「ラズベリー」とはどんな色?「ラズベリーレッド」や似合う人も

「ラズベリー」とは、紫がかった濃い赤色です。同名の果物が由来になっています。ワンピースやニット、小物などでよく使われる色名ですが、商品によって色合いの差が大きいことが特徴です。ラズベリーがなぜ統一されていないのかを、色の詳細とあわせて解説しましょう。「ラズベリーレッド」などの派生色も紹介します。

「ラズベリー」とはどんな色?

「ラズベリー」は「紫がかった濃い赤」を意味する

色名の「ラズベリー(英語表記:Raspberry)」とは「紫がかった濃い赤」を意味します。「暗い紅色」と表現されることもあります。

詳細は後述しますが、物によって色合いが違う点が特徴です。赤みが強いものや、鮮やかなものでも「ラズベリー色」とされています。

「ラズベリー」のカラーコード・RGB

ラズベリーの代表的なカラーコードは「#92114a」です。RGBで表すと「R146、G17、B74」になります。他のカラーコード・RGBは「#841a75」「R132、G26、B74」などです。

カラーコードとRGBとは光で色を表す表現方法で、3色(レッド、グリーン、ブルー)で色を表しています。カラーコードは16進数で、RGBは10進数で表記します。

「ラズベリー」のCMYK

ラズベリーの代表的なCMYKは「C0、M90、Y20、K50」です。「C61、M100、Y27、K0」とされることもあります。

CMYKとはインクで色を表す表現方法です。シアン、マゼンタ、イエロー、キープレート(黒)の4つで記載されています。

「ラズベリー」の補色は「ジェードグリーン」

「ラズベリー」の補色は、やや青みのある緑色になります。名前がある色なら「ジェードグリーン」が近いでしょう。「ジェード」とは宝石の翡翠のことで、「ジェイド」と表記されることもあります。

「ラズベリー」の由来

「ラズベリー」の由来は植物の実「ラズベリー」

「ラズベリー」の由来は、同名の植物にできる実が熟した色です。フランス語を元にした「フランボワーズ」というカタカナ語も有名です。

ラズベリーはキイチゴの一種で、甘酸っぱい実が愛されています。育て方に難しい点が少ないことから、家庭菜園でも人気です。

「ラズベリー」は品種が多く色合いに差がある

植物のラズベリーの品種が多いことが、色のラズベリーにも影響を与えています。品種ごとに実の色が違うため「どの品種の実を見本にするか」で色合いに差が出てしまうのです。

他にも「イチゴやリンゴと比べるとあまり知られていない果物」ということも原因のひとつでしょう。「ラズベリーといえばこの色」という固定の色がないため、さまざまな「ラズベリー色の商品」が存在しています。

「ラズベリー」と似た色・派生色

「ラズベリーレッド」と「ラズベリーピンク」

ラズベリーから派生したのが「ラズベリーレッド」と「ラズベリーピンク」です。どちらもあまりメジャーな色ではないため、色の定義はあいまいです。

ラズベリーレッドは、ラズベリーよりも赤が強くて鮮やかな傾向があります。ラズベリーピンクはピンク色に近い赤紫です。どちらも衣類や小物、ヘアカラーなどファッション関係でよく使われています。特に「ラズベリーピンク」は、「ピンクは可愛くなりすぎる」という人でも挑戦しやすい色味でしょう。

「ストロベリー」はラズベリーより鮮やかで赤みが強い

「ストロベリー(英語表記:Strawberry)」は鮮やかな赤色です。イチゴの実が由来になった色ですが、実際のイチゴよりやや紫がかっています。

ラズベリーよりも鮮やかで、赤みが強い色です。

「クランベリー」はストロベリーをやや暗くした色

「クランベリー(英語表記:Cranberry)」は、同名の植物の実が由来になった色です。統一された定義はまだないのですが、「ストロベリー」より少し暗めの赤色として扱われています。

「マルベリー」はラズベリーより暗く青みが強い

「マルベリー(英語表記:mulberry)」は暗い赤紫色のことです。マルベリーは桑の実を意味します。ラズベリーと比べると、暗くて青みが強い赤紫色になっています。

「ラズベリー」の雑学

「ラズベリーワイン」は11月2日の誕生色

「ラズベリー」自体は誕生色になっていません。しかし、占いによっては「ラズベリーワイン」が11月2日の誕生色になっています。「ラズベリーワイン」は、ラズベリーよりやや明るい色です。

「ラズベリー」の花言葉は「愛情」「後悔」など

植物の「ラズベリー」は3月4日の誕生花です。良い意味・悪い意味の両方が花言葉にあります。

良い意味の花言葉は「愛情」「幸福な家庭」「謙遜」などです。良い香りでおいしいラズベリーの実から連想されたようです。

悪い意味の花言葉は「後悔」「嫉妬」になります。ラズベリーを食べようとして棘に刺された出来事から、花言葉が決めらたとされています。

「ラズベリー」が似合う人はサマータイプ

「ラズベリー」が似合う人は、パーソナルカラー診断が「サマータイプ」だとされています。サマータイプは優しい中間色が似合うタイプです。

パーソナルカラーとは、その人に似合う色のことです。髪や肌、瞳の色から診断し、季節の名前を使って表現します。パーソナルカラーを意識してコーディネートすることで、失敗を減らすことが期待できます。

まとめ

「ラズベリー」は由来になった植物の品種が多く、色合いに差がある色です。派生色の「ラズベリーレッド」や「ラズベリーピンク」は人気があるものの、定義はあいまいです。今後、統一された定義ができていくのか、経過を見守りたい色と言えるでしょう。