「倦怠期」の意味と読み方とは?遠距離リスクや乗り越え方も紹介

「倦怠期」という言葉を聞いて思い浮かぶのは、熟年離婚寸前の夫婦でしょうか。飽きるほど長く関係が続いたことは喜ばしいことかもしれませんが、できることなら新鮮な気持ちを取り戻したいものです。ここからは、「倦怠期」の意味と読み方のほか、「倦怠期」中の遠距離リスクや「倦怠期」の乗り越え方を紹介しましょう。

「倦怠期」の意味と読み方とは?

「倦怠期」の意味は飽きて嫌になる時期

「倦怠期」の読み方は「けんたいき」で、意味は飽きて嫌になる時期のことです。特に夫婦やカップルの関係について使われます。

「倦怠」という熟語を構成している「倦」という文字は「あきる」「うむ」「あぐむ」と読み、飽きて嫌になることやうんざりするという意味です。もうひとつの文字である「怠」は「おこたる」「なまける」と読み、気持ちがゆるんでいる状態を指しています。

「倦怠期」は長い付き合いの途中で起きる

「倦怠期」はある程度良好な関係を築いてきた場合において、長期にわたる付き合いの途中で起こります。飽きるためには、相手のことを一通り理解できたうえで安定した関係を維持していることが前提です。

したがって相手と険悪な関係にあるときや、出会ってまだ日数が経っていないときに倦怠期が訪れるということはありません。

「倦怠期」は会社でもあり得る

「倦怠期」は一般的に人間関係、特に男女の間柄について用いられる言葉ですが、会社に飽きてしまったようなケースにおいて使われることもあります。

入社したばかりで毎日刺激に満ちているようなときや、リストラされかかっているようなときではなく、ある程度仕事をこなせるようになり、安定した状態が続いているときに「倦怠期」がやってきがちです。とはいえ会社は人間の集まりでもあるため、最終的には人間関係の問題に行き着きます。

恋愛の「倦怠期」と遠距離の関係

遠距離恋愛に「倦怠期」は起きにくい

遠距離恋愛を成就させることは難しいといわれていますが、破局の原因が「倦怠期」であることはほとんどありません。遠距離恋愛が破局するのは、会えないことで気持ちが離れてしまうことが主な原因です。

会いたくてもなかなか会えない遠距離恋愛においては、相手に飽きてしまうようなことは起こりづらく、「倦怠期」の発生はまれといえるでしょう。

「倦怠期」で遠距離はリスクになりうる

「倦怠期」におちいった夫婦やカップルにとって、単身赴任などによる遠距離状態はリスクになりうるものです。「倦怠期」に入ったときに手をこまぬいたままでは関係の修復は難しく、何らかの働きかけをしなければなりません。

ところがここで遠距離になってしまうと、相手の状態を把握することができないため適切な対応をとることができず、そのまま自然消滅ということになりかねないからです。

遠距離が刺激になって関係が改善することも

「倦怠期」の原因はマンネリです。代わり映えしない関係に飽きてしまうことから「倦怠期」に入っていくのですが、遠距離状態になるとこれまでとは全く違った関係になります。

会いたくてもなかなか会えないし、今まで訪れたことのない場所でのデートは新鮮です。このように遠距離によってマンネリが打開されることで、関係の改善が期待できるかもしれません。

「倦怠期」の乗り越え方

空気のような関係を喜ぶことで倦怠期を解消

長い付き合いが続きお互いのことがよくわかるようになると、新鮮味が薄れてくるものです。またいつも一緒にいるのが当たり前と思うようになると、相手を雑に扱うようになることも考えられます。

さらに、いちいち言わなくてもわかってくれて当然という甘えも生じます。これらは相手との関係において安全と安心が確立されたことによるものですが、本来なら喜ばしい安定した関係が不幸の元になってしまっているのです。

そこで発想を転換して、相手を空気のような存在ととらえてみてはいかがでしょう。空気に存在感は乏しいけれどないと困るものです。未熟だった関係が成熟した関係に成長したのなら、素敵なこととですね。

「倦怠期」には波風を立ててみる

もう一つの方法は、あえて安定した関係に波風を立ててみることです。とはいえ相手を変えることは難しいため、今までと違う自分になることを目指してみましょう。

これまでとはテイストが違う服を着てみることからはじめて、新しい趣味に挑戦してみる、資格取得を目指して勉強を始めるなど、方法はいくらでもあります。

特に交友関係が変わると新しい視点を得ることができるため、相手に対する見方も変化してこれまで気付かなかった新しい魅力を発見できるかもしれません。

まとめ

「倦怠期」の意味と読み方のほか、遠距離リスクや乗り越え方についても紹介しました。飽きるということは、ある意味で贅沢なことで、今日と同じように明日もやってくると思える状態でなければ、飽きるようなことにはなりません。「倦怠期」は一種の贅沢病と考えて、少し自分をハングリーな状態に置いてみてはいかがでしょうか。