1月6日は「六日年越し」や「色の日」の記念日です。また、韓国では「江華良民虐殺事件」が起きました。ほかにはなんの日があるのでしょうか？
この記事では、1月6日におきた海外の出来事や、誕生花・誕生石を紹介します。くわえて、1月6日生まれの有名人や星座も紹介しましょう。
1月6日はなんの日？
色の日
1月6日は「色の日」の記念日です。「い（1）ろ（6）」の語呂合わせが由来しており、色を扱う職業に注目する目的で制定されました。また、1月6日とは別に、11月16日は「いい色の日」に定められています。
六日年越し
1月6日は「六日年越し（むいかとしこし）」の日です。1月7日を「七日正月（なのかしょうがつ）」と呼ぶことから、前日の6日を年越しとして「六日年越し」と呼ぶようになりました。地域によっては「神年越し」や「馬の年越し」とも名付けられています。
東京消防庁出初式
1月6日は「東京消防庁出初式（でぞめしき）」の日です。1657年に起きた大火災「明暦（めいれき）の大火」では、江戸の大半が火につつまれました。この2年後から定火消（じょうびけし）と呼ばれる職人たちが、上野にある神社で職務を全うすることを誓ったことが由来しています。
1月6日の日本での出来事とは？
1932年：春秋園事件が発生
1932年の1月6日は、「春秋園（しゅんじゅうえん）事件」が起きた日です。大日本相撲協会に不信感をもつ32人の力士によるストライキで、春秋園という店に立てこもります。力士たちの要求はのまれず、多くの力士が協会から離脱しました。
1950年：二俣事件が発生
1950年の1月6日は、静岡県で「二俣（ふたまた）事件」が起きた日です。この日、子ども2名を含む一家4名が刺殺されます。警察は18歳の少年を逮捕して死刑判決がくだされますが、その後の裁判で無罪が確定しました。
この事件は静岡の代表的な免罪事件として数えられ、警察による自白強要や尋問が問題になりました。
1976年：平安神宮放火事件
1976年の1月6日は、「平安神宮放火事件」が起きた日です。この日、新左翼活動家が平安神宮に火を放ち、本殿まで燃える大火災が発生しました。平安神宮に祭られている「桓武（かんむ）天皇」への憎悪から犯行へと発展したと供述しています。
1月6日の海外での出来事とは？
1941年：「4つの自由」の演説
1941年の1月6日は、アメリカのフランクリン・ルーズベルトが「4つの自由」に関する演説を行った日です。「言論・表現の自由」や「信教の自由」など、あらゆる人々が与えられるべき自由を提唱しました。
1951年：韓国の江華良民虐殺事件
1951年の1月6日は、韓国が「江華良民（こうかりょうみん）虐殺事件」を起こした日です。韓国政府は3日間にかけて、武装をしていない212名から1,300名の島民を虐殺しました。また、その1年前には140名の島民が殺されています。
2021年：アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件
2021年の1月6日は、アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件が起きた日です。この日、トランプ大統領の支持者が、次期大統領への抗議として議事堂に襲撃します。事件により6名以上がケガを負い、死亡者もでました。
1月6日生まれの有名人
1412年：ジャンヌ・ダルクの誕生日
1412年の1月6日は、フランスの英雄「ジャンヌ・ダルク」の誕生日です。百年戦争にてイングランドに苦戦していたフランスを引っ張り、勝利に導いた彼女。軍人として功績を残しますが、男装を理由に死刑が決行されました。
1745年：ジャック・モンゴルフィエの誕生日
1745年の1月6日は、フランスの発明家「ジャック・モンゴルフィエ」の誕生日です。兄のジョセフ・モンゴルフィエと一緒に熱気球を発明し、1783年に世界初の有人飛行を成功させます。この功績が認められ、翌年には貴族の仲間入りを果たしました。
1月6日の星座と誕生花・誕生石
1月6日の星座は「やぎ座」
1月6日の星座は「やぎ座」です。12月22日から1月19日までの約1ヶ月間は、「やぎ座」に当てはまります。
1月6日の誕生花は「マンサク」
1月6日の誕生花は「マンサク」です。開花時期が早いことから「まず咲く」が訛り、「マンサク」という名がつけられたと言われています。
また、東北地方やアメリカの先住民の間ではマンサクでその年の収穫量を占っていたことから、「呪文」や「魔力」の花言葉がつけられています。
1月6日の誕生石は「アメトリン」
1月6日の誕生石は「アメトリン」です。アメジストの紫色とシトリンの黄色をあわせもつことから、アメトリンと名付けられました。そんなアメトリンには「調和」や「安定」の石言葉がつけられています。
まとめ
1月6日は日本で「春秋園事件」や「二俣事件」が起きた日です。海外では「江華良民虐殺事件」や「アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件」が起きました。また、日本では「六日年越し」や「色の日」の記念日に定められています。
