【戸籍謄本の取り寄せ方法】郵送されるまでの日数や手数料も紹介

戸籍謄本が必要だけれど、平日は急がしくてわざわざ役所まで行けなくて困った経験はありませんか。でも戸籍謄本は役所に出向かなくても、郵送で取り寄せる方法があるのです。そこで戸籍謄本をどうやって郵送で取り寄せることができるのか、その方法から料金、かかる日数などについて解説します。

戸籍謄本の取り寄せ方

戸籍謄本を取り寄せは郵送で手続き

戸籍謄本を取り寄せは郵送でできます。取り寄せ先となる本籍のある役所に、戸籍謄本の申請に必要なものをすべて郵送します。

ちなみに戸籍謄本の取り寄せ申請は、原則として電話や役所のホームページなどを通してはできません。

戸籍謄本の取り寄せに必要なもの

戸籍謄本を取り寄せる場合に必要な物は以下の通りです。

  • 戸籍謄本の交付請求用紙(各市区町村が定めている)
  • 本人確認のための免許証などのコピー
  • 戸籍謄本発行のための手数料
  • 請求者本人の住所氏名を書いた返送用封筒(切手も添付済み)

もしも代理人が戸籍謄本を請求するのなら、「委任状の原本」が必要です。

また相続手続きのために戸籍謄本を請求するなら、上記の必要なものに加えて、「亡くなった人とのかかわりを証明できる謄本のコピー」も必要です。

戸籍謄本の取り寄せ先をつきとめる

戸籍謄本を取り寄せるときに注意したいのが、取り寄せ先です。戸籍謄本の取り寄せ先は、取得したい戸籍の本籍のある役所にある戸籍係や市民生活課住民係です。

ところが、東京都以外の市で、横浜市や大阪市、名古屋市に北九州市などの市内に区がある役所には、郵送による取り寄せ専門の部署があることがあります。その場合はその専門の部署に送付することになりますので、請求先である役所に申請書類の郵送先をお確かめください。

戸籍謄本の取り寄せにかかる日数

戸籍謄本の取り寄せから受け取りまで約一週間

戸籍謄本申請の書類を郵送して受け取りまで、約一週間はかかると考えておいたほうがいいでしょう。

ただし、お住いの都道府県内の役場なら3日程度だったり、郵送事務センターなら1週間以内で戸籍謄本を受け取れることもあるようです。

取り寄せにかかる日数はお住いの場所と申請先までの距離や役所の混雑具合などとも関係します。また書類の不備などでもう一度申請書類を郵送しなおすことも考えられます。

そのため戸籍謄本を取り寄せは、日数的な余裕をもって申請をするのがいいでしょう。

戸籍謄本の取り寄せにかかる料金

450円分の定額小為替と郵便代

戸籍謄本の発行手数料は役所の窓口で申請する場合と同じで、全国一律の一通につき450円です。

この手数料はゆうちょ銀行が発行する定額小為替で支払います。この定額小為替は郵便局で購入し、発行の際には100円の手数料がかかります。尚、定額小為替には受取人等の記載欄がありますが、それらの欄には一切記入せずに、他の書類と一緒に役所へ郵送してください。

そして取り寄せのための往復の郵便代も必要です。

自治体によってはコンビニで戸籍抄本を取得できる

自治体によっては戸籍謄本はコンビニで取得できる場合もあります。ただこの方法は戸籍謄本を取り寄せるのではなく、その場で印刷します。必要なのはマイナンバーカードで、コンビニ店内に置いてある「マルチコピー機」で操作します。

コンビニで戸籍謄本の受取申請ができるかどうかについては、自治体のホームページで確認してください。

海外から戸籍謄本を取り寄せる方法

海外からでも郵送で戸籍謄本を取得可

海外からでも戸籍謄本を郵送で取り寄せることができます。そのために必要となる基本的な書類は、国内で取り寄せる場合と同じです。

ただ手数料に関しては、国際郵便為替を使います。国際郵便為替は海外にある郵便局で発行していて、戸籍謄本取得にかかる手数料450円分と返信料を合わせた金額分を購入します。

アメリカとそれ以外の国では異なる為替証書の扱い方

アメリカの場合は、為替証書は差出人が受け取り、他の書類と合わせて送付します。

ところが、アメリカ以外の国では為替証書は差出人が受け取ることなく、郵便局が日本のゆうちょ銀行に送付して各役所へと送られます。この場合は、戸籍謄本を申請する書類を送付するときに、手数料と返信料はいつ、どこの郵便局から国際郵便為替で送金済みである旨を書き添えてください。

(付録)そもそも「戸籍謄本」とは?

戸籍謄本は身分事項が書かれた書面

戸籍謄本とは戸籍原本のコピーで、戸籍にはその人とその家族に関わる情報が記録されています。両親や養父母の名前、生年月日、兄弟などの続柄や出生地、婚姻歴や離婚歴まで、その人の出生から現在に至るまでの身分事項に関わることすべてが記載されています。

戸籍謄本は婚姻届けや相続手続きに必要

戸籍謄本が必要な主なケースは5つ考えられます。

  1. 相続手続き
  2. 婚姻をするとき
  3. パスポートを作るとき
  4. 公証役場で作成する公正証書遺言を作るとき
  5. 年金の受け取り手続き

この中でも、5の手続き申請をする年金事務所は戸籍謄本の取り扱いが厳しく、役所で戸籍謄本を受け取った時に止めてあるホチキスを外しただけでも受領してくれません。

まとめ

戸籍謄本は、戸籍の本籍地である役所でだけ取得できる書面です。住民票のように「近くの役所に行けばすぐに取れる」という書面ではありません。

本人自ら本籍地のある役所に出向ければいいのですが、それが難しい場合には郵送で取得できます。本籍地から離れた場所に住んでいたり、平日が忙しく役所に出向く時間がない方には、便利なサービスなので、ぜひ覚えておきましょう。