「アテンション」の意味と使い方!動詞型や英語表現も解説

 

「アテンションプリーズ」のフレーズで有名な「アテンション」ですが、ビジネスシーンでも聞かれたことはあるのではないでしょうか。「気を付けて」という使い方以外にもいろいろと使える「アテンション」について、その意味やビジネスにも使える使い方、そして動詞型や英語表現もあわせて解説します。



「アテンション」の意味とは?

「アテンション」の意味は「注意」「注目」

「アテンション」の意味は、「注意」や「留意」、時には「注目」という意味にもなります。人に注意を向けてもらいたい場合などに使われます。

「アテンション」の使い方

「注意」という意味の「アテンション」はポジティブにもネガティブにも使われます。

  • 「アテンションを引くような企画を立てるように努力する」

この例文からは人からの「注目」という意味で「アテンション」が使われて、よい企画にしようという意図が感じられます。

  • 「多くのアテンションを得た」

この例文でも「アテンション」は「注目」の意味で使われていますが、前後関係が分からないので、よい意味での「注目」されたのかもしれませんし、悪い意味で「目立ってしまった」のかもしれません。

  • 「アテンションミスを減らす」

「うっかりミス」の意味で「アテンションミス」という言い方があります。ビジネスでも「ついうっかり」=「アテンションミス」をしないように気を付けましょう。

「アテンド」の意味と使い方

「アテンション」は「注意」の意味を示す名詞ですが、これを動詞として使いたい場合にはどうすればよいのでしょう?

「アテンション」の動詞型「アテンド」

「アテンション」の動詞型は「アテンド」で「attend」とつづります。「注意する」や「心を向ける」という意味になります。

「アテンド」には「出席する」という意味もある

「アテンド(attend)」には「注意する」という意味のほかにも、「出席する」などの別の意味もあったのではないかとお気づきの方もいるかもしれません。

大学受験などでは「アテンド」の意味は、「出席する」「同行する」「世話をする」だと習いました。そこからすると、「アテンド」の「注意する」という意味とは少し離れているように感じるかもしれません。

しかしそれは「アテンド」の語源の意味を知ると納得できるでしょう。

「attend」の語源は「気持ちを向ける」の意味

「attend」の語源はラテン語の「attendre」で、その意味は「気持ちを~へ向ける」や「~にエネルギーを送る」です。そこから「誰かに心を向ける」や「注意する」という意味が生まれました。

更に意味が派生して、受験で習ったような「世話をする」になり、授業に心を向けて「出席する」といった意味が生まれたと考えられます。

カタカナ語「アテンド」は「世話をする」の意味

さまざまな意味のある「attend」ですが、カタカナ語「アテンド」は「人の世話をすること」や「接待」の意味で使われています。

なじみのある「アテンド」の使い方として、飛行機で食事などのサービスを提供する「キャビン・アテンダント」があるでしょう。「キャビン・アテンダント」とは「客室」で「世話をする人」という意味です。

ビジネスシーンでの「アテンド」の意味

ビジネスシーンでよく聞かれる「アテンド」も「世話をする」や「付き添う」という意味と考えていいでしょう。「出張で部長のアテンドをする」のように使い、部長に付き添い秘書的役割をするという意味になります。

「アテンション」の英語表現

「アテンション」のスペルは「attention」

「アテンション」は英語で「attention」とつづります。その意味は「アテンション」と同じく、「注意」や「留意」「注目」になります。

“He drew attention to two spelling mistakes.”
「彼は2つのスペルミスに注意を注いでいる」

“You have never paid that much attention to our opinions.”
「あなたは私たちの意見にそれほどの注意を向けたことがなかった」

「attention」には配慮の意味も

また「attention」には「思いやり」や「配慮」という意味もあります。

“He turns his attention to the new coworker.”
「彼は新しい同僚に思いやりを示した」

“In order to progress the new plan, she needs her attention.”
「新しい計画を進めるために、彼女は注意が必要だ」

「attention」を使った覚えておきたいフレーズ

  • “pay attention to ∼”

「~に注意を払う」という意味のフレーズで、よく使われます。

“Please pay attention to him.”
「彼に注意を払って」

“You should pay more attention to what he says.”
「彼の言うことにもっと注意をすべきだ」

“pay attention to ∼”は、相手や物などに注意を払うべきだといった状況には、よく使われる言い回しです。

  • “Thank you for your attention.”

英文の手紙やEメールで、締めのことばとして使われるフレーズです。送付した手紙やEメールを「注意深く最後まで読んでくれてありがとう」という感謝の気持ちが込められた表現です。

まとめ

「注意」や「注目」という意味の「アテンション」は、ビジネスシーンでも使われるカタカナ語です。いい意味でも悪い意味でも使われる「アテンション」ですから、いい意味での「アテンション」が使われるように仕事をこなせるといいですね。