「成人の日」はいつ?意味・1月の由来と成年年齢18歳の影響とは

「成人の日」は古くは1月15日でしたが、現代では何月何日か知っていますか?「成人の日」の日程をはじめ、当初1月15日に設定された由来についても紹介しましょう。また2022年に成年年齢が18歳に引き下げられたことによる「成人の日」や「成人式」への影響についても解説します。

「成人の日」はいつ?

「成人の日」は1月の第2月曜日の祝日

「成人の日」は1月の第二月曜日に定められた国民の祝日です。1999年(平成11年)までは1月15日に固定されていましたが、「ハッピーマンデー制度」の導入により2000年(平成12年)より1月の第2月曜日とされました。

2022年の「成人の日」は1月10日、2023年は1月9日

「成人の日」はその年によって移動する祝日で、1月8日~14日の間になります。2022年は1月10日で、2023年は1月9日、2024年は1月8日が「成人の日」となります。

「成人の日」の意味と由来とは

「成人の日」は「自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」日

「成人の日」は大人になったことを自覚し、自らの力で生き抜こうとする青年を祝い、励ます日として制定されました。新たに成人した人が大人になったことを自覚する日であり、すでに成人した人々が若者を激励する日ともとることができるでしょう。

「成人の日」は小正月の「元服の儀」に由来

「成人の日」は制定された当初、1月15日だったことは先述しましたが、この1月15日という日付は小正月に行われていた「元服の儀」に由来します。

江戸時代以前は、男子の成人の儀式である「元服の儀」を旧暦の1月15日に行う習わしがありました。ただし、“成人”として祝う年齢も15歳前後と幼く、また旧暦であるため現代とは時期も多少異なります。なお、明治以降はこの「元服の儀」は男子の「徴兵検査」に代わり、戦後1948年に「成人の日」が制定されました。

英語では「coming-of-age day」と表現

「成人の日」は英語では「coming-of-age day」と表現されます。「coming-of-age day」とは「成人年齢を迎えたことを祝う催し」を指します。日本独自の「成人の日」「成人式」という意味では「Japanese coming-of-age day 」とする例や「the Seijinsiki」と固有名詞として使う例もあります。

「成人の日」は何歳が対象?

「成人式」でお祝いするのは20歳に達した“新成人”

「成人の日」はその年度(前年の4月2日からその年の4月1日)に20歳に達した青年男女を対象とされます。各地方自治体では、「成人の日」に合わせて「成人式」を執り行うのが通例ですが、地域によっては新成人が集まりやすい正月の時期に寄せたり、夏季に開催したりする例もあります。

2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げ

「成人の日」といえば20歳というイメージですが、この度民法が改正され、2022年4月1日より成年年齢が20歳から18歳へと引き下げられました。これにより、2022年4月1日に18歳、19歳の人は、その時点で新成人となります。

成年年齢が18歳となったことによる大きな変化は選挙権が与えられることや携帯電話、クレジットカードなどのあらゆる契約が保護者の同意なしに可能となる点でしょう。一方で飲酒や喫煙、競馬などは従来通り20歳過ぎてからとなっています。

「成人式」は従来通り20歳を迎えた人を対象に?

では「成人式」はどうなるのでしょうか。成年年齢に対応する形で「成人式」を執り行うとなると、2022年度には18〜20歳が対象となってしまいますが、実際にはこれまでの慣例通り、その年度に20歳となった人を対象とする自治体が多いようです。ただし「成人」という表現が混乱を招きやすいため、「二十歳の集い」など名称の検討が求められています。

「成人の日」には”何歳”という定義はない

「成人の日」への成年年齢引き下げによる影響について述べてきましたが、本来「成人の日」には”何歳”と定義があるわけではありません。法律では「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます」とあるように、20歳という年齢もあくまでも慣習によるところが大きいです。

「成人の日」の祝い方

寿司などの縁起の良い食べ物が選ばれる

「成人の日」の祝い方は様々で特別な行事食があるわけではありませんが、寿司などのいわゆる”お祝いメニュー”が一般的です。大人になったことから少し高級なレストランや料亭で、食事も大人びたものを選ぶことも多いです。

お酒でお祝いすることも多い

20歳からは飲酒が可能になることから、お酒で乾杯するのも良いでしょう。「成人の日」ならではのお祝いの仕方ともいうことができます。お酒で乾杯する、というのは親の夢としてもしばしば話題に上る祝い方です。

なお、「成人の日」に既に誕生日を迎えている場合は問題ありませんが、早生まれの人は誕生日を過ぎるまで飲酒はできないため注意してください。

まとめ

「成人の日」は1月の第2月曜日に制定された国民の祝日です。成年年齢が引き下げられた現在でも、「成人式」の対象としてはこれまで通り、その年度に20歳を迎える(迎えた)人という慣習が引き継がれるとみられています。

この「成人の日」は大人になったことを自覚する日であると同時に、自ら生き抜こうとする青年を励ます日です。実は”20歳”というのも慣習に過ぎず、法律上年齢に細かい定めはありません。過去に「成人式」に参加した人がまた気持ちを新たにする日として過ごすのもいいかもしれません。