「リソース」とは「資源」を意味する言葉です。「リソース不足」や「リソースを割く」などの使い方をし、WEB業界やビジネスシーン、ゲーム内でも使用されます。「リソースとは何?」「使い方を知りたい」という方に向けて、意味や使い方、類語の「アセット」を紹介します。例文も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
「リソース」とは?
「リソース」の意味は”資源・財源”
「リソース」の意味は、“資源・財源”です。ビジネスシーンで使用する場合、「リソース」は仕事を行う上で必要となる「人」や「物」「金」を指しており、「経営リソース」とも言われています。
IT用語で「リソース」はメモリやCPUを指す
「リソース」はIT用語としても「資源」という意味で使用されます。IT用語で使用する場合、「資源」はパソコンのメモリ量やCPUの処理能力を指します。余分なリソースを削除し、全体のリソース使用率を下げることで、動作の高速化や容量をあげることができるのです。
ゲームでの「リソース」はゲーム内で使用する資源を表す
バトルロイヤルゲームやソーシャルゲーム内でも、「リソース」は「資源」という意味で使用されます。ゲーム内では「リソース」が物資や資材を表しており、ゲームを進めていくなかで重要な要素となります。
ビジネスシーンでの「リソース」の使い方とは?
人員や費用確保に「リソース確保」「リソース不足」を使う
ビジネスシーンでは「リソース確保」や「リソース不足」などの使い方をします。「リソース確保」とは、「資源を確保すること」を表しており、プロジェクトに必要な人員や費用を確保する状況で使用されます。
また、「資源が不足していること」を表すのが「リソース不足」です。必要な人員や費用が不足していることを表す状況で使用します。
「リソース管理」とは”資源を管理”すること
「リソース」の使い方の1つが「リソース管理」です。「リソース管理」とはプロジェクトに必要な資源、主に人材を管理することを指します。
プロジェクトを進めるにあたり足りない人材はどのくらいなのか、どこから補うのかをできるだけ明確に計画しておきます。プロジェクトが計画通りに進むことは少なくとも、スタート前から計画をしておくことで、管理がしやすくなるのです。
「リソースを割く」とは”資源の一部を使用”すること
「リソースを割く」も「リソース」の使い方の1つです。「○○を割く」という表現は「全体の一部をなにかに用いること」を意味しているため、「リソースを割く」は「資源の一部をなにかに使用する」ということを表しています。
WEB業界での「リソース」の使い方や例文とは?
「リソースモニター」とは資源の情報を表す
WEB業界にて、IT用語として使用されるのが「リソースモニター」という言葉です。「リソースモニター」とは、CPUやメモリなどの使用状況を確認するためのシステムです。
同じく使用状況を確認するための機能としてタスクマネージャーがありますが、タスクマネージャーよりもさらに詳しく確認することができます。
「リソース」を使った例文
「リソース」を使った例文をご紹介しましょう。
- 同時に進行しているプロジェクトのリソースが足りないようだ
- リソースを割いてまで補わなければならないとは思わない
- リソース管理を徹底して必ずプロジェクトを成功させる
「リソース」の類語表現とは?
「リソース」の類語は”アセット”
「リソース」の類語には“アセット”が当てはまります。「アセット」とは「資産」を意味する言葉で、IT用語としてビジネスシーンで使用されます。「リソース」の「資源」という意味と似た「アセット」ですが、2つには違いがあるため使い分けが重要です。
「リソース」は使用することで価値を生み出しますが、「アセット」は保有しているだけで価値があるものを表しています。所有しているお金や不動産物件など、所持しているだけで価値のあるものが「アセット」に当てはまります。
「リソース」の英語表現とは?
「リソース」は英語で”Resource”
「リソース」を英語で表すと“Resource”となります。「資源」や「供給源」を意味する単語で、「Financial resources(財源)」や「Natural resources(自然資源)」などの使い方をします。
ビジネスシーンでは「Not enough resources(資源が足りない)」などの使い方ができるため、「リソース不足」を表したい状況で使用してください。
まとめ
「リソース」とは「資源」を意味しており、ビジネスでは「お金」や「人材」表す言葉です。また、IT用語としては「メモリ」や「CPU」などを指し、ゲーム内では「資材」や「物資」を意味しています。
「リソースを割く」や「リソース不足」などの使い方があり、類語には「アセット」が当てはまります。類語ではあるものの、「リソース」は「価値を生み出すもの」、「アセット」は「保有しているだけで価値のあるもの」という違いがあるため、使い分けが必要です。