【イギリスの情報まとめ】観光・留学に役立つ、歴史や王室の知識も

イギリスは日本から約12時間のフライトで行けるヨーロッパ北西部の島国です。他のヨーロッパ諸国とは一線を画した独特の文化や歴史的背景があります。

この記事では「イギリスの基本情報」の他に、歴史や王室、階級などのイギリスの社会事情を紹介。また旅行や留学に役立つビザ等の情報に、イギリスの食文化も取り上げます。

※この記事の担当:Light1(海外在住20年。イギリス在住経験あり。イギリスのビネガー味のフライドポテトが好き)

イギリスの基本情報(正式名称・国旗や人口など)

イギリスの基本情報

イギリスはどんな国なのかを詳しく知る前に、イギリスの基本情報を押さえておきましょう。イギリスの正式名称や首都、国旗などは次の通りです。

イギリスの基本情報
  • 国名:イギリス
  • 正式国名:グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国
  • 首都:ロンドン
  • 国旗:ユニオンジャック
  • 面積:約24万8,534㎡(日本の約2/3)
  • 人口:約6,680万人(2019年)
  • 首相:ジョンソン(2019年7月発足)
  • 政体:立憲君主制で、議院内閣制。元首は女王エリザベス二世陛下(1952年2月6日即位)。
  • 民族:主にイングランド人(約83%)。その他に、スコットランド人、ウェールズ人、アイルランド人、マン人と続く。旧植民地からの移民も多い。
  • 言語:英語
  • 宗教:英国国教会を中心としたキリスト教が約70%。その他にイスラム教など。
  • 通貨:ポンド

EU離脱が完了

イギリスは2020年1月末にEU離脱後、移行期間がありましたが、2021年1月1日午前0時に移行期間が終了しました。これにより、名実ともにイギリスはEUから離脱しました。

「イギリス」はどんな国?

イギリスの正式名称と国旗の成り立ち

イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズという国と、アイルランドのうち北アイルランドが併合してできた国です。そのためイギリスの正式名称は「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」と長い名称になっています。

世界的に人気のあるイギリスの国旗「ユニオンジャック」にもこの併合された国々が象徴されています。ユニオンジャックのどの線がどの国を表しているのか、ぜひ下記のページを参照して考えてみてください。

参照:「イギリスの正式名称」とは?英語表記と由来・イギリスと呼ぶ理由
参照:「イギリスの4つの国」とは?歴史と国旗・それぞれの特徴も紹介
参照:イギリス国旗の意味と歴史とは?名前の由来と似てる国旗も解説

イギリスが統一するまでの長い歴史

イギリスの4つの地域が併合されるまでに200年以上の時間がかかりました。その背景には国内の様々な革命だけでなく、イングランドとヨーロッパ諸国との対立の歴史がありました。

イギリスの歴史については、下記のページに詳しく解説してありますのでご参照ください。

参照:「イギリスの歴史」とは?統一の過程・イギリスでの歴史教育も解説

イギリスの王室と階級制度

イギリスではゴシップなどでイギリス王室の話題がよく上ります。王子の結婚や子供たち、2020年のハリー王子夫妻の王室離脱など話題に事欠きません。

そんなイギリスでは、現在でも王室を筆頭とした階級の風習が残っています。出身地や話したときの訛りによってどの階級出身かをある程度予想できるのです。

下記のページにはイギリス王室と階級制度についてまとめてありますので、ご参照ください。

参照:「イギリス王室」とは?主要人物と王位継承・王室御用達の意味
参照:イギリスの階級制度とは?特徴と違い・新しい7つの階級制度を解説

イギリス旅行・留学のお役立ち情報

イギリス英語の特徴を知ろう

イギリスに旅行や留学をすれば必ず耳にすることになるイギリス英語。私たちは学校でアメリカ英語を習ってきたので、発音やスペルなど様々な違いがあります。

参照:イギリス英語の特徴とは?アメリカ英語との違い・スラングも紹介

ビザの種類と入国審査

イギリスに観光目的で6ヶ月以内の滞在ならばビザは必要ありません。しかし留学やビジネス、または結婚を理由にイギリスに入国する場合には、それぞれの目的に合わせたビザが必要です。

