「レジュメ」の意味とは?アジェンダとの違いや書き方の例も紹介

就職の際に必要なアイテムの一つとして知られるのが「レジュメ」ですが、実際にはビジネスシーンや他の分野でも幅広く使われています。

ここでは「レジュメ」について、英語の意味と目的別で見る「レジュメの」の書き方をサンプル例と併せて紹介しています。アジェンダとの意味の違いと一緒に見ていきましょう。

レジュメとはそもそも何か?意味とアジェンダとの違い

最初に「レジュメ」の意味について紹介します。

「レジュメ」の意味は「要約」「概要」「履歴書」

「レジュメ」は英語の「resume」のことで、本来は「要約」「概要」「履歴書」などの意味がある言葉です。一般的に最も認識のある「レジュメ」は、自分のプロフィールを要約した「履歴書」かもしれませんが、さまざまな分野で課題や資料、または論文などを「要約」したものを「レジュメ」と呼んでいます。ちなみに、カタカナ語ではほとんどの人が「レジュメ」と呼びますが、場合によっては「レジメ」と濁らないで読むこともあるため覚えておきましょう。

また、同じ意味を持つ「サマリー(summery)」はパソコンやスクリーンにある「概要」や「要約」の箇所そのものを指し、「レジュメ」は要約や概要をプリントアウトした「書面」のことです。混同しないように気を付けましょう。

「レジュメ」と「アジェンダ」との違い

「レジュメ」に似た言葉に「アジェンダ(agenda)」がありますが、この二つの言葉は根本的に意味が異なります。「アジェンダ」は一般的に「行動計画」「議事日程」を意味し、ビジネスシーンでは「提案内容」「検討すべき課題」「議題の目次」として使われています。会議やミーティングの前に「アジェンダ」を準備するのは、これらの計画が滞りなくスムーズに進行するためです。

「アジェンダ」は会議やミーティングで話し合いの際に参加者に配布されるもの、「レジュメ」はプレゼンや講演会などで、一方的な視聴を目的とした資料として配布されるものとなります。

「レジュメ」の目的別の使い方とは?

「レジュメ」は就職や転職以外のシーンでも活躍するアイテムです。分野別にどのように使うべきなのかを紹介しましょう。

転職や就職における「レジュメ」は「履歴書」「職務経歴書」

転職や就職で必要不可欠であるのが「レジュメ」の存在です。通常、「履歴書」と「職務経歴書」の両方を意味することが多いですが、企業によっては履歴書のみを求めるところもあります。

一方、技術系の職種で転職をする人は、「履歴書」とあわせて「職務経歴書」を重視する傾向も見られます。「職務経歴書」には前職でのポジションや任務に加えて、技術的な業務内容をできるだけ詳しく記載し、取得資格やトレーニングや研修経験などもアピールするようにすると良いでしょう。

大学や研究分野における「レジュメ」は「論文の要約」

大学や専門的な研究機関での「レジュメ」は「論文の要約」「研究内容の概要」というような意味合いで使われます。「レジュメ」は大学での論文や研究内容を発表するシーンで使うため、事前に準備をしておかなければなりません。

論文や研究内容をまとめた「レジュメ」では、これからどのような新しい発見や結果を聞くことができるのか、参加者も興味津々です。できるだけ「レジュメ」のデザインにこだわり、色使いや配色、文字の大きさなども工夫する良いでしょう。

会議やプレゼンにおける「レジュメ」は「内容をまとめた資料」

会議やミーティング、また顧客を招いてのプレゼンでの「レジュメ」は「会議やプレゼンの内容を要約した資料」を意味します。

日時や開催地はもちろん、会議やプレゼンのテーマや内容が明確に記載されてあることが大切です。「レジュメ」はできるだけ簡潔にわかりやすくまとめることが求められますが、重要な部分を省略しないように気を付けて作成するようにして下さい。

ビジネスにおけるレジュメは、参加者がこれからはじまる会議やプレゼンの進行を捉える重要なアイテムです。参加者の心を掴むような魅力あるレジュメ作りを心がけましょう。

レジュメの書き方:注意点と例

最後にビジネスシーンにおける「レジュメ」の書き方とサンプル例を紹介します。

レジュメの書き方のポイントは「簡潔にわかりやすく」

ビジネスシーンで使う「レジュメ」のポイントは「簡潔にわかりやすく」です。会議やミーティングでは主張したいことがたくさんありますが、「長く」「ダラダラ」と文章にするのではなく、「箇条書き」「短文」をベースに、タイトルに「結論」を載せるのがベストです。

会議でのレジュメの書き方(例)

会議で使用する「レジュメ」の例ををかんたんに紹介します。

第一回『A社との共同開発における会議について』

日時:2018年9月21日(金)14:00~17:00
場所:第一会議室
参加者:共同開発スタッフ
関係資料作成:田中太郎

<会議で配布される資料>

・レジュメ
・プロジェクト計画案
・マーケティング資料

<会議内容>

1.プログラム共同開発の概要説明(14:00~14:30)
2.プログラム共同開発における予算について(14:30~15:00)休憩 15分
3.プロジェクト期間とスケジュール(15:15~15:45)
4.ターゲット層と販売経路(15:45~16:15)
5.質疑応答、まとめ(16:15~17:00)

レジュメの書き方(英語の場合)

外資系企業や海外で仕事を探す時は、英語のレジュメが必要です。通常、英語のレジュメは学歴ではなく職務履歴を先に記載したりしますが、日本の履歴書とは形式が異なるため、英語レジュメ用の「テンプレート」を活用するのがおすすめです。

また、職務履歴を書く順番は新しいものから古いものとなり、最も古いものが一番下になります。スキルや経験を併せて書き入れ、資格は学歴の下にまとめて書くようにしましょう。

まとめ

「レジュメ」は英語の「resume」のことで、「要約」「概要」「履歴書」などの意味がああります。似た言葉である「アジェンダ」も「レジュメ」同様、会議やミーティングで配布されますが、参加者が話し合いをする目的で配布されるのが「アジェンダ」で、一方的な視聴者として配布されるのが「レジュメ」です。

転職や就職、大学の論文や研究発表、ビジネスシーンなどさまざまな分野で活用できる「レジュメ」は、「簡潔」「短文」を基本に、重要な項目を省略せずスッキリとまとめるのがコツです。読み手にとって理解しやすく、内容を把握しやすいフォーマットを心がけて、個性ある魅力的な「レジュメ」を完成させましょう。