インターンシップのお礼状・メールの書き方とは?宛名や例文も

インターンシップに参加した場合、お礼状は必要でしょうか。また、手紙で書くべきかメールでもよいかについても気になります。この記事ではインターンシップのお礼状の手紙やメールでの書き方について、宛名など注意したい点や例文もふくめて紹介しています。

インターンシップのお礼状は必要?

お礼状は必要不可欠というものではない

インターンシップ(インターン)制度とは、いわゆる職業体験を指すものです。大学生が就職活動前にインターンシップへ参加することにより、ミスマッチを防いだり職業に対する理解やモチベーションを高めたりする効果があります。

しかし、インターンシップは企業の広報活動のひとつでもあるため、通常であればお礼状が必須というわけではありません。また、お礼状を書かなければ評価が下がるというものでもないようです。

紹介で参加した場合にはお礼状を書くべき

学校からの紹介でインターンシップに参加した場合、就職課や学生課からお礼状を送るように指導されることが一般的です。

また、自分からお願いしてインターンシップに参加した場合や、特にお世話になった方がある場合、お礼状を書かないことはマナー違反となります。

なお、公務員のインターンシップは数日程度の短期のものですが、大学からの推薦状が必要なことが多いため、やはりお礼状を書くことをおすすめします。

インターンシップのお礼状の書き方と例文

お礼状は手紙がおすすめ

お礼状はメールより直筆の手紙を送ったほうが、ていねいな印象を相手に与えます。しかし、社会人としての常識を踏まえたものでなければ逆効果になりかねません。

お礼状に限らず、手紙は基本的な形式を踏まえて書く必要があります。頭語と結語をそろえることや、季節に合った時候の挨拶や結びの言葉の選び方などは、社会人として必須の知識です。

いろいろと気を遣うものですが、マナーに叶った手紙が書けるようになっておけば後々役に立つでしょう。

お礼状は縦書きで

筆記用具は黒のボールペンか万年筆を使用し、封筒と便箋は無地の白が無難です。長形4号の封筒にB5サイズの便箋を三つ折りにして入れます。

横書きではなく縦書きにして、書き損じた場合は修正などせずに改めて書き直してください。なお、お礼状はインターンシップ終了後、できるだけ早く送るようにします。

お礼状の宛名はお世話になった担当者

インターンシップでは複数の方のお世話になるケースが多くみられますが、お礼状を複数の方に出すのはマナー違反です。そこで、インターンシップの選考に関わった部署と、実際に業務をさせていただいた部署の担当者もしくは代表者宛てに送ることをおすすめします。

他の方々については文中で名前を挙げてお礼の文言を記し、最後に「本来ならば直接お礼を申し述べるべきでありますが、○○様よりお伝えいただければ幸いです。」と付け加えます。

お礼状に書くべきことは「感謝の気持ち」

インターンシップのお礼状で本文に書くべきことは、お世話になったことへの感謝の気持ちです。企業はインターンシップを開催するため、多大な時間と労力を費やしています。また、インターンシップに参加することで、貴重な体験をすることができたはずです。

お礼状には感謝の気持ちと、印象に残ったことや糧となったことなどを具体的なエピソードとともに自分の言葉で記載すればよいのです。

また、インターンシップを通して学んだことや、今後への活用などについて伝えたり、入社を希望しているのであれば抱負なども書き加えたりするとなおよいでしょう。

お礼状の例文

拝啓

貴社におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは1ヵ月間にわたるインターンシップに参加させていただき、誠にありありがとうございました。
初めてのことばかりで緊張の連続でしたが、〇〇様をはじめ社員の皆様の温かいご指導を賜りましたことに、心より御礼申し上げます。
期間中、興味のあった○○職について実務経験をさせていただきましたが、もっと幅広い見識を身に付ける必要を痛感いたしました。今後の学生生活で取り組むべき課題を得られたことを、大変幸運に感じております。
活気のある貴社の風土に触れさせていただいたことで、貴社で働きたいという思いがさらに強くなりました。貴社の新卒採用選考にぜひともエントリーさせていただきたく存じますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
まずはご指導をいただいたお礼を申し上げたくお便りいたしました。お忙しい中、皆様にご指導いただきましたことを心より感謝しております。末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具

インターンシップのお礼メールの書き方と例文

遅い手紙より早いメールのほうがベター

お礼状は直筆の手紙がベストですが、普段書き慣れない手紙に悪戦苦闘したり出すのが遅くなったりするくらいなら、その日のうちにメールを送りましょう。

時間が経つほど記憶が薄れ、内容がおざなりなものになったり、ますます書くのが億劫になったりしてしまいます。

件名はわかりやすいものに

件名は「インターンシップ参加のお礼」の後に、大学名と氏名を続けたものにします。手紙とは違い、時候の挨拶は不要で本文も短めで構いません。

ただし、宛名と署名は忘れずに記載しましょう。会社名の法人格は省略せず、担当者名はフルネームで書くようにします。

お礼メールの例文

株式会社〇〇人事部
△△様

お世話になっております。〇〇大学の△△です。
このたびはインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。
1ヵ月間のインターンシップで、興味のあった〇〇職について実務の経験をさせていただきました。
社員の皆様の仕事に対する姿勢を拝見したことで、今後の学生生活で取り組むべき課題を得ることができ、大変感謝しております。
また、活気のある貴社の風土に触れさせていただいたことで、貴社で働きたいという思いがさらに強くなりました。貴社の新卒採用選考にぜひともエントリーさせていただきたく存じますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
ご多忙中の折、丁寧にご指導を賜りありがとうございました。
末筆ながら、貴社のますますのご発展と皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

まとめ

インターンシップのお礼状を送りたい場合に役立つ、手紙やメールでの書き方について紹介しました。手紙やメールはビジネスで必須のものであり、基本的な形式を踏まえたものであることが求められます。

加えてお礼状では、型通りではない感謝の気持ちを示すことも必要です。この機会に、お礼の手紙やメールの書き方をマスターしておかれることをおすすめします。