「ローズ」とはどんな色?同じ花が由来の「オールドローズ」も紹介

「ローズ」とは、バラの花が由来の「鮮やかな赤色」です。派生色の種類が多いことが特徴で、有名なものに「オールドローズ」や「ローズレッド」、「ローズピンク」があります。派生色や似た色の違いとあわせて、「ローズ」がどんな色なのか紹介しましょう。

「ローズ」とはどんな色?

「ローズ」とは鮮やかな赤

色名の「ローズ(英語表記:rose)」は、鮮やかな赤色です。わずかに紫がかっていて、赤と赤紫の中間の色になります。

フランス語では「ピンク色の」という意味も持つため、フランス語に慣れている人とやりとりする際は注意しましょう。

「ローズ」の由来はバラの花

「ローズ」の由来は「赤いバラの花」です。バラを意味する英単語が色名になっています。バラは種類が多い植物で、赤以外にもさまざまな色のバラが存在しています。ただし、色名で単に「ローズ」と呼ぶ場合は、赤系統の色に限定されます。

バラは長い歴史の中で、多くの国で愛されてきた人気のある花です。国花に採用している国もあります。

「ローズ」のカラーコードは「#e83f5f」

「ローズ」の代表的なカラーコードは「#e83f5f」です。他にも「#dc3460」とすることもあります。

カラーコードは16進数で色を表すコードです。2桁ずつレッド、グリーン、ブルーの強さを表しています。Webサイトでよく用いられます。

「ローズ」の補色はミディアムアクアマリン

「ローズ」の補色は青緑色になります。名前のある色では「ミディアムアクアマリン」が該当します。ミディアムアクアマリンは、アクアマリン(強い青)と緑の中間色です。

「ローズ」の派生色

「オールドローズ」はくすんだ赤

「オールドローズ(英語表記:Old Rose)」はローズの派生色で「灰色がかってくすんだ、やわらかい赤」です。色名の「オールド」は「昔の」「古い」を意味し、灰色がかったくすんだ色に用いられます。言葉だけ聞くとネガティブな印象を持つ人もいるかもしれません。しかし、オールドローズは古い色合いを魅力として評価されています。特に19世紀には、オールドローズは流行色でした。

オールドローズは色名だけでなく、バラの系統名にも使われています。色名と違い、系統名のオールドローズにはさまざまな色のバラが含まれます。

「ローズレッド」はローズより紫みがある

「ローズレッド(英語表記:Rose Red)」は、鮮やかで紫みがある赤です。ローズの派生色で、違いは「青の強さ」です。ローズレッドの方が青が強いため、紫がかった赤色になっています。

ローズレッドはハーブの名前でもあります。バラを使ったハーブティーではローズヒップティーが有名ですが、ローズレッドもハーブティーに向くハーブです。

「ローズピンク」は淡く明るいピンク

「ローズピンク(英語表記:Rose Pink)」はローズよりも淡い、明るいピンクです。「薄い紫みの赤」とされることもあります。華やかなカラーのため人気があり、ファッション・メイク用品やランドセルに採用されています。

「ローズグレイ」は赤みのある灰色

「ローズグレイ(英語表記:Rose Grey)」は赤みがある灰色です。やや赤色(ローズ色)がある程度のことが多く、オールドローズよりも明確に灰色に近くなっています。「ローズアッシュ」と呼ばれることもあります。

「ローズ」に似た色

「薔薇色」はローズとほぼ同じ色

「薔薇色」はローズの日本語訳にも使われる色で、同じ色として扱われることもあります。使い分ける場合の差は統一されていませんが、ほぼ同色でわずかな違いしかない点は共通しています。

読み方は「ばらいろ」が一般的です。薔薇の伝統的な読み方を使った「しょうびいろ」「そうびいろ」も間違いではありません。

色彩ではなく、希望があることの比喩表現として使うこともあります。(「薔薇色の未来」など)

「紅色」はローズより鮮明な赤

「紅色」は紅花から作る鮮やかな赤色です。ローズよりも鮮明な色になっています。読み方は「べにいろ」や「くれないいろ」「こうしょく」です。

日本では古くから愛される色で、国旗の丸い部分も紅色と定められています。

「ローズ」の雑学

「ローズ」の派生色は誕生色になっている

「ローズ」は誕生色(バースデーカラー)に指定されていません。しかし、派生色は誕生色になっています。例えば、オールドローズは6月17日で、花言葉は「精神の安定」です。4月19日という説もあり、そちらの花言葉は「静けさ」になります。

他にも「ローズレッド」は2月10日の誕生色で、色言葉は「愛情」「知性」「感受性」です。こちらも別説があり、日付は12月12日、色言葉は「尊敬」です。

「ローズクォーツ」はローズ色ではない

パワーストーン「ローズクォーツ」には「ローズ」が含まれますが、ローズ色ではありません。ローズピンクよりもさらに淡いピンク色です。可愛らしい色合いであることと、安価で手に入ることから人気があります。

ローズクォーツよりも色が濃いものを「ディープローズクォーツ」と呼びます。こちらもローズ色ではなく、ローズピンク程度の色合いです。希少価値が高いため、高価なパワーストーンになっています。

まとめ

「ローズ」は由来になったバラの花と同じく、派生が多い人気カラーです。ただし、花と違い色は赤系統で統一されています。実際のバラの色と混同しないよう注意しましょう。