「捗る」の意味とは?オタクが使うネット用語や類語・対義語も解説

「捗る」という言葉をSNSなどでよく見かける人も多いのでは?以前は文字を目にするより読みを耳にすることが多い言葉でしたが、インターネットで発言する人の増加にともなって、いわゆるオタク界隈などでひんぱんに「これは捗る」といった使い方がなされています。

この記事では、「捗る」の意味や類語・対義語のほか、捗るガジェットの見つけ方についても紹介しています。

「捗る」の意味とは?

「捗る」の意味は仕事や作業がスムーズに進むこと

「捗る」は「はかどる」と読み、仕事や作業などがスムーズに進むことです。「捗」という文字は手と左右の足跡をかたどってできたもので、前に進んでいくことを表しています。

熟語の「進捗(しんちょく)」もものごとが順調に進んでいくことを表しており、「捗る」と同じ意味合いを指している言葉です。

「捗る」の語源は「果(はか)が行く」

「捗る」の語源は「果(はか)が行く」で、平安時代にはすでに使われ始めていた言い回しです。「はか」は米などの予想収穫量、つまり「結果」を指していました。

ここから「はかる(計る・測る・図る)」が生じ、江戸時代には「捗る」という言い方が登場するようになったようです。また、「捗々しい(はかばかしい)」という言葉もあり、「捗る」と同じ意味で使われています。

オタクが好む?ネット用語になった「捗る」

「捗る」という漢字は使用範囲が狭いため、紙媒体であまり見かけることはありませんでした。ところがインターネットの書き込みなどにおいて、ひんぱんに登場するようになっているのです。

作業の効率がよくなることを紹介するようなスレッドのタイトルなどとして広まったため、若い人たちの間でよく使われるようになっています。

「捗る」の本来の用法は、「仕事が捗る」というように「何が」を表す語句を伴うものでした。ところがネットでは「けっこう捗る」というように「何が」を明記しない用法が広まっており、使う人が変わると用法も変わることが見て取れます。

「捗る」の類語

「進捗」「捗々しい」は「捗る」の同義語

先の「捗る」の意味とは?で紹介した「進捗」や「捗々しい」は、「捗る」と同じ文字が使われていることからもわかるように、「捗る」を言い替えた同義語です。

ただし「捗々しい」は肯定形で用いられることは少なく、否定語をともなった「捗々しくない」という用法がよくみられます。

「芳しい」は思わしいという意味

「芳しい」は「かんばしい」と読みます。「捗る」の類語として使うことができる言葉で、ものごとが思わしい状態にあることを指したものです。

「捗々しい」と同様に否定語をともなった形で用いられることが多く、「業績が芳しくない」というように、うまく進んでいないことを言い表す用法が主となっています。

わかりやすい類語は「効率がよい」

「捗る」を書き言葉として用いるときには、誰にでも理解しやすいようにひらがなで「はかどる」と書く方がよい場合もあります。

ビジネスの場で使うときにはネット用語とは区別して、何が捗るのかを明確に表します。同じ意味を表す言い換えとしては、「効率が良い」「順調に進む」という表現も使用可能です。

「捗る」の対義語

「滞る」とはものごとが前に進まないこと

「滞る」は「とどこおる」と読み、ものごとが停滞して前に進まないことを表した言葉です。熟語の「渋滞」「滞納」をイメージすると、意味がつかみやすくなります。

「滞る」と同じ意味合いの言葉に「淀む・澱む」がありますが、特に動作などが順調に進まないことを表すときに適しています。

「膠着」は動かなくなること

「膠着」は「こうちゃく」と読みます。「膠(にかわ)」とは動物の骨・皮・腸などを煮出して取り出したゼラチン質の物質で、接着剤などに用いられるものです。

「膠」は乾くと固まって貼りついてしまうため、ある状態に固定して動かなくなることを「膠着」といいます。わずかでも動いている「滞る」などより、捗らなさの度合が大きいときに用いるとよいでしょう。

捗るガジェットの見つけ方

捗るガジェット探しにはレビューが有効

ネットで捗るガジェットを探すときに活用したいのがレビューで、Amazon(アマゾン)などのショッピングサイトには、商品を買った人たちからたくさんのレビューが寄せられています。

★の数だけでなくレビューに書かれた内容を読んでみると、その商品が自分の目的に合ったものかどうかを判断する手助けになります。また、ガジェットや家電のマニアが記事を書いているブログなども参考になるでしょう。

まとめ

「捗る」の意味や類語・対義語のほか、捗るガジェットの見つけ方について紹介しました。熟語の「進捗」は仕事や勉強にもよく使う言葉ですので、あわせて覚えておくとよいでしょう。類語の言い換えは「順調に進んでいる」「効率が良い」とも表現できます。

「捗る」ためのガジェット選びに関しては、費用対効果を考えたうえで投資してみるのも一法でしょう。ただし、必要以上にガジェットにこだわったり頼り過ぎたりすると本末転倒になるのでご注意ください。