「心配」の意味と使い方とは?「不安」や「気がかり」との違いも

「心配」とは「気を配ること」という意味で、「心配性」や「心配り」のように使われます。また「不安」や「気がかり」は「心配」と意味が似ていますが、どのように使い分ければいいのでしょうか。

この記事では、「心配」の意味や使い方を解説して、「心配」と似た意味の言葉や類語、英語表現に韓国語表現も紹介します。

「心配」の意味とは?

「心配」とは「気を配ること」

「心配」とは「気を配ること」という意味です。相手やもののことを思い、大丈夫なのかどうかと思ったり気にしたりする態度のことです。

また「気を配ること」という意味から派生して、「気になる人やものの世話を焼いたり面倒をみたりする」するという意味もあります。

例文
  • 老齢の母を心配して、週に1回は電話をしている
  • 独り暮らしを始めた妹を心配して、仕送りをした

「心配」とは「不安がること」

「心配」には「不安がる」という意味もあります。「不安がる」とは、これから何か危ないことが起こるのではないか、問題が起こるのではないかと先行きを気にして悩み気にすることです。

例文
  • 親に心配をかける
  • 退職後の生活が心配なので、今から貯蓄をすることにした

「心配」の使い方と例文

「心配性」とは「細かなことまで気にかける性質」

「心配性」とは「細かなことまで気にかける性質」という意味です。いろいろなことがその細部にまで気になりやすい気質を表しています。

心配する度合いがひどくなると心身ともに疲れてしまい、まるで病気にかかったようになってしまうこともあるでしょう。

「心配性」を使った例文

過度な心配性は治したいと思っている人は多いようだ

「心配り」とは「いろいろと気配ること」

「心配り(こころくばり)」とは「いろいろと気を配ること」という意味です。送り仮名の「り」を省き、「心配」と書いて「こころくばり」と読むこともあります。

相手のことを考えてよくなってほしい、喜んでもらいたいという気持ちに使われる言葉です。

「心配り」の例文
  • お心配りありがとうございます
  • 普段は冷徹な父が、優しい心配りを見せた

「心配」は相手のことを気遣うときに使う

「心配」は、相手に悪いことでも起きているのではないかと気にするときによく使われます。例えば、長いこと連絡が取れていない相手の近況を気にするときや、人に預けた飼い犬が元気にしているかを気にするときなどに使われます。

例文

なかなか就職先が見つからない息子を心配する

「心配」は「世話を焼く」という意味でも使われる

「心配」は「相手のことを思いやって世話を焼く」という意味で使われます。相手に喜ばれるかどうかは関係なく、相手のことを助けてあげたいという思いから世話をするときなどに「心配」という言葉が使われます。

例文

近所に住むおばさんが心配して、よく訪ねてきてくれた

「心配」の類語や言い換え表現

「気遣い」とは「相手に気を使うこと」

「気遣い」とは「いろいろと気を使うこと」という意味があり、「心配」のように相手やもののことを思い気遣うことを指します。

「心配」との違いは、「気遣い」には「手抜かりがないように気を付けること」という意味があることです。

「気遣い」の例文
  • お気遣いなさらないでください
  • 秘密が漏れないように気遣うように

「配慮」とは「深く考えて気遣うこと」

「配慮」「深く考えて気遣うこと」という意味です。「気を配ること」という意味では「心配」と「配慮」は同じですが、「配慮」の方が気を配る相手やものについて深く考えています。また、「心配」よりも「配慮」の方がよりかしこまった言葉であるという点で違います。

「配慮」の例文

相手に配慮して、注意深く反省を促した

「心配」と「不安」「気がかり」との違いとは?

「心配」よりも「不安」の方が恐さを感じている

「不安」とは「安心できずに落ち着かない様子」という意味です。また「体調がすぐれないこと」という意味もある言葉です。

「心配」と「不安」の両方とも「これから起こることに対して気がかかりに思う」という意味があります。しかし「不安」は「心配」よりも恐れる気持ちが強いです。

これから起こることに気にするという意味なら「心配」を、「これから起こることに対して恐さを感じる」なら「不安」を使うようにしましょう。

「気がかり」は悪いことが起こるという予感が前提

「気がかり」とは「何か悪いことが起こるのではないかと思って不安になる」という意味で、「心配」のようにこれから起こることに対して不安を抱いています。つまり「気がかり」は将来起こることが悪いことだという前提があり、そのため不安になる気持ちを指しています。

これから起こることが悪いことだと決めてかかっているときには「気がかり」を、悪いことかどうかはわからないがどこか不安だと思うときには「心配」を使うようにしましょう。

「心配」の英語と韓国語表現

「心配する」は英語で「be worried」か「worry」

「心配」は英語で「worry」ですが、「心配する」という意味の動詞として使われることが多い言葉です。

「be worried about」の形で「現時点で心配している」という意味になり、「worry about」なら「いつも気にしている、気にかけている」という意味になります。

受身形にするかしないかでニュアンスが変わりますので、気を付けて使いましょう。

「心配する」の英語例文

  • “I’m worried about you.”
    「君のことが心配だよ」
  • “I’m worried about you.”
    「君のことを(いつも)心配しているよ」
  • “Thank you for worrying about me.”
    「心配してくれてありがとう」

「心配」は韓国語で「걱정」

「心配」は韓国語で「걱정」で、読み方は「コㇰッチョン」です。韓国ドラマでは「心配しないで」という意味の「걱정하지 마(コㇰッチョンハジマ)」や「걱정 마(コㇰッチョンマ」などがよく聞かれます。

まとめ

「心配」は「気を配ること」という意味ですが、「相手の世話を焼くこと」や「不安がること」などの意味もあります。「不安」ほどには不安ではないときに、また「気がかり」ほどにはこれから起こることについて悪い予想が経っていないときに使われます。

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「難解なワードでもわかりやすく」をモットーに、常識ワードからビジネス用語、時には文化・アート系など、幅広く記事を書かせていただいています。ドイツ在住で2児の母。好きな食べ物はビターチョコレートとナッツ類。