【レポートの書き方】4つのコツと構成・引用方法も解説

レポートを書くように命じられたとき、どのように書けばよいのかわからなければ時間ばかり掛かってしまうでしょう。しかしレポートの書き方や構成にはコツや決まった型があり、これらを押さえておけば短時間でレポートを仕上げることができるのです。この記事は、レポートの書き方のほか引用や参考文献の扱い方など実用的な内容となっています。

レポートの書き方のコツは4つ

レポートの書き方のコツ① 読み手を意識する

レポートとは与えられた課題に関する情報を整理したうえで、感想や考察などを述べるものです。したがって、課題を与えた人物に読まれることがレポートの大前提となっています。

内容が読み手に伝わりやすいように書かれていることが必要で、主観に偏っていたり用語の定義があいまいだったりするレポートは、読み手からみれば意味不明で最後まで読む気力すら失ってしまいかねません。

レポートの書き方のコツ② 内容がオリジナルであること

学生のレポートでコピペが問題となっています。レポートの記述内容はオリジナルであることが求められますが、オリジナルといっても独断や憶測に基づいた意見ではなく、信頼できる文献や資料を参照した内容であることが必要です。

そのうえで、自分の見解を記述しなければならないのですが、他の文献やネットの情報を丸写しにしたり、出典を明らかにしなかったりするレポートは、盗作と指摘されても反論の余地はありません。

レポートの書き方のコツ③ 指示や指定にしたがって書く

レポートは、学生の課題や業務の報告などで書かれることがほとんどてす。学生の場合なら指導教官の指示、会社員の場合なら会社からの指定によるフォーマットがあれば、それにしたがって書くことが求められます。

表紙の有無やレポート用紙などをふくめ、決められた形式がある場合にはそれを守って書くことが何よりも大切で、オリジナリティはレポートの内容で追及してください。

レポートの書き方のコツ④ あいまいな表現を避ける

レポートを書くときには、あいまいな表現を避けることも大切なポイントです。しかし、確実でないことを断定的に表記することにも問題があります。

たとえば他人の意見を述べるとき、「~だそうだ」と書いてしまいがちですが、「〇〇は~と述べている」というように書くことが求められているのです。また、断定しきれないことを述べたい場合、「~かもしれない」ではなく「~と推測される」というように書き替えます。

レポートの書き方で重要な「構成の方法」とは?

一般的な構成は「序論」「本論」「結論」

レポートの構成方法には、書く目的によっていくつかありますが、「序論」「本論」「結論」の3つで構成したものが最も汎用性が高く、それぞれの比率の目安は「1:8:1」です。

レポートの導入となる「序論」では、はじめに問題として選んだテーマを掲げたのち、テーマの背景の説明やなぜそのテーマを選んだのかを述べ、論説の方向性を示します。

続く「本論」では、「序論」で示した方向性にしたがって結論を導き出しますが、論拠となる事実をあげながら結論に至る筋道を論理的に記述します。このときに、想定できる反論とその反論を論破する意見もあわせて記述しておけば万全です。

最後の「結論」では全体をまとめますが、序論で述べた内容と呼応させながら自説を強調して締めくくるとよいでしょう。

調査結果のレポートも基本は三段構成

調査結果などのレポートでは、調査で得られたデータが必須となりますが、数値だけでなくグラフや表などを用いると直感的に理解しやすくなります。アンケートなどのようにデータ量が多くなる場合には、別紙にまとめてもよいでしょう。

構成は一般的なレポートの流れにしたがいますが、「序論」で調査目的と調査・実験などの方法を紹介しておき、続く「本論」では、調査の流れや実証的に得られたデータなどを詳細に記述します。

「結論」では「本論」で得られたデータをわかりやすくまとめ、結果の検証を行ったうえで見解を述べますが、調査に用いた文献や資料も忘れずに記述しましょう。

レポートでの引用や参考文献の扱いは?

不適切な引用は盗作になる

他者の記述を引用するときには、出典だけでなく引用個所も明らかにしなければなりません。他者の文章をそのままそっくり転記する直接引用では、引用部分をカギ括弧などで囲み、続けて著者に姓・出版年・引用個所のページを括弧内に記載します。

文章を要約して用いる間接引用では、著者の姓と出版年を記載してください。なお、引用はできるだけ原典から行うことが望ましいのですが、翻訳書を用いる場合には訳者の姓も加えます。これらに漏れがあった場合は盗作となるため、引用の記述は注意深く行いましょう。

コピペや加工は盗作

レポートで根拠となる事実を提示する際に、既存の論文や書籍などの文献や、インターネット上の情報から引用することはよくあります。しかし、引用や参考文献の扱いが不適切であれば、盗作とみなされることもあるため注意が必要です。

他者が書いたものからのコピペはもちろんですが、語尾や語順を変えるなどの加工を施して自分が書いたように見せかけることも許されません。

まとめ

レポートの書き方のコツのほか、構成方法と引用・参考文献の扱いについても解説しました。レポートでは書くべき内容や構成については、指示や指定があった場合はそれにしたがいますが、ない場合でも自分なりのフォーマットを作っておけば役立ちます。

時間を掛けずにレポートを書くことができるようになれば、学業・業務を問わず重宝なスキルとなるでしょう。