「気丈」の意味とは?正しい使い方や英語表現を解説(例文つき)

仕事やプライベートで悩みを抱えていても、職場でなかなか表に出せないことはありませんか?気持ちが落ち込んでいても「気丈」に振る舞えるように普段からメンタル面をしっかり鍛えておきたいものです。

ここでは「気丈」について読み方や意味を中心に気丈な人の性格や英語表現などをまとめています。

「気丈」の正しい意味・使い方・読み方

まずはじめに「気丈」の正しい意味と使い方から紹介します。

「気丈」意味は「しっかりとした心」

「気丈」とは「しっかりとした気持ちであること」を意味しています。他にも「心を強く維持するさま」「辛く危急の時にも心を落ち着かせること」という意味があります。

「気丈」はどのような場面においても気持ちが安定し、感情に左右されない心の強さを表しています。

「気丈」の使い方は「気丈である」、「気丈な人」など

「気丈」には「気丈である」「気丈な人」「気丈にも」「気丈さに欠ける」のように名詞や形容動詞として使われます。

【例文】

  • 大病した後でも気丈に振る舞う
  • 気丈にも自分の意見を貫いた
  • 彼は最後の一歩で気丈さに欠ける部分がある
  • 得意先に怒鳴られても何とか気丈に頑張った

「気丈」の読み方は「きじょう」

「気丈」は、「きたけ」ではなく「きじょう」と読みます。間違いやすい読み方なので、注意しましょう。

「気丈」の類語と対義語は?

それでは「気丈」の類語と対義語についてみてみましょう。

「気丈」類語は「タフ」「芯が強い」など

「気丈」には2つの意義があります。

「気持ちがしっかりしていること」という意義での類語は「タフ」「気丈夫」「しっかり者」「心臓に毛の生えた」「肝っ玉の据わった」「ガッツがある」「根性がある」「軟(ヤワ)ではない」「豪胆な」「多少のことではへこたれない」などがあります。

一方「辛さに屈しないこと」という意義では「芯の強い」「気が強い」「自分を持った」「精神力のある」などです。

気持ちがしっかりしているからこそ、不幸や病気などの辛さに屈しないという意味があり、どの類語も共通して心が折れない精神の強さを表していることがわかります。

「気丈」の対義語は「気弱」

「気丈」は「気持ちの強さ」を指すため対義語は「気弱」になります。平たい意味では「気が小さい」「臆病」「小気」「小胆」なども対義語の類になると考えてもよいでしょう。

「気丈な人」とはどんな人?

最後に「気丈な人」の性格についてまとめてみましょう。職場仲間や友達にも「気丈な人」いませんか?

一途でまっすぐである

「気丈」な人は仕事でも恋愛でも一途でまっすぐです。嫌なことがあっても心が落ち着いているため、行動や態度にぶれがありません。メンタル的にも強く、さらに立ち直りが早いのも特徴です。泣いたり叫んだりと心を乱すようなこともありません。

自分の言葉に責任をもつ

「気丈」な人は自分の放った言葉に最後まで責任を持ちます。有言実行をモットーとし、自分の立場が危なくなっても責任を他人に転嫁するようなことはしません。自分の気持ちがしっかりしているため何でも自信をもって発言することができます。つまりリーダー的な存在といえます。

何でもポジティブ・シンキング

「気丈」な人は心が強いためどんな困難や恐怖に直面しても乗り越えることができます。仕事で落ち込んだり悩んだりすることもなく、何でも前向きにものごとをとらえるポジティブ・シンキング派が多いでしょう。悩んでも仕方がないことを悟っているため、逆に笑い飛ばすほどの気持ちをもって荒波に打ち勝っていきます。

「気丈」の英語表現は?

それでは「気丈」の英語表現と英文例を紹介しましょう。ビジネスシーンでは仲間とのちょっとした会話や戦略ミーティング、自己啓発セミナーやメンタリングで出てくる言葉です。ぜひ覚えておきましょう。

「気丈」は英語で「tough」「brave」

「気丈」の英語表現は外来語として使われている「tough(タフ)」やは映画の「Brave Heart」や小説の「Brave Story」などで馴染みのある「brave」を使うのが一般的です。

状況によってはやや硬い表現の「courageous(勇気のある)」「dauntless(屈しない)」「stout-hearted(心がブレない)」、あるいは「have strong character(強い性格)」などが適している場合もあるため、その人の「強調したい気丈であるどの部分」を見極めながら言葉選びをするようにしましょう。

「気丈」を使った英語の例文

  • He was accused falsely, but acted brave regardlessly.
     濡れ衣を着せられていたみたいだけど、気丈に振る舞ったね
  • What our team is really proud of the fact that we tackle any sort of situation or problem to overcome no matter what.
    我がチームの特色は気丈な態度でなんでも臨む姿勢である
  • It is necessary for you to improve mental strength much more so that you can act courageously.
    気丈に振る舞うにはにはメンタル面をもっと鍛えることが必要です。

まとめ

「気丈」に振る舞うには、まず心を安定させ気持ちを整理することから始めましょう。さらに自分が「心が弱い」と感じているなら自ら最悪の状況に身を置いてみるのもよいトレーニングの一つです。なぜなら、余計な心配をする暇がなく、むしろ「困難をどう乗り越えるか」に集中できるからです。

小さな達成感がやがて大きな自信へとつながることを信じて、一歩一歩、心を強くしていきましょう。