ビザの取得方法は、渡航前に取得しなければならないビザと入国審査のときにもらえるビザもありわかりにくいこともあるでしょう。

下記のページを参照して、適切なビザとその取得方法、また入国審査についても参照してみてください。

参照:イギリスの入国審査は英語なしでOK!「eGate」の利用条件を解説
参照:イギリスのビザの種類とは?留学・結婚・就労別に特徴を紹介

SIMやコンセントの形状など生活に欠かせない情報

イギリスに滞在中はイギリスでつかえるSIMカードがなくてはスマホを電話として使うことができません。また電化製品はイギリスで使えるコンセントが必要となります。

下記のページでは、イギリスの滞在中に知っておくと便利なSIMカードのことやコンセント、通貨やイギリス時間についてもまとめてありますのでご参照ください。

参照:イギリスでスマホを使うには?SIMの種類・滞在期間別おすすめ
参照:「イギリスのコンセント」の形状は?変換プラグと注意点も紹介
参照:「イギリス通貨」とは?歴史や英語表現・ユーロ拒否の理由も解説
参照:イギリス時間とは?日本との時差とサマータイム・英語表現も解説

イギリスを楽しむ・味わう・お土産は?

イギリスの観光なら首都や世界遺産も◎

イギリスの観光スポットと言えば、首都ロンドンが思い出されますが、イギリスには他にもたくさんの観光スポットがあります。

ビートルズが生まれたリヴァプールや、城を中心に幻想的な光景が広がるエディンバラなど見どころ溢れる都市に、世界遺産の古城などもあります。

参照:イギリスの観光スポットをテーマ別に紹介!都市・田舎・世界遺産も

イギリス料理とインドカレー、デザートのお菓子も忘れずに

イギリスに行ったら味わってほしいのがイギリス料理。ボリュームたっぷりの朝食に、日曜日にはサンデーロースト、軽食にもなるフィッシュ・アンド・チップスなどイギリス料理の「美味しくない」という評判を吹き払ってくれるでしょう。

イギリス料理以外の料理を味わいたくなったら、インド料理がおすすめです。イギリスはインド料理店が多く、はずれがないと言われるほど味が洗練されています。

食後にはイギリスの伝統的なお菓子や、日本でなかなか食べられないイギリス独特のスイーツを試してみてはいかがですか。

参照:イギリス料理とは?有名料理から伝統料理まで・人気の料理人も紹介
参照:イギリスのカレーはなぜ美味しいの?歴史と日本のカレーとの関係
参照:イギリスの伝統的なお菓子とは?イギリスで食べたいスイーツも紹介

イギリスはお土産の宝庫

イギリスにはファッションや紅茶の有名なブランドも多く、またお菓子やコスメ、トートバッグなどの雑貨や日用品などお土産向きの品々がたくさんあります。

散策の途中に気になるお店があったら、是非立ち寄ってみてください。きっと気になる一品が見つかりますよ。

参照:「イギリスブランド」の魅力とは?ファッション・雑貨・紅茶も紹介
参照:イギリスのお土産の定番は?スーパーや空港で買えるおすすめも紹介

まとめ

イギリスの基本情報に加えて、イギリスの成り立ちや歴史、旅行や留学に役立ちそうな情報に、イギリスの食文化やお土産などテーマごとにまとめました。また、イギリスの歴史や階級などイギリス社会のことを知れば、一味違った旅行や留学になるでしょう。

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「難解なワードでもわかりやすく」をモットーに、常識ワードからビジネス用語、時には文化・アート系など、幅広く記事を書かせていただいています。ドイツ在住で2児の母。好きな食べ物はビターチョコレートとナッツ類。