6月30日はなんの日?「夏越の祓」など行事や出来事・誕生石を紹介

6月30日は、「夏越の祓」という行事が行われる日です。本来は旧暦の6月末に行われるものですが、新暦になってからも同じ日に行われ続けています。どのような行事なのか確認しましょう。他にも、歴史上の事件・できごとや、6月30日が誕生日の人の星座などについてもご紹介します。

6月30日は日本で何があった日?

1898年:「隈板内閣」が発足した日

1898年(明治31年)6月30日、「隈板内閣(わいはんないかく)」が発足しました。総理大臣「大隈重信」と内務大臣「板垣退助」の名前から生まれた通称です。「第1次大隈内閣」とも呼ばれます。日本で初めての「政党内閣」です。内部対立が激しく、同年11月8日までしか続きませんでした。最初に本格的な「政党内閣」を実現できたのは、1918年(大正7年)の原敬内閣だと言われています。

「政党内閣」とは「議会で多数派の政党を基礎にした内閣」のことです。多数派になるためには、多くの議員が選挙で国民に選ばれる必要があります。そのため、政党内閣は国民の意見が政治に反映されやすいと言えます。「隈板内閣」以前の日本は議会の政党に関わらず、旧薩摩藩・長州藩生まれの人物が政治の中心でした。

1945年:「花岡事件」があった日

1945年(昭和20年)6月30日、秋田県で「花岡事件」がおきました。花岡鉱山で働いていた中国人労働者およそ800人が、指導員を殺傷して逃亡した事件です。

花岡鉱山の労働者は、捕虜や中国から強制連行された人だと言われています。規則が守られない過酷な労働環境と、日本人からの虐待に苦しんだ彼らは、一斉蜂起して逃亡しました。まもなく鎮圧されたのですが、その後の取り調べでは拷問が行われたそうです。過酷な労働とあわせて、労働者のおよそ半数が亡くなったと言われています。現在も秋田県では犠牲者の慰霊式が行われています。

6月30日は世界で何があった日?

1908年:「ツングースカ大爆発」があった日

1908年6月30日、ロシアのツングースカ川上流で火の玉のようなものが大爆発を起こした事件がありました。「ツングースカ大爆発」と呼ばれています。爆心地付近には森林しかなかったため、人的被害はなかったとされています。しかし、遊牧民が巻き込まれたという伝聞もあるようです。

当時の調査では原因を明らかにする痕跡が発見できませんでした。そのため「UFOが墜落したのでは」と考える人もいたようです。2013年の調査で発見された痕跡から、現在では「隕石が大気圏で爆発した」という説が主流です。

6月30日は何の日?

6月30日は「夏越の祓」

6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事が行われる日です。本来は旧暦の6月末に行われていました。年の前半の穢れ(けがれ)を祓い、後半の厄除けや健康を祈願します。「大祓(おおはらい)」とも呼びます。

厄除けとして有名なのが、茅(ちがや)で作った大きな「茅の輪(ちのわ)」です。神社の境内に設置され、人々は決まった順番で茅の輪をくぐります。

6月30日は「ハーフタイムデー」

6月30日は、「ハーフタイムデー」です。制定者は不明ですが、1年の半分が過ぎたことが由来だと考えられています。半年の反省をし、残りの半年の目標を考える人が多いようです。

なお、月毎で考えると6月末は「年の半分」ですが、日数で考えるとそうとは言えません。日数で考えた場合の半分は7月2日になります。

6月30日が誕生日・命日の有名人

1496年没:足利義政の妻「日野富子」

1496年6月30日(当時の暦では明応5年5月20日)、足利義政の妻「日野富子」が亡くなりました。生まれたのは1440年ですが、正確な日付は不明です。

夫は室町幕府の8代将軍です。日野富子が自分の息子を将軍にするために画策した結果、「応仁の乱」が起きたと言われています。その他にも金儲けに熱心だったことから、歴史に詳しい人に「悪女」だと言われることもあるようです。

ただし、集めた資金を御所の修復や和平工作に使っていたことから「幕府のために金儲けをしていた」という説もあります。将軍である夫から見れば、悪女ではなく「賢妻」だったのかもしれません。

1877年誕生:作曲家「東くめ」

1877年6月30日に生まれた有名人は「東くめ」です。作詞家で、日本で初めて、口語の童謡を作詞したと言われています。口語とは「日常生活で使う話し言葉」のことです。

教育学者の夫の提案で、子どもが使う話し言葉で作詞を行っていました。音楽学校の後輩である滝廉太郎が作曲を担当することが多かったようです。代表作は「お正月」「かちかち山」などで、どちらも滝廉太郎が作曲しました。

6月30日の占い

6月30日生まれの人の星座は「かに座」

6月30日が誕生日の人の星座は「かに座」です。代表的な星占いでは、家庭を大事にする人や、聞き上手な人が多いと言われています。

6月30日の誕生花は「ヘリオトロープ」

6月30日の誕生花は「ヘリオトロープ」だとされています。代表的な花言葉は「献身的な愛」「忠誠」です。

6月30日の誕生石は「ユーレックサイト・キャッツアイ」

6月30日の誕生石は「ユーレックサイト・キャッツアイ」です。下に絵を置くと浮き出して見えることから「テレビ石」とも呼びます。石言葉は「心眼」です。

6月30日の誕生色は「薄群青」

6月30日の誕生色は「薄群青」です。色言葉は「個性」「向上心」「理想」になります。

まとめ

6月30日は年の前半の穢れを祓い、後半の厄除けをする行事「夏越の祓」の日です。年の半分が終わったことが由来の記念日「ハーフタイムデー」でもあります。行事・記念日をきっかけに、残りの半年をどう過ごすか考えるのも良いかもしれません。

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「いず あむ」と読みます。 一般事務、営業事務としてビジネスメールを送信する機会が多くありました。複雑な事柄でも、分かりやすく説明することを目標としております。