「バーミリオン」の意味とは?オレンジやスカーレットとの違いも

「バーミリオン(ヴァーミリオン)」とは黄色を帯びた赤色のことです。生命力のある色として人気ですが、「オレンジ」や「スカーレット」との違いが分からない人もいるでしょう。

この記事では「バーミリオン」の意味やカラーコードを紹介します。くわえて、「バーミリオン」の英語表現や和名「朱色」との関係も紹介します。

「バーミリオン」の意味とは?

「バーミリオン」の意味は「黄色を帯びた赤」

「バーミリオン」の意味は「黄色を帯びた赤色」です。一般的なオレンジよりも赤みが強く、鮮やかな色味をもちます。日本では鳥居や朱肉の色に「黄色みを帯びた赤」が使われ、このことから「高貴さ」や「生命力」をイメージさせる色です。

「ヴァーミリオン」と表すこともある

「バーミリオン」は「ヴァーミリオン」とも表します。どちらも間違いではないものの辞書では「バーミリオン」が主体となって解説されているため、「バーミリオン」が一般的な表現といえます。

「バーミリオン」のカラーコードは「#F26649」

「バーミリオン」のカラーコードは「#F26649」です。カラーコードは色を表すときに使う数値のことで、Web上ではシャープと6桁の16進数で表します。ちなみに、バーミリオンの類似色には「チャイニーズレッド(#ED6D46)」や「コーラル(#FF7F50)」があります。

「バーミリオン」の補色は「パステルブルー」

「バーミリオン」の補色には「パステルブルー」や「アクア」が当てはまります。どちらも「緑色を帯びた明るい青色」を指し、「バーミリオン」の赤を目立たせる色です。

「バーミリオン」に合う色は「紺」

「バーミリオン」に合う色は「紺」です。赤系のバーミリオンに青系の紺を合わせることで、メリハリがつき、バーミリオンの赤がより映えます。また、「白色」や「黒色」などの合わせやすいカラーもおすすめです。

「バーミリオン」の語源とは?

「バーミリオン」の語源は虫にある

「バーミリオン」の語源は虫にあります。「バーミリオン」は虫の死骸を潰し、そこから染料を作っていました。ラテン語では「小さな虫」を「Vermiculum(ヴェルミクルム)」と呼び、音が変化して「バーミリオン」になったのです。

「バーミリオン」は顔料として明治頃に伝わった

「バーミリオン」が日本に伝わったのは明治頃だと言われています。西洋顔料の1つとして輸入され、日本画にも多く使われました。

「バーミリオン」とオレンジ・スカーレットの違い

バーミリオンとオレンジの違いは「赤色の強さ」

「バーミリオン」と「オレンジ」の違いは赤色の強さです。「オレンジ」は赤色と黄色の真ん中に位置する色ですが、「バーミリオン」は赤色を強くもちます。2つを比較すると「バーミリオン」のほうが赤く、「オレンジ」のほうが淡い印象を与えます。

バーミリオンとスカーレットの違いは「濃さ」

「バーミリオン」と「スカーレット」の違いは色の濃さにあります。どちらも「黄色みを帯びた鮮やかな赤」ですが、スカーレットのほうが赤く濃い色をしています。

「バーミリオン」の花と色言葉は?

「バーミリオン」の花は「フシグロセンノウ」

「バーミリオン」の色をもつ花は「フシグロセンノウ」です。淡いオレンジから赤みの強いオレンジをしており、日本各地の山に自生します。そんな「フシグロセンノウ」は8月3日の誕生花に定められており、「転機」の花言葉をもちます。

「バーミリオン」の色言葉は「活発」

「バーミリオン」の色言葉は「活発」です。鮮やかな赤色をしていることから、「陽気」や「社交的」「冒険心」などのエネルギッシュな色言葉を複数もちます。

「バーミリオン」の日本語表現と英語表現

「バーミリオン」は日本語で「朱色」

「バーミリオン」の日本語表現は「朱色」です。英語表現の「バーミリオン」が使われるようになったのは明治頃だと言われていますが、伝統色である「朱色」は縄文時代から使われています。

実際に2色を比較すると「バーミリオン」のほうがやや黄色いものの、「バーミリオン=朱色」として扱われることが多くあります。

「バーミリオン」は英語で「Vermilion」

「バーミリオン」は英語で「Vermilion」です。また、「Vermilion red」や「Vermilion color」と呼ばれることもありますが、意味に違いはありません。

例文
  • Vermilion ribbon shines on the dark blue dress.

意味:紺のドレスにはバーミリオンのリボンが映える。

  • Vermilion flowers bloom in the summer.

意味:夏になるとバーミリオンの花が咲く。

まとめ

「バーミリオン」とは「黄色みを帯びた赤色」を意味します。オレンジよりも赤みが強く、日本では明治頃から使われていました。

しかし、和名の「朱色」は縄文時代より存在し、現代でも鳥居や朱肉の色として親しまれています。「オレンジ」や「スカーレット」と似ているものの、赤の濃度が異なるため見分けましょう。

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hana
大阪在住の新人ライターです。学生時代にビジネスマナーや医療事務・秘書などの検定を取得し、前職は医療秘書として医院勤めでした。料理とスポーツが得意なので、いつか記事にできたらなと思っています。よろしくお願いします。