12月13日は「正月事始め」や「双子の日」の記念日です。日本では油小路事件が起こった日でもありますが、他にはどんなことが起こった日なのでしょうか?
この記事では12月13日に起きた国内外の出来事や、誕生花・誕生石を紹介します。くわえて12月13日生まれの有名人や歴史人物、星座と誕生色も紹介しましょう。
12月13日はなんの日?
「正月事始め」
12月13日は「正月事始め(しょうがつことはじめ)」の日です。
12月13日は「鬼宿日(きしゅくにち)」と呼ばれており、古くから「何をやっても上手くいく日」とされています。この習わしもあり、12月13日は「すす払い」や「松迎え」などの正月準備を行うようになりました。
「双子の日」
12月13日は「双子の日」の記念日です。1874年の12月13日に、「双子の場合は先に生まれた方が年長者」という取り決めが行われます。これを記念し、「双子の日」に定められました。
12月13日の日本での出来事とは?
油小路事件が起こる(1867年)
1867年の12月13日は「油小路事件(あぶらこうじじけん)」が起きた日です。
新撰組から脱退した「伊東甲子太郎(いとう かしたろう)」は、「御陵衛士(ごりょうえし)」という組織を結成します。御陵衛士が新撰組の幹部殺害を企んでいたことが発覚し、油小路事件へと発展したのです。事件により、伊東甲子太郎を含む御陵衛士の4名が亡くなりました。
日中戦争の戦いのひとつ「南京攻略戦」が終結(1937年)
1937年の12月13日は、「南京攻略戦」が終結した日です。
日中戦争における戦いの1つで、日本軍が勝利しました。このとき、市民を大量に殺害した「南京大虐殺」が起こったと中国側は主張しますが事実に基づいた証拠がなく、日本側は否定しています。
2店舗が放火された「ドン・キホーテ放火事件」(2004年)
2004年の12月13日は、「ドン・キホーテ放火事件」が起きた日です。
この日、埼玉県にある2店舗のドン・キホーテが立て続けに放火されます。3名が死亡、8名が負傷し、犯人は15日に逮捕されました。
12月13日の海外での出来事とは?
北朝鮮と大韓民国が「南北基本合意書」を締結(1991年)
1991年の12月13日は、北朝鮮と韓国の間で「南北基本合意書」が締結された日です。1990年の9月から合計5度の会談を重ね、南北の和解や協力についての合意書が交わされました。
アメリカで起こった「アラパホー高校銃乱射事件」(2013年)
2013年の12月13日は、「アラパホー高校銃乱射事件」が起きた日です。
アメリカのコロラド州で起きた事件で、学校内にいた17歳の女子生徒が亡くなります。犯人の男子生徒は学校内で放火を行ったあと、自殺しました。
12月13日生まれの有名人・歴史人物
第227代ローマ教皇「シクストゥス5世」の誕生日(1520年)
1520年の12月13日は、第227代ローマ教皇「シクストゥス5世」の誕生日です。
就任中は水不足の解消や治安回復に力を入れ、いくつもの業績を残します。一方で、エジプトの征服や、身内のフランス王即位など、無謀な計画を進めたことでも有名です。
日本の軍人「赤松則良」の誕生日(1841年)
1841年の12月13日は、軍人「赤松則良(あかまつ のりよし)」の誕生日です。
彼は西洋式軍艦を造り、日本の造船技術向上へ大きく貢献しました。このことから、「日本造船の父」や「海軍の父」と呼ばれています。
12月13日の星座と誕生花・誕生石とは
12月13日の星座は「いて座」
12月13日の星座は「いて座」です。11月23日から12月21日までの1か月間は、12星座で「いて座」に当てはまります。
12月13日の誕生花は「シンビジウム」
12月13日の誕生花は、「ピンク色のシンビジウム」です。同じラン科の「コチョウラン」や「デンファレ」と比べると、落ち着いた色味をもっているのが特徴となっています。そんなシンビジウムの花言葉には、「飾らない心」や「素朴」などが付けられています。
12月13日の誕生石は「タンザナイト」
12月13日の誕生石は「タンザナイト」です。青色が特徴の石で、角度や光の強さによって水色・紫色へと変化します。そんなタンザナイトには、「誇り高き人物」や「冷静」の石言葉が付けられています。
12月13日の誕生色は「洗朱」
12月13日の誕生色は「洗朱(あらいしゅ)」です。くすみを帯びた朱色が特徴の色で、布地の染色や漆器(しっき)に使われます。そんな洗朱の色は、「移り気」や「優しさ」などの色言葉を持っています。
まとめ
12月13日は日本で「油小路事件」や「南京攻略戦の終結」があった日です。海外では「南北基本合意書の締結」や「アラパホー高校銃乱射事件」が起こりました。
また、日本では「正月事始め」や「双子の日」の記念日であるともされています。