を混乱させてしまうこともあるため注意してください。

「度々」は重ね言葉であり結婚式には使えない

結婚式のスピーチやお葬式の挨拶などで、使うことは適切でない重ね言葉に「度々」も当てはまります。不吉なことを連想させる「忌み言葉」と辛い出来事を再度連想させる「重ね言葉」を結婚式やお葬式で使うと非常識と思われる可能性があります。重ね言葉が不適切な場では「度々」を使うことは控えた方がいいと言えるでしょう。

まとめ

「度々」とは同じ相手に対して、物事を何度も繰り返す際に使われる言葉です。「度々」の後に「すみません」や「ありがとう」と付けて使われることが多く、メールや電話関係なく使うことができます。重ね言葉であることを忘れずに、敵切なシーンでのみ使ってください。

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大阪在住の新人ライターです。学生時代にビジネスマナーや医療事務・秘書などの検定を取得し、前職は医療秘書として医院勤めでした。料理とスポーツが得意なので、いつか記事にできたらなと思っています。よろしくお願いします。