「要相談」の意味と使い方は?「応相談」「別途相談」との違いも

求人広告でよく見かける「要相談」とは、「相談の必要がある」という意味の言葉です。似た言葉に「応相談」や「別途相談」がありますが、どう違うのでしょうか?

今回は「要相談」の意味や読み方、使い方や「応相談」「別途相談」との違いについて解説します。また、目上の人に対しての言い換え表現なども紹介しましょう。

「要相談」の意味と読み方は?

「要相談」の意味は「相談の必要がある」こと

「要相談」の読み方は「ようそうだん」です。意味は、「相談をしてください」や「相談の必要があります」ということ。「要」には「大切な部分」の他に「なくてはならない」という意味があります。

「要相談」には「相談の必要がある」というニュアンスがあり、主に求人広告などで見ることの多い表現です。より短い文字数で簡潔に相手に伝えるための言葉として使われています。

目上の人に対しては「ご相談ください」などに言い換える

「要相談」は、「相談の必要があります」ということを短く簡潔に伝えるための表現です。求人広告や張り紙などではよく使いますが、日常会話ではあまり使いません。

「要相談」というニュアンスを目上の人に対して伝えたい場合や日常会話で使う場合には、「ご相談ください」や「ご相談いただければと思います」などに言い換えましょう。また、メールなど文書に記載する場合には「ご相談いただければと存じます」や「ご相談を承ります」などとすると、より丁寧な印象です。

「要相談」の使い方と例文

求人広告などで相談を受ける側が使う

「要相談」という言葉は、相談を受ける側が使用する言葉で、少ない文字数で簡潔に伝えられる言い回しのため主に求人広告などで用いられる表現です。「勤務時間に関しては要相談」や「休日は要相談」など、求人を出している側が、募集要項について相談をして決めたいと思っているときに使います。

また、少ない文字数で簡潔に伝えられることから、友人間でのメールやSNSなどでも「それについては要相談で!」などと使うこともあります。

事前の相談が必要な場合に使う

「要相談」は、相談をしてもらうことの必要性を伝える言葉です。求人広告などで「勤務時間は要相談」となっている場合には、「勤務時間に関しては相談が必要です」というニュアンス。相談を受ける側が、事前に必ず相談をしてほしい場合に使用します。

また、相談して決めたいと思っている場合にも「要相談」を用います。「休日は週2日・曜日は要相談」などとなっている場合、週2日は休日ですが、その曜日に関してはお互いの希望を相談して決めましょうというニュアンス。相談を受ける側が、相談をして決定したいことがあるときに使用します。

相談したい内容は履歴書に記載する

勤務時間や休日についてなど「要相談」となっている会社へ履歴書を提出する場合、希望の時間や曜日があるなら本人希望欄へ記載しておきましょう。面接の段階で直接伝えるよりも、先に履歴書で伝えておくことで相談自体がスムーズに進みます。パートやアルバイトもシフトの希望などを記載しておくと良いでしょう。

「要相談」を使った例文

  • アルバイト募集中、勤務時間は要相談。
  • シフトの変更希望があれば要相談でお願いします。
  • 勤務時間は要相談とのことなので、面接に行く前にこちらの希望をまとめておいた。

「要相談」と類語「応相談」「別途相談」との違いは?

「応相談」は「相談に応じる」

「応相談」とは「相談に応じます」という意味の言葉です。「応」には「答えをだす」や「返事をかえす」という意味があります。

「勤務時間平日8時~17時(応相談)」となっていた場合、「勤務期間は8時から17時と決まっていますが、相談には応じますよ」という意味です。育児や家事などの都合で朝8時に出社するのが難しい人も、「応相談」とあれば相談することで希望の時間での勤務ができるかもしれません。ただし、必ずしも希望が通るわけではなく、あくまでも相談には応じるというニュアンスです。

「要相談」の相談が必要であるという意味に対し、「応相談」は相談には応じますという姿勢を示しています。

「別途相談」は「別のことも相談に応じる」

「別途相談」とは、「別の事柄に関しても相談に応じます」という意味。「別途」には「別の方法」や「別の方面」という意味があり、提示している内容とは別の事柄に関しても相談に応じますというニュアンスで使う言葉です。また、別の考え方で相談に応じるという意味で使うこともあります。

「要相談」は相談の必要があるという意味ですが、「別途相談」は別の事柄に関しても相談に応じますという姿勢を示しています。

「要相談」の英語表現は?

「要相談」は英語で「negotiable」

「要相談」を英語で表現するには「negotiable」を使います。「negotiable」には「交渉が可能である」や「相談の余地がある」という意味もあり、求人広告などには「要相談」や「応相談」という意味で使えます。

また、ビジネスでも使うことができる「be discussed」も「要相談」を意味するフレーズです。

まとめ

「要相談」とは、「相談の必要がある」という意味です。少ない文字数で簡潔に使えることができる表現で、求人広告などでよく使用されます。また、簡潔に伝えることができるため、ビジネスでも使用することがあります。

似た言葉である「応相談」や「別途相談」とはニュアンスが違うため、正しい意味を把握して適切に使い分けましょう。