12月30日は「地下鉄記念日」や「みその日」の記念日です。また、フィリピンでは「リサール記念日」に定められています。ほかにはなんの日があるのでしょうか？
この記事では、12月30日におきた国内外の出来事や誕生花・誕生石を紹介します。さらに、12月30日生まれの有名人や星座・誕生色も紹介しましょう。
12月30日はなんの日？
地下鉄記念日
12月30日は「地下鉄記念日」の日です。1927年の12月30日に、日本で初めて地下鉄が開通したことが由来しています。2017年には90周年を祝う記念イベントが開催されました。
みその日
12月30日は「みその日」の記念日です。30日を「三十日（みそか）」と読むことから、語呂合わせで毎月30日は「みその日」に定められています。この日になると、みそに関するイベントがみそメーカーにより開催されます。
リサール記念日
12月30日はフィリピンの「リサール記念日」です。英雄「ホセ・リサール」が1896年の12月30日に処刑されたことが由来しています。彼は独立運動家として、フィリピンを支配していたスペイン政府と戦ったことで知られています。
12月30日の日本での出来事とは？
1889年：決闘罪ニ関スル件が公布
1889年の12月30日は、明治政府により「決闘罪ニ関スル件」が公布された日です。これにより、決闘を挑んだ人はもちろん、決闘に応じた人や立ち会った人も処罰の対象になりました。明治以降は決闘の文化が薄れたため、「過去の遺物」とも呼ばれています。
1927年：日本初の地下鉄が開通
1927年の12月30日は、日本で初めて地下鉄が開通した日です。当初は上野から浅草をつなぐ2.2キロの路線でしたが、アジアで唯一の地下鉄ということもあり連日人が押しよせました。
2000年：世田谷一家殺害事件が発生
2000年の12月30日は、「世田谷一家殺害事件」が発生した日です。この日、世田谷区にある住宅で、子ども2名を含む4名が殺害されます。犯人の指紋や血痕が残っているうえ、アイスクリームを食べた形跡などがあったにもかかわらず、未だ犯人特定にはいたっていません。
12月30日の海外での出来事とは？
1903年：イロコイ劇場火災が発生
1903年の12月30日は、アメリカで「イロコイ劇場火災」が発生した日です。この日、劇中に発生した火花がカーテンに広がり、火災へと発展します。
観客はパニックになり、避難中の圧死や落下死、焼死により602名以上が亡くなりました。この火災はアメリカ史上最悪と言われています。
2006年：サッダーム・フセイン元大統領が死刑
2006年の12月30日は、イラクの元大統領「サッダーム・フセイン」が処刑された日です。1979年に大統領へと就任した彼は、20年以上にわたり独裁政権を続けます。戦争や少数民族の虐殺を行い、2003年に逮捕されました。
12月30日生まれの有名人
1850年：ジョン・ミルンの誕生日
1850年の12月30日は、イギリスの地震学者「ジョン・ミルン」の誕生日です。東京大学の名誉教授でもある彼は、日本の地震学の基礎をつくります。ほかにも、北海道の貝塚発見や、日本地震学会の創設などの功績を残しました。
1884年：東條英機の誕生日
1884年の12月30日は、軍人「東條英機（とうじょうひでき）」の誕生日です。太平洋戦争では内閣総理大臣として日本軍を指揮しますが、敗戦したのちに逮捕されます。その後の裁判にてA級戦犯となり、1948年の12月23日に処刑されました。
12月30日の星座と誕生花・誕生石
12月30日の星座は「やぎ座」
12月30日の星座は「やぎ座」です。12月22日から1月19日までの1か月間は「やぎ座」に当てはまります。
12月30日の誕生花は「ロウバイ」
12月30日の誕生花は「ロウバイ」です。旧暦の12月にあたる朧月（ろうげつ）に梅のような花を咲かせることから、「蝋梅（ろうばい）」と呼ばれています。そんなロウバイには、「慈しみ」や「先見」の花言葉がつけられています。
12月30日の誕生石は「シトリン」
12月30日の誕生石は「シトリン」です。暖かみのある黄や茶の色味をもつ石で、別名「太陽の石」や「幸福の石」と呼ばれています。そんなシトリンには、「友情」や「繁栄」の石言葉がつけられています。
12月30日の誕生色は「オータムリーフ」
12月30日の誕生色は「オータムリーフ」です。秋の枯れ葉を連想させるような、くすんだオレンジ色を表します。そんなオータムリーフには、「自信」や「ロマンチック」の色言葉がつけられています。
まとめ
12月30日は日本で「決闘罪ニ関スル件の公布」や「日本初の地下鉄開通」があった日です。海外では「イロコイ劇場火災」や「サッダーム・フセイン元大統領の処刑」がありました。また、日本では「地下鉄記念日」や「みその日」の記念日に定められています。
