「職務内容」とは?職務経歴書での書き方と「業務内容」との違い

職務経歴書では「職務内容」を書きますが、具体的には何を、どのように書けばいいのか迷ってしまいますよね。本記事では「職務内容」の意味のほかに、職務経歴書での「業務内容」の書き方と例文を紹介します。また「職務内容」と似ている「業務内容」や「事業内容」との違いも解説しますので、お役立てください。

「職務内容」の意味とは?

「職務内容」とは「担当している仕事の内容のこと」

「職務内容」とは、その人が担当している仕事の内容のことです。会社の従業員が個々に割り当てられた仕事の中身を指しています。

「職務内容」では具体的な仕事の内容を答える

「職務内容」を聞かれたら、職種を答えれば十分だと思っている人もいるようですが、それでは職務内容について答えたことになりません。

「職務内容」はその人に割り当てられた仕事の内容を聞かれています。同じ職種でも、個人に割り当てられる仕事内容は違っているので、職種だけでは答えとして十分ではありません。

「職務内容」を聞かれた場合には、どのような仕事をしているのかを具体的に答えます。

【職務経歴書】「職務内容」の書き方とは?

「職務経歴書」は「仕事上の経歴・経験を記載した書類」

「職務経歴書」とは、業務内容や成果、仕事についてのスキルなどが記載された書類です。転職の際に転職先から提出を求められることのある書類で、転職先の人事担当者は職務経歴書を見て、就職応募者はどのようなキャリアを積んできたのかを確かめます。

「職務内容」には仕事内容を具体的に記載

「職務内容」に書く事柄は、どこで、いつ、何をしてきたのか、またその成果は何かを具体的に書きます。働いていた会社の実績や規模などの情報も併せて記述しておくとわかりやすくなるでしょう。

「職務内容」を書く3つの形式

「職務経歴書」における職務内容の書き方には、「編年体形式」「逆編年体形式」「キャリア形式」の3つの形式があります。それぞれにアピールできるポイントが違うので、職務経歴書の提出先の企業や職種、また自分のアピールポイントに合わせて形式を選びましょう。

  • 「編年体形式」
    過去から順に職務内容を書く形式。最も一般的で、どのように職務経験を積んできたのかがわかるので、転職歴や経験をアピールするのに向いている。
  • 「逆編年体形式」
    現在から過去に遡って職務内容を書く形式。最近の職務経歴をアピールしたい場合に向いている。
  • 「キャリア形式」
    業務内容を同種ごとにまとめて職務内容を書く形式。スキルや得意な分野をアピールするのに向いている。

参照:「職務経歴書」のフォーマットとは?書き方とテンプレートも紹介

「職務内容」は箇条書きと文章のどちらでも可

「職務内容」は、箇条書きで書いてもいいですし、文章で書いても構いません。人事担当者が読みやすいかどうかを念頭に置いて、記述スタイルを決めましょう。

「職務内容」の例文

ここでは、職務内容を箇条書きで書いた場合と、文章で書いた場合の2つの例文を紹介します。

【箇条書き】営業職の職務内容の例文

〇〇年〇月~〇〇年〇月末日 〇〇〇〇株式会社
東京本社第2営業部に配属。OA機器の販売に従事。

[職務内容]

  • 新規顧客の開拓(電話でのアポイントの獲得や訪問)
  • 納品の手配と管理
  • 見積もりの作成

[成果]

  • 〇〇年度、部内営業成績1位。
【文章で書く】営業職の職務内容の例文

〇〇年〇月~〇〇年〇月末日 〇〇〇〇株式会社

東京本社第2営業部にて、OA機器の販売に従事しました。主な職務は、電話でのアポイントの獲得や訪問による新規顧客の開拓、納品の手配と管理、見積もりの作成です。

新規顧客の獲得に特に力を入れて、〇〇年度の営業成績は営業部内で1位になりました。

「職務内容」と似た言葉との違い

「業務内容」とは部署単位の仕事内容

「業務内容」とは、部署が担っている仕事の内容のことで、例えば、営業部ならば営業部全体が担っている業務のことを指しています。

「職務内容」が社員ひとりひとりに割り当てられた仕事の内容という意味に対して、「業務内容」は社員が所属する部署全体の仕事の内容になります。

「事業内容」とは会社単位の仕事内容

「事業内容」とは、会社や組織、商店などが経営している仕事の内容のことです。例えば自動車メーカーなら、事業内容は自動車の開発や製造、販売などになります。

「職務内容」が社員単位の仕事の内容という意味ですが、「事業内容」は会社単位での仕事の内容になります。

「職務内容」の英語表現

「職務内容」の英訳は「job content」や「job description」

「職務内容」は英語で「job content」や「job description」と言います。「職務内容」の決まった英語表現はなく、「職務」を意味する「job」に、「内容」を意味する「content」や「説明」を意味する「description」を並べて職務内容という意味の英語表現にします。

「職務内容」の英語例文

  • “I explain of my job content.”
    「現在の職務内容を説明する」
  • “The job description states that he has enough experience in the HR.”
    「職務内容に、彼は人事部で十分な経験があると記している」

まとめ

「職務内容」とは「一人一人に任された仕事の内容」のことです。職務経歴書では、職務内容として個人が任されてきた仕事の内容を具体的に書きます。提出先の担当者が見てわかりやすいように、また応募する職種と合うように、形式や文体を選んで書きましょう。